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2005年01月06日

『もうオタクと付き合うしかない?』特集番外編

編集I

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 オタク人口280万人突破! そんな衝撃的な数字が発表されたのは去年の秋のことだった。気がつけば、アキバ系オタク男子と一般女子の恋愛が描かれた『電車男』が40万部を突破し、あの恋愛小説の教祖・江國香織までもが『間宮兄弟』ではおたくっぽいもてない男の恋愛を描いている。オタク人口が増加しているだけではなく、どうやら、今まで恋愛から最も遠く離れた存在と蔑まれていたオタクたちが、続々と恋愛市場に新規参入してきているようだ。もしかして、もうオタクと付き合うしかない、のだろうか・・・・・・。
 というわけで、オタクたちの恋愛事情を探るべく、そしてイケメンオタクを探すべく、ライターのOさんと2人でオタクの聖地・秋葉原に聴きこみに行ってきました。オタクといえば、バンダナ、ケミカルウォッシュ、指先が穴の開いた皮手袋などのアイテムが思い浮かぶが、意外なことに、そんな定番のオタクファッションに身を包んだ人は、ほとんどいない。やはり、ファッション面でもオタクは変わってきているようだ。これなら、きっとイケメンオタクもいっぱい見つけられる!
ところが。声をかけても、かけても、オタクたちは、立ち止まるどころか、目も合わせてくれず足早に過ぎ去っていくばかり。イケメンの写真どころか恋愛アンケートさえ一人もとれないまま、アキバに足を踏み入れて3時間が経過してしまった。そんな中、ようやく立ち止まってくれた、全身ブラックの男性。「恋愛についてのアンケートに協力してください。それから、できれば写真を撮らせてください」藁をもすがる思いでお願いしたのだが・・・・・・。ブラックは「友達になってくれるなら、答えてもいいよ」「ケイタイ番号教えてくれるなら、写真も撮らせてあげるよ。ムヒヒヒヒヒヒ」。こ、この人、ちょっとヤバイかも! 思わず、私たちはその場から逃走した。何とか、ブラックの魔の手から逃れ、路地にへたり込んでいると、今度は向かいにいたオジサンにスカートの中のパンツを覗き込まれる始末。でも、もはやパンツを隠す気力さえない。
やはりオタクはオタク。この特集、間違いだった――。数時間前は意外におしゃれかもと思ったオタクたちも地味目であることは否めず、電気街の派手な看板を除けば、灰色の街・アキハバラで、いつの間にか降り始めた雨に打たれ、私たちは身も心も凍りついていた。一刻も早くこの街から逃げ出したい。でもイケメンオタクを見つけるまでは帰れない。路地にへたり込むこと、数十分。私たちは勇気を振り絞ってもう1度立ち上がった。そう、『電車男』の恋が成就したのも、勇気を振り絞ったから、だもの。果たして、オタクたちの恋愛事情は明らかになったのか、そしてアキハバラにイケメンはいたのか。その結果は本誌をご覧ください。
 さらに、アキハバラでも大人気、新世代オタクのカリスマ作家・滝本竜彦さんが衝撃の告白! など読みどころ満載です。


投稿者 davinci_yellow : 2005年01月06日 10:46