2004年09月06日
中島らも追悼企画
私の愛した「らも作品」
■は、らもさんへのメッセージ
『ガダラの豚』
●最高でしょ! あのテンポというかノリは。一気に読めてしまう引き込みの強さといい、中島作品のナンバーワンはこれでしょ。■波乱万丈。あんたにこの言葉捧げるよ。(おなべ・男性・29歳・会社員)
●笑いながら読んでいたら、最後はぞぞ〜っときた。重たいハードカバーをかばんに入れて通学電車のなかで読みました。
■大学の学園祭に山内さん(?すみません。名前をよく覚えていません)と二人でいらしたときに生らもさんをみました。一応「講演会」となっていましたが、二人でゆる〜っと話して、なんとなく歌いはじめたり、間が空いてまた話しだしたり…と、お堅い(?)女子大では異色の講演会でした。だんだんずり落ちていくらもさんの前のマイクスタンドを、山内さんが何度となく直していたのが印象に残っています。らもさんが「めんどう見てもらっている」という感じでした。ほほえましかったです。(ナツ・女性・28歳・会社員)
●呪いで身体を蝕まれたり、切り刻まれたりのシーンが、子供の私にはショッキングだった。夜寝付けないほどだったのに、胡散臭くも魅力的な人物たちに引っ張られるように、夢中になって読んでいた。ダサくてダメオヤジだったはずの大生部の、後半の活躍っぷりに快哉をあげたことをおぼえている。
■初めて“中島らも”を認識したのは「ガダラの豚」だった。ドキドキしながら読んで、こんなブラックな愉しさがあるなんて!と感動した。その後たまたまTVで観たリリパットアーミーの公演では、変なおっさんだなぁと思ったけれど。どこかダメな人達がいとおしく見えるのは、あなたがそんな人たちに愛を注いで描いていたからなんだろうな、と思う。ご冥福をお祈りするとともに、もう法も関係ないから、好きなことばっかりしてくださいね、と言いたい。(ひびき・女性・27歳・会社員)
●新興宗教に友達をごそっと持っていかれて、人間不信なときに、読みました。ところどころにでる中島らもさんの信念みたいな台詞に、自分はまちがってないわ、って安心しました。お話の流れもすごくパワフルでおもしろい。絶対、名作です。
■人柄も印象的なエピソードも知りません。ただのファンだし、関西に行ったのは、高校の修学旅行だけです。だから、関西に甘えないで書いた大阪の話とか、好きです。お亡くなりになったニュース、かなりびっくりしました。階段は危ないのだと肝に命じておきます。怒らない人だと思っていたのに、枝雀師匠のことで、すごく怒ってたのが印象に残っています。もう、新しい本を読めなくなるのがさびしいです。だけど、なんどでも読める本をたくさん書いていただけたので、それを読みます。かねてつさんに影響を受けて、ハンドルネームをかねきゅーにしました。らもさんを知らなかったら、つけていないです。あと、こういうことを書くといやがらるかもしれませんが、らもさんの書いたものにかなり助けられました。どうもありがとうございます。(匿名希望・女性・39歳・会社員)
『中島らもの明るい悩み相談室』シリーズ
●人の真剣な悩みを、のらりくらりと明るく交す答えがとても好き。自分が悩んでいるとき、彼ならどうやって笑わせてくれるだろう? と考えるときもあった。
■「あー、おちてもたなぁ。」落下したと言う事を聞いたとき、そう言っているらもさんを想像した。「あー、ちょっとやすませてもらわぁ」亡くなった時、らもさんはそう言って旅立ったのではないかと思った。ゆっくり休んでください。(グンナイ・女性・29歳・専業主婦)
●新聞に悩み相談をしてくる人に本当に悩んでいる人はいない。そのコンセプトが大好きでした。もちろん一番好きなのは「からしレンコン事件」です。
■あちらの世界でも不良おっちゃんでいてください。(匿名希望・女性・26歳・主婦パート・アルバイト)
『今夜、すべてのバーで』
●ちょうど自分が酒浸り(というかアル中)だったときに初めてハードカバーで買いました。ちょっぴり笑えて悲しくて、でも空気が張り詰めて。この本のおかげで酒に溺れることなく泳ぎきれました
。■亡くなる寸前も飲んでらっしゃって、転んで頭打って・・・。やりたいこと・やめられないことをやめずにしたいだけする生き方がどれほど過酷で孤独であるかを見せつけられた気がします。あの世がもしあるのなら、向こうで大宴会。やってるんでしょうね。だからお疲れ様とか言いません。(ちょうや・男性・38歳・会社員)
●以前からエッセイのほとんどは読んでいましたが、自分もお酒の上の失敗が多く、アルコール中毒というテーマに興味を惹かれ読みました。たんたんと、でもリアルに嗜癖のかなしみがかかれていて、キャラクターもかわいらしく感じました。
■なんてあっけなく逝ってしまうのか、とても残念です。が、不謹慎な言い方ですが行動や思考から見ると長生きされた方なのかも……とも思います。こどもというのか世間的な大人にはなりたくない人なのかな、とか、偽悪的な人だなと思うことがありましたが、繊細な部分や気骨が感じられたから(もちろん、まず面白いからですが)たくさんの著書をずるずると読みつづけてきたように思います。(なしぞう・女性・31歳・会社員)
●はじめて読んだ中島らもさんの作品が「今夜、すべてのバーで」でした。まだ、未成年だった私は、こんな世界があるのか!!という驚きとらもさんの体験記という興味で読み進めたのを覚えています。そして、アルコールだけは気をつけようと心に決めたのはこの作品でした。
■鶴瓶さんや浜村淳さん達と一緒に出演されていた深夜番組を見たのが中島らもさんという人を知ったきっかけでした。らもさんをはじめ4人の掛け合いがすごく面白かったので、番組が終わってしまった時はすごくがっかりしました。彼のような独特の経歴と人生経験と才能をもった人を失った事をとても残念に思います。もっと彼の作品を読みたかったな。(菜穂子・女性・23歳・会社員)
『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』
●自殺した友人について書かれた「めったにはない、何十年に一回くらいしかないかもしれないが、『生きていてよかった』と思う夜がある。一度でもそういうことがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。」という部分が、心に染みて、気がつくと何度も読み返していました。
■エッセイの中で、「自分が死んだ時にまわりに悲しまれるのは嫌だから、葬式が悪口で盛り上がるような嫌な人間になりたい」と書いていたけれど、実際は反対で、亡くなった時も、みんなに愛されていたんだなぁと改めて痛感した。これからもおっちゃんは唯一無二の作家として愛され続けるんだろうなぁと思った。(つ豆・女性・17歳・高校生)
●タイトルにしびれた。
■らもさんほど、頭の中をのぞいてみたい人はいませんでした。(みか・女性・27歳・会社員)
●中島らもさんの本を読んだのはこれが最初だった。たまにテレビの中でぼそぼそと「おもろい」ことをしゃべってるおっさんが、泣きながら書いてる気がして、泣きながら読んだ。
■同じ尼崎出身で、いつか、出会える日が来るだろうと思っていたのに……「おまえは友達やない、ただの知り合いや」と言われたかった。(匿名希望・男性・41歳・自営業)
『人体模型の夜』
●一編一編、趣が違い、どれも面白い。
■どんな時でも、指導する立場は大変なもの。こちらの世界では、お疲れ様でした。そちらの世界では、神様か仏様に指導していただいて、楽をしてくださいね。(てんてん・女性・36歳・専業主婦)
●これは、リリパの舞台を先に見て興味を持って本を読みました。笑いや怖さがないまぜになって、背筋がスーッとしました。本の装丁(ハードカバー)もとても綺麗です。
■らもさん、私は怒ってますよ、そしてとても残念な気持ちです。まだまだらもさんの書く小説やエッセイを読みたかったのに。たまに出るトーク番組でのらもさんのけだるーい話しっぷりも(はなまるカフェ)ハラハラしながら楽しみに見ていたのに。以前リリパで演じていた役者としてのらもさんも大好きでした。どうぞあの世では楽しく、安らかな日々をすごされますように。(匿名希望・女性・32歳・フリーター)
『獏の食べのこし』
●約15年前の中島らもとの出会いの本です。恋愛についての記述の衝撃を受けました。数年後病気で長期入院した時に、気に入った箇所をコピーして枕の下に置いておいて、いつでも読めるようにしていた事を思い出します。
■いつか酒で逝ってしまうんだろうなって思っていたけど、まさかこんな形で姿を消してしまうとは…約15年間、毎回新刊は必ず予約して手に入れていた唯一の作家でした。もう新刊が読めないっていう事実がまだ受け入れられません。「異人伝」という自伝が遺作になるとは…自らの運命を知っていたかのようで…多分天国でも酒と本とギター三昧なんだろうな〜ホント今まで楽しませてくれてありがとうございました。(わんたろう・男性・40歳・会社員)
『白いメリーさん』
●らもさん独自のシュールな世界の短編集で面白い。一話一話に登場する個性的なキャラや不思議な世界にハマる。
■独自の感性や理論を持っている方で、中島らもさんのような方はもう現れないでしょう。ご冥福をお祈りいたします。(匿名希望・女性・28歳・大学生)
●怖くてどこかロマンティック。
■天国に行ってまで苦労しないでくださいね。(シゲコ・男性・21歳・大学生)
●笑えるんだけど、寂しくて切ない短編集。商店街の話が大好きです。
■まだまだ書きたいことばかりでしょう、好きなだけ書いてください。あの世で笑わしてもらいますから。(相川・男性・21歳・大学生)
『超老伝――カポエラをする人』
●これで本格的にハマった。その当時私の周りには中島らもファンはいなかったがこれをみんなに勧めてみんながハマった。嬉しかった。
■おっちゃんまだそんな事してんのかよーといつまでも言い続けたかった。いつ死んでもおかしくない人やとは思ってたけどこの人だけは何があっても蘇る人やと信じてた。寂しいなあ。(サバクリ・女性・18歳・無職)
●らもさんの本で初めて読んだ本。あまりの面白さにびっくりして、すぐ他の本を読み漁りました。おもしろく、一瞬も飽きさせず、軽いだけじゃなく、充実したのものを残すような(らもさんの本全般に言えますが)。
■学生時代、20代、随分と支えられました。小説も、エッセイも、その時々により、らもさんの文章が思い出されて、光を見出して来れたような気がします。同じ時代に生きて、リアルタイムで新刊が読めて、幸せでした。沢山の見ず知らずの人の心の大切なところをすくい取るような文章と、人柄と、もっともっとちょっとした文章からでも知っていきたかったです。ありがとうございました。(ちぃ・女性・30歳・専業主婦)
『しりとりえっせい』
●さまざまな事象について、ユニークな語り口で読ませてくれる作品。微妙な嘘と驚くような本当でちょっとしたトリビア本的な側面もあり面白い。
■惜しい!本当に惜しい!ただそれだけです。(こんぶ・女性・31歳・会社員)
●らもさんと云えば、ひさうちさん。ひさうちさんと云えば、らもさん。それがあたり前の関西人の頭の中。おもしろ過ぎるねんっっ!!
■十日間ほど意識不明のまま亡くなったと聞き、『夢で逢いましょう』のひさうちさんみたいにけったいな夢を見てたんやろか?と想った。そこからあの世までの道のりとか死んだときのこととか、彼岸のこととか『永遠も半ばを過ぎて』みたいに幽霊になって書いて呉れそうな気がしていや、ぜったい書くやろと想えてならぬ・・・らもさん、もっとっっ!!!(中秋・女性・40歳・職業ほか)
『アマニタ・パンセリナ』
●一番これが好きだと思う理由は、彼の文章のセンスが特に際立っていた、ということに尽きるでしょう。合法ドラッグという題材もおもしろいんだけど、それを扱うらもさんの自由な言語表現は、何もムリがなくて粋で、大好きで、何回も読みました。小説の場合もそうなんですが、ストーリーも文章も、ゆるさときつさが上手く混合されていて、本当にしゃれた文章を書く方だなあと思っていました。
■ずっとずっと書きつづけていて欲しかったです。ご冥福をお祈りいたします。(ローラ・女性・24歳・会社員)
●「私の知らない世界」を垣間見ました。
■「らもはだ」復帰を喜んだのもつかの間、いきなりの訃報に驚きました。でも、らもさんらしすぎる最期だったような気がします。今頃、向こう側でしてやったり、と笑っていらっしゃるような気もしています。もっと作品を読みたかったですが、今までありがとうございました、と言いたいです。(陸王・女性・36歳・非常勤講師)
『固いおとうふ』
●前向きに生きていこうと思っていても、どうしようもなくヘコんでしまう心の波がある。今ここにいる自分が、こうなるべくしてなった「必然の蓄積」の自分なんだと、今までを肯定できる力強い言葉に、後ろから背中を押してもらえたような気がした。
■ちょっとひねくれていて、いいかげんなようだけど、興味のある分野への探究心がすばらしくて、やっぱ賢い人だな〜と思えて、面白おかしく考えさせてくれる作家さん。読書の楽しさを教えてくれる作家さんの1人でした。後ろ向きになったら、再読して、忘れないようにします。(みゆぼん・女性・33歳・会社員)
●同じような話があらゆるエッセイ集にかぶっているらもさん。あ、このエピソードはあれにもあったな、とかニヤリとしながらかなりの数のエッセイを読みましたが、あえてこの一冊です。最後の章に86歳でのどの癌で死ぬ、とあります。今読むととてもせつないです。
■劇団のらもさんもラジオのらもさんもテレビのらもさんも知りません。小説家のらもさんだけです。らもさんの文章が大好きでした。たくさん読みました。(かめ・女性・31歳・専業主婦)
『お父さんのバックドロップ』
●最初に読んだ中島作品。現在、中三の妹にも薦めました。読後、「面白かったよ。でもこの人死んじゃったんだねえ…」と寂しそうにしてました。
■一昨年、講演を聞きに行っていたとき「禁酒せんとあかんのですわ…」と言いながら、お酒の瓶をグビグビやっていたのを思い出します。講演の内容を詳細には覚えていないのですが、そのたたずまいはとてもはっきり思い出せるので不思議です。(匿名希望・女性・24歳・公務員)
投稿者 davinci : 04:15


