2004年08月06日
特集『みうらじゅんと「自分なくし」の旅に出よう』編集後記
なんかおもしろい、なんか楽しい「みうらじゅん」」

こんにちは。今月も編集後記をお届けさせていただきます。編集K・Hです。
ダ・ヴィンチ編集部は毎号同じ編集者が特集を作っているのか? それでは内容に偏りがあるのでは? とご心配の向きもあることでしょうが、ご安心召されますよう。内容によっては一人の編集者が作ることもありますが、通常は何人かで分担してひとつの特集を担当しております。毎号なにかしら特集の一部を担当しているので、たまたま連続となっている事情です。先月は怪談特集だったため、夜中の2時に自宅で編集後記を執筆しておりましたが、今月は帰省中のため、とある田舎町のまんが喫茶内インターネットブースより、お送りさせていただきます。今はどんな田舎にもまんが喫茶があるのですね。しかもけっこう小奇麗な。時刻は朝の5時なので、さすがに閑散としておりますが……。妹に「インターネットのところにはいつも、たむろしているから気をつけやーよ」と心配されたヤンキーのみなさんも見当たらないようです。月曜日の朝5時ですからね。
さて、今月はみうらじゅんさんの特集でした。みうらじゅんさんの魅力は、そのおもしろさが、言葉でうまく説明できないところにあると思うのですが、特集を作り終えた今も、やっぱり、その魅力をひとことでコレだ! と言葉にすることは難しいです。みうらさんって、なんかおもしろいんですよね。「みうらじゅん」はその魅力を語られるより、著作を1冊貸して、おもしろかった〜と共感されるタイプの愛され方を、しているのではないでしょうか。実際、私のみうらさん体験も、友人から借りた『見物記』が最初でした。それまでもなんとなく知っていましたが、強烈な印象が残ったのはそれが最初でした。特集も、読んでいただいて、おもしろ〜い、と共感してもらえたらいいな、と思います。
書き下ろし、インタビュー、著作解説など、みうらさんにはほぼ全ページにわたってご協力いただきました。おかげさまで「みうらじゅんの今」を可能な限り閉じ込めることができた特集になっていると思います。どんどん変化していく、つかみどころのない「みうらじゅん」の最新エッセンスは、やっぱり、“なんかおもしろい”です。作っていても、“なんか楽しかった”特集でした。その楽しさが、読んでいただいた方にも、伝わるといいなあ、と思っています。
投稿者 davinci : 2004年08月06日 03:14