『タンノイのエジンバラ』 文藝春秋 1333円
失業中で妙な解放感に浸っていた“俺”は、頼みこまれて隣に住む女の子を1日預かることになった。ずけずけとした物言いに可愛げがないなと思いながらも、一緒に食事や買い物をしたりしているうちに、“俺”とその子との間に不思議な連帯感が生まれてくる――『タンノイのエジンバラ』。表題作を含む4作は、いずれもふとしたきっかけで気づく家族(人間)関係のおもしろさを描いた好短編。カバー、本文イラストは、マンガ家の高野文子氏。
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