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<title>4ch 玉袋筋太郎</title>
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<title>トラック野郎　男一匹筋太郎！ 　- 連載（8）-</title>
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<summary type="text/plain">♪嗚呼ァ〜嗚呼ァ〜一番星消えるたび〜俺の心が寒く〜なる〜♪
「こちらトラック野郎...</summary>
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<![CDATA[<p>♪嗚呼ァ〜嗚呼ァ〜一番星消えるたび〜俺の心が寒く〜なる〜♪<br />
「こちらトラック野郎、筋太郎！ワッパ稼業の旅から旅への渡り鳥〜」<br />
　♪おふくろさんよ〜おふくろさん〜 空を見上げりゃ　空にある〜♪<br />
俺のカーステから流れる森進一のベストカセット。昔から気になっていた謎の集会「じゃがいもの会」。森進一が興したこの集会が、今回の森進一＆昌子の離婚騒動で一体どうなっちまうんだ…。<br>嗚呼…おふくろさんよ〜<br><br>　しかし「〜会」って響き聞くと、ついついオウム真理教の前身の「オウム神仙の会」とか、日本最大のヤミ金グループだった「五菱会」とか、反社会的活動の悪い会を想像しがちな俺だから、森進一が主催する謎の集会「ジャガイモの会」ってのが前々から気になっていた。<br><br><b>　「じゃがいもの会」<br>1985（昭和60）年結成。妻である森昌子、歌手仲間の大川栄策ら仲間6人でスタート。で、気になる会のネーミングなんだが、江戸時代、人々を飢きんから救ったといわれるジャガイモからとったそうだ。きっかけは森が、アフリカの飢餓で苦しむ子供たちに、自らの貧しかった少年時代を重ね、飢えた子供を救うじゃがいもになったらいいと思ったとか。会は毎春チャリティーコンサートを開き、収益金は日本国連ＨＣＲ協会を通じ難民の教育支援に充てている。最初はそれだけの活動だったが、阪神淡路大震災の時には被災地にアンパンを送り「じゃがいもからアンパンが届いた」と被災者に喜ばれた。「じゃがいもの会」は実に社会的活動をしている立派なボランティアの会だった。</b><br><br><br>　しかし、森進一＆昌子夫妻が離婚した今後、「じゃがいもの会」はどうなってしまうのか、とにかく俺は心配だった！かといって俺に森進一とのコネクションはないから直接聞くわけにも行かないし……。<br>　そんな４月のある日、砧のスタジオのメイク室。俺の隣には森口博子（シンガー）女史が丹念なメイクをしていた。俺は森口女史とはすれ違って会釈するぐらいの間柄であったが、彼女が昔「じゃがいもの会」のコンサートに出演していたニュース映像を見た事があったので、思い切って話しかけてみた。<br>　「おネエさん、おはようございます！じゃがいもの会、大丈夫っすか？」<br>　「はぁ？……」<br>　たいして面識のない俺からの直接打撃質問に森口女史は「なんの事やら」って調子。ここで引き下がるわけには行かない。<br>　「ですから、おネエさんが出演したじゃがいもの会。主催者の森夫妻の離婚問題で、今後の存続はどうなるんですか？って事ですよ！」<br>　森口女史もすっかり「じゃがいもの会」の存在を忘れていたのか、俺の説明でようやくピンと来たらしく<br>　「あっ、そうそう、じゃがいもの会ね〜。わたしも、なにも聞いてないんでわからないんですよ。どうなっちゃうんだろう？」<br>　と、入念なメイクをしながら存続の危機を迎えている「じゃがいもの会」に思いを馳せたようだった。<br>　「じゃがいもの会で、溌剌とシンガーとして歌っていたネエさんなら、じゃがいもの会の今後について、なにか知ってるかと思ったんですよ。」<br>　すると彼女が<br>　「でも、今回の事と関係があるかどうかわからないんですけど、実は前に変なことがあったんですよ。」<br>と言い出した。<br>　今から３年以上前に、彼女が「じゃがいもの会」に初めて出演する前の出来事。彼女の夢の中に、見ず知らずの小さなおばあさんが出てきたそうだ。そのおばあさんに見覚えのない森口女史は<br>　「失礼ですが、どなたですか？」<br>と聞いた。すると、そのおばあさんは<br>　「こんばんわゎゎ〜森進一の母でございます。」<br>と、かすれた声で自己紹介をした。その声は確かに森進一と同じかすれ声だったので、彼女は目の前のおばあさんを森進一のおふくろさんだと信じた。<br>　とにかく夢の中でも芸能界の大先輩で、今後「じゃがいもの会」で世話になる人のおふくろさんである。失礼があってはいけないと<br>　「今度、森さんとは、じゃがいもの会というチャリティーコンサートで共演させてもらいます。」<br>と丁寧に挨拶した。すると森進一のおふくろさんが<br>　「すまないけど、うちの進一に会うならば、伝えて欲しい事があるんですぅぅぅぅ。」<br>と森口女史に言ってきた。その切実な願いを、必ず当人の森進一に伝えると約束した森口女史におふくろさんは<br>　「進一に今後なにがあっても、昌子さんと夫婦仲良くしてくださいとお伝えくださいぃぃぃ〜。」<br>と森夫妻とはまったく関係のない森口女史に頼み込んで霧の中に消えていったそうだ。「森のくまさん」って歌があるけど、これじゃ「森のおふくろさん」だ。<br><br>　♪〜ある日、夢の中おふくろさんに出会った〜♪<br>　♪花咲く夢の中〜おふくろさんに出会った〜♪<br>　♪おふくろさんのいう事にゃ、お嬢さん、伝えなさい〜♪<br>　♪すたこらさっさっさのさ〜すたこらさっさっさ〜のさ〜♪<br><br>　そして３ヶ月後、実際に森口博子女史は森進一と自身初出演となる「じゃがいもの会」で会うことになる。不思議な夢の事とはいえ、とにかく伝えなくてはと、森進一の楽屋に向かった。<br>　「本日はよろしくお願いします。」<br>と挨拶を終えた森口女史は先日の夢の一件を森進一に切り出した。<br>　「ちょっとお聞きしますが、森さんのお母さんは小さいお方でしたか？」<br>突然の質問に戸惑った森進一であったが、母を思い出し<br>　「こんばんゎゎゎ〜森進一ですぅぅぅぅぅ。確かに、私の母は身体は大きいほうではなかったですぅぅぅぅぅう。」<br>と答えた。体型は夢の中に出てきたおふくろさんと一致した。そこで森口女史は信じてもらえなくとも、夢でのおふくろさんとの約束を果たすべく、おふくろさんから預かったメッセージを伝えた。<br>　「森さんのお母さんが、とにかく昌子さんと夫婦仲良くしてください、と言ってました。」<br>　言われた森進一は<br>　「そうなんですか。」<br>とポカーんとしながらも、笑っていて、真面目に取り合う感じではなかったそうだ。<br>　そりゃそうだろう、自分のおふくろさんが自分の夢ならまだしも、他人の夢の中に勝手に出てきて、余計な心配してるんだから。<br>それから３年の月日が流れ、今回のこの騒動である。<br><br>　しかし、本当に不思議な森口女史の凄い予知夢。<br>　続けて森口女史は<br>　「でも、私って不思議とそういう力っていうか、当てちゃう事があるんですよ。前もマネージャーに交通事故気をつけたほうがいいよって言ったら、帰り事故にあいそうになったって事もあったし……。」<br>　俺は素敵なエピソードを披露してくれた森口女史に<br>　「貴女は細木和子より凄いかもしれない！　占い本は細木の独占市場。だったらネエさんはシンガーだから占いCD出したら爆発的に売れますよ。」<br>と言ったら、<br>　「確かに！その方が歌のCDより売れるかもしれない！って、出さないわよ！」<br>だと。ちょっと笑い話みたいになったが、この予知夢の話を聞いていたメイク室中の人間がさぶイボ立ててた。もちろん俺もさぶイボだらけだった。<br><br>　しかし、森進一さんのおふくろさんは、なぜ、森進一本人の夢に出ないで、森口の夢に出たのか？夢の入り口ならぬ森の入り口を間違えて森口に行ってしまったんだろうか？<br>森進一と森進一のおふくろさんと森昌子が森口博子の夢で複雑に絡み合った、これぞ上手すぎるが、「夢がMORI（森）MORI（森）」（俺は一度も見たことなかった）なエピソードだったぜぇ……<br />
<br><br><DIV ALIGN="center"><img alt="cimg0709.jpg" src="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/archives/images/cimg0709.jpg" width="320" height="240"/><br><br></DIV><br><br>ビュビュビュビューン（エキゾーストノート）！</p>]]>

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<title>トラック野郎　男一匹筋太郎！ 　- 連載（7）-</title>
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<modified>2005-03-25T02:13:03Z</modified>
<issued>2005-03-25T10:21:01Z</issued>
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<summary type="text/plain">♪嗚呼ァ〜嗚呼ァ〜一番星消えるたび〜俺の心が寒く〜なる〜♪
「こちらトラック野郎...</summary>
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<![CDATA[<p>♪嗚呼ァ〜嗚呼ァ〜一番星消えるたび〜俺の心が寒く〜なる〜♪<br />
「こちらトラック野郎、筋太郎！ワッパ稼業の旅から旅への渡り鳥〜」<br />
　サザエさんのワカメの声が変わり、ドラえもんの声優陣が一新される。親しんだアニメキャラクターの声が変わるってのは違和感があるけども、芸名が変わるってのも違和感があるんだぜ〜</p>

<p>　俺の芸名は玉袋筋太郎。<br />
　かれこれこの名前で２０年近くワッパ稼業をしている。<br />
　この芸名は師匠であるビートたけしに頂いたありがたい芸名だ。駆け出しの俺は芸名がついてない下っ端弟子を集めて行われた芸名命名会で「玉袋筋太郎って名前誰か欲しい奴いるか？」と師匠が言うや否や飛びついて「私が玉袋筋太郎でお願いいたします」と頂いたのだ。　　<br />
　まぁ他に余っていた芸名候補には、当時巨人で活躍していた外国人選手の「クロマティ」に対抗して「シロマティ」。名乗ったら絶対に石原軍団に消されてしまったであろう「渡哲也」に対抗した芸名「アリの門渡り哲也」という、ろくな芸名がなかったので、もう絶対に玉袋筋太郎が欲しかったんだけど。<br />
　芸も何もない芸人なりたての頃は正直「ネタで駄目でもこの芸名で笑いが取れるだろう」と安直な笑いの為に頂いた調子だった。<br />
　それに芸人続けてこの「玉袋筋太郎」という名前を玉袋だけに大きくしていき、世間に浸透させていけば、この名前がやれ下ネタっぽいなどと騒ぐ人も少なくなり、偏見もなくなり馴染んじゃうだろうと思っていた。が、ところがどっこい。やっぱり玉袋筋太郎って言う芸名は俺の芸能活動にとって色々と問題を巻き起こす重い十字架となる芸名だったんだな。<br />
<br><br />
<DIV ALIGN="center"><img alt="2005032502.jpg" src="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/archives/images/2005032502.jpg" width="240" height="280" /><br><br><b>玉袋（平常時）</b><br />
</DIV><br />
　何度もこのエピソードは披露しているが、過去にＮＨＫの番組に出演したときに、やっぱりこの芸名が引っかかり玉袋筋太郎の芸名が「知恵袋賢太郎」という、まったく俺の芸名のテーストがない芸名に改名されて出演した事があった。それ以来俺はＮＨＫの受信料の支払いを拒否していた時期がある。<br />
　受信料の徴収に来た係の人に「俺の芸名を変えたＮＨＫに、払う義務があるか！ちゃんと玉袋筋太郎っていう芸名があるんだから、玉袋筋太郎という芸名で出演させてくれなければ、俺は払わない！」と現在のＮＨＫ受信料不払い現象を予感させる、実に青臭い行動をとっていた（現在はたとえＮＨＫにどんな不祥事があってもハイビジョンが素晴らしいので払ってる）。<br />
　結婚するときだって女房の親に挨拶に行って「玉袋筋太郎です」といった時の、「なんでうちの娘が、よりによって玉袋筋太郎の嫁になるんだ…」と泣きだしそうな表情されて親には迷惑かけたし。息子には学校で父親について「お父さんは玉袋筋太郎です」なんていったらイジメに遭うのは目に見えているので、学校では「お父さんは海外出張中」って苦しいウソついてる状況だし。これから中学に入ったら益々、周りは敏感になるだろうから、下手なウソ続けなくちゃいけないし。とにかく玉袋筋太郎って芸名は大好きなんだけど、それだけに問題が多いのも事実なんだよな。　<br />
　漫才の舞台や雑誌連載、深夜番組なんかはこの芸名で通してもかまわないんだろうけど、流石にゴールデンタイムの番組だと無理があるんだろう。<br />
　だって、ある家族が団らんで晩飯食いながら娘（小学３年生）が突然「ママ、玉袋筋太郎のたまぶくろってなに？」って聞かれたら、ママはあたふた。隣のお父さんは「ウ〜ン」と唸って新聞を広げ押し黙ったまま。お爺ちゃんは晩酌中で真っ赤な顔して「それはな…」って玉袋筋太郎の意味を語ろうとし、お婆ちゃんに「お爺ちゃんは、もう酔っ払ってるから寝なさいよ」と突っ込みを入れられ「シュン」となる。<br />
　答えを聞けない子供は癇癪を起こして泣き叫び、それまで黙っていたお父さんは「よし、なら意味を教えようじゃないか、玉袋って言うのは、オチンチンの下についてる袋の事だ」とよせばいいのに真相を語り出す。それを聞いたママは「パパ！まだ小学生の娘に何てこと言ってるの！」と凄い剣幕で噛み付く。お父さんは「ママ、なに言ってるんだ、最近の小学校での性教育はもっと露骨に男性器や女性器やセックスの事まで教えてるそうじゃないか、それに比べたら、玉袋筋太郎って名前は芸人のシャレの名前なんだから…」「それとこれとは別よ！」とママ。「とにかく、こんな下品な芸名のタレントを出している、この番組が悪いのよ！」と言ってチャンネルを変えられる最悪の事態になってしまうだろう。そうなったらテレビ局は商売上がったりである。さらにチャンネルを変えてもその家族の騒動は収まらず「ママはたかが芸人のくだらない芸名ぐらいの事でヒステリックになってるんだ！」と切れ気味。<br />
　返すママは「ヒステリックになんかなってないわよ！あなたにヒステリックなんて言われる筋合いはないわ！この甲斐性なし！」と茶碗をパパに投げつける！その茶碗がそれて娘のオデコに当たり流血！益々泣き喚く娘。パニくるママ！<br />
　益々酷い事になり、それを見かねた酔った爺ちゃんが納屋へ行きマサカリを持ち出し「わしを恨むでないぞ！すべては玉袋筋太郎っていう芸名が悪いんじゃ」と次々と家族の頭をカチ割って一家惨殺！と、痛ましい事件になる可能性もないでもない。そんなことになったら俺の芸人生命も一巻の終わりだ。<br />
　そんなこと考えるとゴールデンタイム家族で見る時間帯のテレビ番組で「玉袋筋太郎」は良くないなぁって事は俺でもわかる。<br />
　前々から会社側の人間からも「ゴールデン出演の時は芸名を変えたら面白いんじゃないですか、考えていてくださいよ」っていう提案もあった。<br />
　玉袋筋太郎の玉を平仮名にして「たま」にしたら「さよなら人類」歌いだしそうだし。ローマ字でTAMAだったら前にいたインチキくさいアメリカで活躍していた女流コメディアンのTAMAYOみたいだし。筋太郎を平仮名にして「すじたろう」で行ってもよかったんだけど、なんか「ぜんじろう」の偽者みたいだし、　　<br />
　そんなこんなでこの懸案を放って置いたら、ある日貰った台本見たら出演者の欄に俺の玉袋筋太郎の文字はなく「玉ちゃん」と名前が書いてあった。<br />
<br><br />
<DIV ALIGN="center"><img alt="2005032501.jpg" src="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/archives/images/2005032501.jpg" width="293" height="240" /><br><br><b>ゴールデン玉ちゃん</b></DIV><br />
　帷子川のゴマひげアザラシのタマちゃんが居なくなった現在。こうして玉ちゃんはまた現れたのだ。世間的にはまったく騒動になってないが、俺にとっての玉ちゃん騒動が始まった。<br />
　番組共演者には本当に驚かれる。この前は浪速のトラッカー北野誠と共演したんだけど、本番前のスタジオ前のロビーで挨拶したら「なんでお前ここにおるの？」っていきなり言われた。「ゴールデンなので玉ちゃんなんですよ」と説明すると、「なんや、玉ちゃんって玉袋筋太郎のことやったんか！俺はてっきりKABA.ちゃんがいるから、KABA.ちゃん＆玉ちゃんっていう新しいオカマのコンビでも結成したんかと思ってたわ」と勝手にKABA.ちゃんとのユニットにされそうになる始末。<br />
　名付けの親の師匠と共演した時も「玉ちゃんってお前の事か！変な名前に変えてるなぁ」って呆れられたけど、元々玉袋筋太郎っていう芸名つけたのは師匠なのにぃ…<br />
　今後は玉袋筋太郎と玉ちゃんを使い分ける事になった。まぁ近所の飲み屋じゃ誰からも「玉ちゃん」と呼ばれているし、まぁいいか！<br />
　とにかく、「玉ちゃん」は俺も違和感があるし、見てる方も違和感があるかもしれないけど、ゴールデンに玉袋筋太郎の違和感よりはマシでしょ？それにゴールデン（金）で玉ちゃんだから、俺の芸名のテーマの「金玉」っていうテーストはかろうじて保持できてるからいいって事よ！<br />
　ゴールデンタイムに出演するときは「玉ちゃん」と名前をシフトチェンジして登場だ！でも、このコラムは玉袋筋太郎で突っ走らせてもらうぜ！ビュビュビュビュ〜ン（エキゾーストノート）！</p>]]>

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<title>トラック野郎　男一匹筋太郎！ 　- 連載（6）-</title>
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<modified>2005-02-18T02:50:40Z</modified>
<issued>2005-02-18T07:37:49Z</issued>
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<summary type="text/plain">♪嗚呼ァ〜嗚呼ァ〜一番星消えるたび〜俺の心が寒く〜なる〜♪
「こちらトラック野郎...</summary>
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<![CDATA[<p>♪嗚呼ァ〜嗚呼ァ〜一番星消えるたび〜俺の心が寒く〜なる〜♪<br />
「こちらトラック野郎、筋太郎！ワッパ稼業の旅から旅への渡り鳥〜」<br />
トラック野郎筋太郎、今年の正月ハワイに奇襲攻撃だ〜！</p>

<p>　正月に芸能人がハワイに行く姿をワイドショーでやってんの見る度に「寒い日本を離れて常夏の島ハワイなんかで過ごしやがって、いいご身分だよな〜ヒロミはょ〜」なんて最近じゃすっかり寒くなっている、ホットだった頃のヒロミをテレビで見てはコタツで一升瓶片手にコップ酒を煽っていた俺だが、まさか今年の正月に自分も家族でハワイへ奇襲攻撃を仕掛けるとは思わなかった。<br />
　しかしハワイは昔に比べ身近になり大層行きやすくなった外国になったもんだ。昔のハワイ旅行なんて一ドル３６０円だからねぇ。しかも今のように激安チケット売ってる旅行業者なんか無かったから、「アップダウンクイズ」で優勝するか、ジャイアント馬場の秘密特訓取材のプロレス記者ぐらいじゃないとなかなか行けないリゾート地だったな。<br />
それが今じゃ、こんな安月給の俺でも平気で家族で行ける様になったんだから嬉しくなっちまってさ。当日はいつもよりワッパ握るのに力入って常磐自動車道アクセル全開！自宅からたった１時間半でハワイに到着しちまったよ！<br />
　まぁ今回はハワイに到着って言ったって常磐ハワイアンセンター（福島県いわき市　現スパリゾートハワイアンズ）に行ってきたっていうベタな話なんだけどさ。<br />
　思い返してみると昔は常磐ハワイアンセンターなんて東京モンからすれば間抜けなレジャーランドの代表みたいな施設だったんだよな。東京モンは「福島にハワイってどういうことだ！」っていう、まぁ今で言うところの激安ブランドショップ「パリス吉祥寺・松戸店」みたいな「パリなのか？吉祥寺なのか？千葉なのか？一体どこなんだッ！この野郎〜ッ！」って事で馬鹿にしがちな施設だったんだよ。<br />
　俺の小学生時代、友達に「夏休みどこ行ってきた？」って聞いて「家族全員で常磐ハワイアンセンターに行ってきた」なんて言った日にゃ、そいつは「本当のハワイへ家族旅行出来ない奴が行くニセハワイ貧乏家族旅行だ！」って２学期からクラスの全員から「ニセハワイ」だとか「ニセハメハ大王」なんて徹底的に馬鹿にされちゃってさ、それが原因かわからないけど、そいつはそれから急に太りだして不登校になって静岡の健康学園に転校してしまったぐらいだもん。<br />
　でも、そいつを馬鹿にしてた俺たちの殆どが、実際のハワイも擬似ハワイのハワイアンセンターも行った事がなくて、夏休みの大半はズ〜ッと学校のプールで泳いで過ごし、魚肉ソーセージこそが本物のソーセージだと思っているようなどうしようもない貧乏連中だったんだけどね。<br />
　過去にそんな仲間を健康学園に入学させる羽目にまで追い込んだ俺が正月明けスケジュールが空いたので「今までハワイアンセンターに抱いていたイメージとはなんだったのか？」を確かめるべくハワイに上陸したんだよ。<br />
　今回、仲間の姫トラッカーから「どうせ家族旅行ならディズニーランドがいいんじゃないの！」なんていうこれまたご立派な「作り物施設」の薦めもあったけど、同じ作り物ならば絶対に無理がある「日本のハワイ」の作り物にドップリ浸かってみたかったんだな。それでも姫トラッカーは「ハワイアンセンターにはディズニーランドみたいな愛くるしいキャラクターもいないじゃん、子供は楽しめないよ」なんて抜かしていたが、ハワイアンセンターにだってディズニーランドに蔓延る沢山の愛くるしいキャラクターに負けないキャラクターがそこらじゅうにゴロゴロしている筈だと俺は踏んでいた。<br />
<br><br />
<DIV ALIGN="center"><img alt="otoko021801.jpg" src="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/archives/images/otoko021801.jpg" width="340" height="255" /><br />
<br>「この銅像ハナ肇にあらず！」<br />
</DIV><br />
<br><br />
<DIV ALIGN="center"><img alt="otoko021802.jpg" src="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/archives/images/otoko021802.jpg" width="340" height="255" /><br />
<br>「日本にハワイを作る為努力した人みたい」<br />
</DIV><br />
<br></p>

<p>　いざハワイアンセンターにチェックインしてビックリ！外の気温は２℃だけど、巨大なドームに入ったら３０℃の常夏の日本のハワイそのもので、冬物のコート着てきた俺は汗だく。<br />
　一歩施設に入ったら行動は総て海パン一丁の裸でいいこのハワイ。どこでも海パン一丁で移動できるんだよ。初めはちょっと恥ずかしいんだけど、なれてくりゃまったく関係ない！これだったら家出るときから海パン一丁で運転して来りゃよかったと後悔。　　<br />
　熱帯高気圧東京ドームの「ウォーターパーク」（水着着用ゾーン）には巨大帆船と巨大なプール。生ぬるく流れるポリネシアンビート、ウォータースライダーが５本あってキャッキャと滑って遊んだ。そして、日本初の屋内流れるプールに身を任せる。<br />
<br><br />
<DIV ALIGN="center"><img alt="otoko021803.jpg" src="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/archives/images/otoko021803.jpg" width="340" height="255" /><br />
<br>「好感度撮影でもこれだけボケる、高速スライダー」<br />
</DIV><br />
<br></p>

<p>側の子供連れの家族を見ながら<br />
「オムツ取れたばっかりのガキがこのプールで小便を垂れ流してるんだろうなぁ」<br />
なんて思いながらプカプカと浮いていると、現れたのが日焼けに金の装飾品つけたビキニタイプの海パンを履いた肉食系男。その脇には乳首イッパイイッパイのこれ以上隠せないぐらいギリギリのビキニでケツはもちろん食い込みすぎのTバックのコロンビア人女性を連れている。<br />
　ディズニーランドの「美女と野獣」なんかより、よっぽど「美女と野獣」である。因みにその二人は夕食のバイキングで二人だけ特別料理で伊勢海老の鬼殻焼きをバキバキやって「ガリ、ガリ、チュー、チュー」と喰っていた。それを見ていた家族連れの小さな女の子が「あたしも、あれ食べたい」と皿を持ってバイキングの大皿に向かったが、お母さんの「あれはあの人たちだけの食べ物なの！」と言われシュンとしていたっけか。<br />
　屋外にある「スパガーデンパレオ」（水着着用ゾーン）。気温２℃だから当然寒い。寒イボたたせながら、湯に浸かりいわきの山の景色を見ていると「本当にここはハワイなのか」と一瞬自分がどこにいるのかを忘れさせてくれる（ハワイじゃないんだって！）。<br />
「スプリングパーク」（水着着用ゾーン）は南欧風の温泉オアシス。ジャグジーやスチームサウナを満喫。でも南ヨーロピアンスタイルで楽しむってのが売りなんだけど、もうこうなってくると設定は完全にハワイじゃないんだよな！ここで売店のオバちゃんから面白い伝説を聞いた。<br />
　昔ここ「スプリングパーク」で「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」の収録があったとさ。ここの湯にマイクをおいた浮島を浮かべ、歌のイントロ流れたら、その浮島まで、熱湯の湯の中を走って辿り着き、熱湯と格闘しながら一曲歌う「熱湯イントロクイズ」というコーナーで、そのお湯が熱湯という設定にもかかわらず、自分たちが目立ちたいが為にお笑い三人組が、イントロが流れだしたら熱湯の設定の湯の中に「アチ〜ッ」なんていう芸人として当然のリアクションを怠り、ジャバジャバと入って行って何食わぬ顔で一曲歌い上げてしまい、コーナー設定が成立せずたけし軍団のダンカンに呼びつけられて「テメェらは、お笑いをわかってねぇんだよ！絶対売れないからな！」と滅茶苦茶にしかりつけられたそうだ。<br />
　その芸人としてあるまじきリアクションをした三人組のお笑いトリオとは、読者の想像だとダチョウ倶楽部だろうと思いがちだが（ダチョウ倶楽部は、リアクションだけでイントロが流れて五分以上そこで、アッチッチとリアクションをして大爆笑をとっていたらしい）ダンカンに叱られていたのは、SET隊（後に俳優として売れた岸谷五郎在籍）という笑えない三人組のお笑いトリオだったとさ。<br />
う〜ん「三匹のこぶた」よりも為になる物語！<br />
　「温泉大浴場パレス」（フリチンゾーン）のサウナに入ってびっくり！やっぱりハワイは違った！１００℃を超える灼熱のサウナの中でアロハシャツを着ている集団がいたのだ。でも、よく見るとアロハシャツじゃなくて刺青を入れている怖い集団だった。このアロハ肌の角刈りの男がサウナの一番高温になる最上段のコーナーで茹であがった熊みたいに真っ赤になってるんだよ。ディズニーランドの「カントリーベアジャンボリー」の熊たちも逃げ出すぐらいの迫力だった。そこにサウナのマナーを知らないでビチョビチョの身体のまんまサウナに入って来た若い兄ちゃんを「テメェ〜この野郎！サウナの入り方も知らないのか！」って怒鳴りつけていたんだけど、<br />
「あんただって刺青でサウナってのも、入り方知らないじゃないか！」と突っ込みを入れることができず心の中で大声で叫んでいた。<br />
しかし、その姿、牢名主ならぬサウナ主！日本のハワイならではの素晴らしい光景に金玉が縮み上がった。<br />
　洗い場でもすごいキャラクターを発見！ディズニーランドのシンボルキャラクターお耳が大きなミッキーマウスはここにはいないが、金玉が異常に膨らんでしまっている脱腸のオヤジがいたんだよ！金玉がミッキーマウスの耳よりデカかった！この遭遇はディズニーランド内でミッキーに遭遇する感動よりも感動的だ。<br />
　気ぐるみのキャラクターに思いを馳せることより、金玉肥大の金玉ミッキーおじさんのこれまでの人生に思いを馳せることと、どちらがファンタジーがあるだろうか？無論後者であることは間違いない。<br />
夜のアトラクションもよかったなぁ。昔はテレビの万国びっくりショーなんかでお目にかかったが、最近じゃテレビじゃすっかりご無沙汰のファイアーダンス（日本人、たぶん地元福島出身・元暴走族！）。火のついたバトンを振り回し、股間に挟んだりと強烈なパフォーマンス！エレクトリカルパレードよりも過激で最高だった！<br />
　俺は昔から「ディズニーランドよりも健康ランドに真実はある！」で生きてきたんだけど、それが今回のハワイアンセンターで間違ってなかったってことが確認できて嬉しかった。<br />
<br><br />
<DIV ALIGN="center"><img alt="otoko021804.jpg" src="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/archives/images/otoko021804.jpg" width="340" height="255" /><br />
<br>「部屋着は南国のリゾートホテルの従業員のユニフォームみたい」<br />
</DIV><br />
<br><br />
朝から晩までタップリの日本のハワイを堪能し、最後の〆は「江戸情話　与一」という江戸情緒たっぷりの世界一の巨大露天風呂である。ハワイアンズと名乗っているにもかかわらず、江戸情緒たっぷりの巨大露天風呂をつくるのかねぇ？でも、なんでも江戸情緒だとか露天風呂作れば日本人は喜んじゃうからなぁ。<br />
　辺り見渡しても海なんか無い山中のしなびた温泉の晩飯になぜか、刺身の船盛りとズワイガニが出てきても、海の幸なんて獲れない山の中でも船盛りの存在にに負けちゃって感動しちゃう日本人気質を手玉に取ったアトラクションなんだな、これが。<br />
　そんな、もはやここがどこの国のどこなのかまったくわからなくなった日本のハワイの世界一巨大な江戸情緒露天風呂に月を見ながらゆったりと浸かる。　<br />
お湯を手に取り顔を流す「いや〜極楽極楽！」プールや温泉ですっかりふやけた自分の手を見てみると、俺の手は朝から晩までプールや風呂で遊んでたから、ここに来るまでは伸びきった爪の間にミッチリと詰まっていた爪垢が綺麗さっぱりになっていて、伸びた先の爪なんて、普段じゃ炒めたジャコみたいに黒ずんでるんだけど、今は釜で茹で上げたばかりのシラスのように白くなって柔らかくなっていた。<br />
そんな苦労も知らぬ指先を繁々と見てたら、ふと、ここ福島県いわき市が過去に石炭産業が盛んだった頃、日本一と言われていた常磐炭田で働いていた人たちに思いを馳せてしまった。<br />
炭鉱（ヤマ）で働いていた炭鉱夫たちが、もし今、この施設でのんびり朝から過ごし、この湯船に浸かり節くれて爪の中も真っ黒だらけの自分の手が気がつかない間にすっかり綺麗になっていた手を見たら、なんて思っただろうか。<br />
「♪月が〜出た〜出〜た〜月が〜出た〜ヨイヨイ〜ッと♪<br />
　♪いわき炭鉱の上に〜出た〜♪<br />
　　♪あんまり〜煙突〜が高いの〜で〜♪<br />
　　♪さ〜ぞや〜お月さん〜けーむた〜かろサノヨイヨイ♪」<br />
オッといけねぇ、すっかりのぼせちまった。</p>

<p>　とにかく、ハワイよりも楽しいハワイがここにはあった。常磐ハワイアンセンターはスパリゾートハワイアンズとして本家のハワイを超えていたのだ！<br />
しかも近くには小名浜港っていう漁港もあって、ここの大衆食堂の刺身丼のうまいこと！「リメンバーパールハーバー」ならぬ「リメンバー小名浜ハーバー」なんだよ！<br />
芸能人はわざわざ遠いハワイなんか行かないでここで十分！<br />
余談だけど、小学生時代に俺たちに突っ込まれて健康学園に転校したＡ君は、今なんと偶然にもいわき市のＴという工場に就職していて働いている。久しぶりに彼に電話を入れてみた。<br />
「久しぶりだな！俺この前、常磐ハワイアンセンター行ってきたぞ、<br />
お前、今、あの近所で働いて住んでるんだろ？」<br />
「ああ、あの近所に住んでるけど、<br />
あそこには小学生の時以来、行ってないよ」<br />
「だったら、今度また俺がそっち行った時、一緒に行こうぜ」<br />
「でも、あそこは常磐ハワイアンセンターだろ！」<br />
「うん、今はスパリゾートハワイアンだよ」<br />
「俺ガキの頃、嫌というほど行ったからいいよ」<br />
「そんな事いわないで、なッ、滅茶苦茶面白いぜ！」<br />
「…………<br />
わかったよ、なら近くに来ることあったらまた電話くれ」<br />
「わかった、絶対に電話するよ、じゃあな、アロハ〜」<br />
「ガチャン！」<br />
　<br />
　よ〜し、次は常磐ハワイアンセンターのA君とそして当時、彼を突っ込み倒した同級生と皆で常磐ハワイアンセンターで同窓会だ！<br />
Ａ君にはその時、過去の俺たちの突込みを温泉だけにお湯に流してもらおう。<br />
ビュビュビュビューン（エキゾーストノート）</p>

<p><br />
</p>]]>

</content>
</entry>
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<title>トラック野郎　男一匹筋太郎！ 　- 連載（5）-</title>
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<modified>2005-01-13T10:32:55Z</modified>
<issued>2005-01-14T09:25:03Z</issued>
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<summary type="text/plain">　　♪嗚呼ァ〜嗚呼ァ〜一番星消えるたび〜俺の心が寒く〜なる〜♪
「こちらトラック...</summary>
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<![CDATA[<p>　　♪嗚呼ァ〜嗚呼ァ〜一番星消えるたび〜俺の心が寒く〜なる〜♪<br />
「こちらトラック野郎、筋太郎！ワッパ稼業の旅から旅への渡り鳥〜」<br />
　トラック野郎の俺が旅先で捨てるものは、昔泣かしちまった女の思い出か？</p>

<p>　ワッパ稼業やっていて旅先で捨てるモンって言ったら、処分に困った自宅のソファーや冷蔵庫なんかを県道脇の森に不法投棄するのが定石（真似すんな）だが、旅先って男にとってつらい思い出も捨てるもんなんだよ。<br />
　地方で懇ろになったスナックの女の名刺なんてのも家に持ち帰ったら女房（春川ますみ似）にドヤされちゃうから泣く泣く捨てるモンだが、最近、俺が旅先で捨てる時に本当に男として生まれて、こんなにつらい思いをして捨てるモンがあるんだろうかっていうモノがあったんだな！<br />
　旅先で面倒な仕事の帰りの身支度で、毎度これ以上ないってぐらいの作業着とか洗濯モンやらを丸めてバッグにギューギュー詰めにするのが本当に面倒で旅に出るたび嫌で嫌でしょうがなかった。トラックだけじゃなくバッグまで過積載になっちまう！<br />
　とにかく身軽に帰れる為には荷物の軽量化が一番星な筋太郎。で、何が一番旅先で捨てて帰りやすいか考えて、履き古して草臥れたパンツなら旅先で捨ててもかまわないって思い結局パンツにしたんだよ。<br />
　「旅の恥　女とパンツ　履き捨てる」<br />
　で、去年から旅に出る時にゃ古い順からのパンツを持っていくことにしたんだけど、旅先の大阪のホテルでいざ帰りの身支度してパンツを捨てる時になったら無性に悪い気がしてきちまってさ。ホテルに持ち込みのゴミを捨てる後ろめたさじゃなくて、長年履いてきたパンツを地方で捨てることに後ろめたさを感じたんだよ。<br />
　いま俺がホテルのゴミ箱に捨てんとしているパンツは、俺の発酵してウンコが詰まる腸から出てきた生物兵器にも匹敵する臭いオナラやら、俺がビタミン剤飲んでから出した濃いションベンの雫とか、ゆる〜いウンコやら、そのティッシュの拭きかすやら、共演した巨乳ギャルの痴態を想像して本番中にこぼれ出たカウパー氏線液から、チンポから出た膿やら、アサヒ芸能の袋とじをオカズにして出された情けないスペルマなんかを散々俺にくっ付けられて、フェチ物AV女優を越える散々な思いをしただろうに、何一つ文句言わず文字通り俺の尻にひかれ履かれてくれたんだよ。それ思うと悪くてさぁ。<br />
　これが現在を時めく美男子の坂口憲二やタッキーみたいな男に履かれてりゃ、例えそんな目に遭わされたとしても、百歩譲ってこのパンツだって旅先で捨てられる自分の運命を許してくれるだろう。しかし、散々ひどい目に遭わせて来た自分を、今、捨てんとする相手はよりによって玉袋筋太郎なんである。<br />
　ユニクロでたった一枚五百円で買ったパンツなんだけど、嗚呼！なんとこのパンツの運のなさよ…<br />
こんな布キレ一枚捨てるのにもなんとも悪い気がして、別れの酒をパンツ相手に呑んで、最後は本当に詫びながらホテルのゴミ箱に廃棄した。<br />
　こいつだって、俺に脱がれて放り込まれる先は洗濯機の中に決まっていたと思う。自分にベッタリつけられた男の垢を綺麗すっきり洗濯機で綺麗にしてもらうのを至上の喜びに思っていたに違いない。<br />
　話しはそれるが、俺は昔ダクト掃除のバイトした事あったんだけど、これがラーメン屋のダクト掃除になるともう身体中がラードやら何やらでベトベトになって、映画「バタリアン」のタールマンのように全身ドロドロになってひどい目にあった。でも、そのバイトをやっていて最高の喜びは仕事が終わってからの銭湯。雇い主もこのタールマン状態の苦しさを知ってるらしく、現場近くの一番近所の銭湯の場所を教えてくれて、銭湯に直行してそのドロドロのダクトの油を綺麗サッパリ流して出てくるまでが時給に含まれていた。ちなみに入り口で薬局なんかじゃ見たこともない粉石けんまで渡されてさ、それで身体を洗うと不思議や不思議ドロドロが綺麗に落ちたんだよ。よっぽど強烈な工業用の洗剤だったんだろうな。次の日の身体は粉吹き芋みたいにバサバサになった。　　　<br />
　風呂まで世話してくれるなんて良心的なバイト先に思えるが、あんなドロドロ状態で現場でバラして（解散）、帰りの電車にそのまま乗り込んで他人にドロドロを付けてしまって後から問題になるよりは、銭湯代まで時給に含めた方が安上がりなんだろうけど。それでも俺は今日の汚れはその日のうちにって気持ちで、過酷なラーメン屋のダクトから銭湯に行って綺麗になったら、また次の日の現場に行く気が沸いたのだ（次の日はもっとドロドロになった下町の螺子切り工場）<br />
　とにかくパンツが考えるに「たとえ今日、玉袋筋太郎に汚されても、洗濯機で身を綺麗にすれば、また新しい一日が始まる。」って思って健気に俺に履かれていたんだよ。不潔で嫌な客に指名されたソープ嬢だって、嫌々ながら悦びの演技をし、そう思って、自宅の風呂で身体の隅々まで洗ってまた次の日の客を迎えるのと一緒だ。<br />
　1度、罪悪感一杯で捨てたパンツであるが、馴れてくるとどこでも捨てるようになった。<br />
韓国で捨てた時には、別れ際「いくら隣の国といえど、俺がこうしてお前を韓国の地に捨てることで、反日感情を逆撫でするかもしれない。でも、明日から俺の尻から出てくる韓国料理のコチュジャンでお前をヒリヒリさせるわけには行かないんだ」と言い訳がましい男に言いくるめられ異国の地で捨てた。<br />
　ラスベガスで捨てたときには「俺はカジノで大負けだった。長い付き合いだが、ケツの毛まで抜かれたケツの穴をお前に見せることだけは俺のプライドが許さないんだ。だから、お前とはこのべガスでお別れだ。」と<br />
　そして、すっかりどこでもパンツが捨てられるようになって、どこからでも身軽に旅から帰れるようになった。<br />
　先日、大阪で初めてパンツを捨てたホテルに泊まった。チェックインしてこの高級ホテルのでっかいベッドにドーンと飛び乗ってバターンと足を伸ばして大の字になる。<br />
　シーツの上には気持ちいいフカフカのバスローブが置いてある。「こいつを風呂から出てビシャビシャのまんまで着倒してやるぞ」なんてほくそ笑んでいると、その隣に小さく綺麗にたたまれている普段このホテルには置いていないアメニティがあるではないか！手にとって広げてみてビックリ！三ヶ月前にこのホテルのゴミ箱に捨てた俺のパンツだったのだ。それが綺麗に洗濯されて、しかもダブついたゴムの周りについた毛玉まで綺麗に取られて置いてあったのだ！</p>

<p><DIV ALIGN="center"><img alt="0501pants.jpg" src="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/archives/images/0501pants.jpg" width="340" height="255" /></DIV></p>

<p>　これぞ奇跡の再会であるが、まさかこんな所で捨てた俺を待っていたなんて。<br />
多分、俺に捨てられたゴミ箱のパンツを見たベッドメイキングの女性が「あたいも捨てられて来た人生、あんたもあたいと一緒やね」とゴミ箱からピックアップして、自宅に持ち帰って洗濯をして。「あんた、綺麗になって、あんたを捨てた男を見返しておやり」と俺が宿泊する日を待って部屋にパンツを置いたんだろう。<br />
俺はパンツを不幸にしてしまったが、綺麗になったパンツはそのまま持ち帰りいまや、履くに履けなくて伝説のパンツとして箪笥の殿堂入りだ。<br />
　新年一発目からなんてくだらないネタなんだと笑う御仁もいると思うが、実際に旅先でパンツを捨ててみればいい。その別れのなんとつらい事かがわかる筈だ！<br />
　そしてご婦人方よ！どこかのゴミ箱でパンツを見かけたら、それを捨てた人間に悪い奴はいねぇよ。見つけた時にゃ「あんたも捨てられたのかい」って拾ってやって、あんたのその手でピカピカにしてやってくれ！<br />
う〜ん、ネタはパンツだけに「はかない物語」だったかなぁ…グラッチェ！<br />
ビュビュビューン（エキゾーストノート）<br />
</p>]]>

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<title>トラック野郎　男一匹筋太郎！ 　- 連載（4）-</title>
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<modified>2004-12-02T13:08:36Z</modified>
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<summary type="text/plain">　♪嗚呼ァ〜嗚呼ァ〜一番星消えるたび〜俺の心が寒く〜なる〜♪
「こちらトラック野...</summary>
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<![CDATA[<p>　♪嗚呼ァ〜嗚呼ァ〜一番星消えるたび〜俺の心が寒く〜なる〜♪<br />
「こちらトラック野郎、筋太郎！ワッパ稼業の旅から旅への渡り鳥〜」<br />
トラック野郎の中には長距離を寝ないで走らなくちゃいけないから、昔から眠気覚ましで覚醒剤を打って寝ないで無茶な運転してる連中がいるらしいんだよな。いくらなんでもクスリ打ちっぱなしでアクセル踏みっぱなしってのは問題だな。俺の先輩の田代さんも「ランナウェ〜」が口癖だったけど捕まっちまったしね。今回はちょっとしたドラッグ騒動についてだ！<br />
　この前、トラック仲間の江頭２：５０に奴の部屋で２人っきり話がしたいって突然自宅に呼び出されてさ。借金の相談かなぁなんて思って、奴の家に行ったんだよ。<br />
　そしたらエガちゃんが神妙な顔で俺を睨みつけ「玉しゃん！俺は玉しゃんのことが大好きだ！」だって。俺はてっきりホモを強要されるのかと思って一瞬覚悟したんだよね。エガちゃんは続けて「玉しゃんが芸人としてなにをやっても、俺が全部人生捨ててでもフォローする。だから俺だけには嘘だけは言わないでください…。玉しゃんは覚醒剤やってるでしょ？これは俺だけに言ってくれればいいから、誰にも言わない！もし玉しゃんが覚醒剤で捕まって、その後の人生、オレ芸人辞めてでもフォローする。だから、本当におれだけに玉しゃんが覚醒剤やってる事を打ち明けてくだしゃい！」って最後は感極まって号泣しだしたんだよ！<br />
　この男の芸風の方がよっぽどドラッグやってる人に近いだろうに、人呼びつけておいてなんて事言い出してるだろうか！<br />
　話を聞くとエガちゃんの知り合いが警察にいて（このエガちゃんの知りあいの警察ってのもどんな警察だよ！）「玉袋筋太郎のあの激ヤセぶりはおかしいって事でもうすでに俺に麻薬Gメンの内偵が入っていて逮捕は時間の問題だって言ってたんでしゅよ！」だって。こりゃオレ内偵されてるのかよ！前にどこまで免許写真で変装できるか挑み警察に怒られた「変装免許事件」で内偵された事があったんだけど、事情聴取受けている時、俺の内偵資料チョコッと盗み見したんだけど（事情聴取で盗み見とは俺もひどいもんだ）、凄い細かく調べていてね。当時俺が乗っていた車の車種やエアスポイラーまでもが事細かく内偵されていたからね。もしかしたら電話の内容も聞かれていたかもしれないと思うとゾッとするよ。とにかく内偵っていうのもされるとあんまり気分いいもんじゃないよ。<br />
　もし今俺が覚醒剤常用疑惑で内偵されていたとしたら、相当の量の今の俺の資料が麻薬Gメンに溜まってるだろうな。<br />
<b>　最近結婚１０年目の女房とはセックスレスだとか、iPodの中にアダルトビデオの音声だけ入れて持ち歩いているとか、JALカード作って買い物は何でもカード決済にしてセコくマイルを貯めて旅行に行こうとしてるとか、白髪染めはビゲン香りのヘアカラーの４番で染めているとか、俺のマネージャーの冨永（女子）は最近なんであんなに太ってきたんだろうなぁって内心思ってるとか、中野の生ギタースナックのデイ・バイ・デーって店に出没して無理言ってマスターにギター教わってるとか、うちで使っているポン酢は大津屋のふく醤油だとか、最近のＰＲＩＤＥには百瀬さんが来場してないので会場のヒリヒリ感が足りないなぁって思ってるとか、小学６年の息子の息子チンポの成長が著しくて風呂に入る度に自分のチンポの大きさが抜かれてショックを受けているとか、タレントの癖して荻窪のつまみ一品１００円の立ち飲み屋でケチケチ飲んでいるとか、新幹線の車内販売のアイスクリームが必要以上に凍っていて熱海あたりで買っても浜松あたりじゃないとカチカチで食べれないでイライラしていていつかＪＲに文句言ってやると思ってるとか、オフの日はとしまえんの庭の湯に入ってからタレントの癖して大江戸線乗り継いで練馬駅に行ってモツ焼き金ちゃんで１人でホッピー飲んでるとか、俺が寝ている万年床の布団が最近野良犬みたいな匂いがすると家族から総攻撃受けているとか、阿佐ヶ谷駅のスナック・カサブランカでオヤジに混じって朝までベロベロで懐メロ熱唱してるとか、井荻駅前の美善食堂のなんでもないラーメンが今の一番お気に入りのラーメンだって事とか、大阪に行ったらビール大瓶３５０円の激安居酒屋の正宗屋って店見つけて大喜びして大阪行く度に通っているとか、会社に４０万円バンス(前借り)があるとか、石和温泉の石和温泉劇場っていうストリップ小屋で踊っていたお気に入りのコロンビアの娘がいたんだけど不法就労で強制帰国させられてしまってハートブレイクだって事とか…</b>全部内偵されていて知られていたらどうしよう…ってここで俺が私生活を書いたら内偵されてる意味ないし、内偵する側も内偵のし甲斐もないか！<br />
　俺は確かに覚醒剤疑惑が持たれる程激ヤセしてしまった。８６キロあった体重が２０ヶ月で６６キロにまで落ちた。２０キロ体重が落ちたんだからね。晩年病魔に襲われて梶原一騎先生の激ヤセ振りもビックリの激ヤセだよ。俺の激ヤセぶりはエガちゃんに問い詰められて自分でも「ドラッグやってるんじゃない？」と疑いたくなるほどだよ。<br />
<div align="center"><table><tr><td align="center"><br />
<img alt="0411before.jpg" src="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/archives/images/0411before.jpg" width="200" height="267" /><br />
スーツがデブだったワタシ<br>（体重８６kg）</td><td valign="middle"><font size="5"><b>　→　</b></font></td><td align="center"><br />
<img alt="0411after.jpg" src="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/archives/images/0411after.jpg" width="200" height="267" /><br />
覚醒剤疑惑のワタシ<br>（体重６５kg）</td></tr></table></div></p>

<p>　もし、エガちゃんがいう俺が覚醒剤常用者だとしたら俺は警察に逮捕されちゃうから、焦っちまうな。警察に捕まったら国生さゆりやショーケンみたいに尿検査されるんだろうな。でも、もし俺が警察に捕まって小便採られても、俺の尿からは何にも出ないからね。出るとしたら前日にＡＶで抜いた精子の死にかけのオタマジャクシがニョロニョロと出るぐらいだろうから問題なしだ！<br />
　とにかく、俺の激ヤセが覚醒剤疑惑もたれて内偵されたり、心配されたりするのも困っちゃうので、ここで説明させてくれ！<br />
　俺の激ヤセは別にジプシーに日に日に体重が落ちていく呪いをかけられて、映画「痩せゆく男」の主人公のように痩せて行った訳じゃないし、ましてや覚醒剤を打って痩せたわけじゃないんだよ！<br />
　単に太りだした時に、朝起きたら前の晩に呑んだ缶チューハイの氷結果汁と同じ匂いの小便が出だしたから「やばい！こりゃ糖尿になって死ぬな！」って事で食生活を激変させて１日１食だけにしたんだよ。<br />
　晩飯を好きな物を好きなだけ食べて飲んで、他は何も食べない。そして近所を毎日ジョギングしてたら、１ヶ月１キロづっつ体重が落ちてって、こうなったわけ。途中通販で溢れているダイエット薬ってのもやってないから本当にノンドラックだよ！<br />
　これが１ヶ月１キロのダイエットでこの結果っていうのは、痩せてから入った人間ドッグでも、太っている頃に出た結果とは別人と見違えるほどの良結果でさ、専門家からも「健康的で立派なダイエット法として確立してる」とまでお墨付きまでもらったくらいだからね。<br />
　それに毎日走り始めると、走らないと身体がウズウズしちゃうんだよ。たいした距離でもないんだけど走っているとなんか気持ちよくなってきちゃって、それが病みつきになっては走り続けてるんだよ。これがランナーズハイって奴か。それって脳内麻薬ってのが出るらしいじゃん。そうか俺は麻薬は麻薬でも脳内麻薬の常習で痩せたんだな、こりゃ。<br />
　脳内麻薬じゃ麻薬Gメンも取り締まれないだろうからね。痩せたい人は下手なドラッグなんて手を出さないでこれに尽きるよ。よ〜し！これからも俺はドンドン脳内麻薬やりまくって生きてやるのだ！俺はトラック野郎でもありドラッグ野郎だぜぇ！<br />
ビュビュビュ〜ン！（エキゾーストノート）<br />
</p>]]>

</content>
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<title>トラック野郎　男一匹筋太郎！ 　- 連載（3）- </title>
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<modified>2004-10-29T02:07:29Z</modified>
<issued>2004-10-28T15:00:00Z</issued>
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<created>2004-10-28T15:00:00Z</created>
<summary type="text/plain"> 立ち食い

♪嗚呼ァ〜嗚呼ァ〜一番星消えるたび〜俺の心が寒く〜なる〜♪

「こ...</summary>
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<name>davinci</name>


</author>

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/">
<![CDATA[<p> 立ち食い</p>

<p>♪嗚呼ァ〜嗚呼ァ〜一番星消えるたび〜俺の心が寒く〜なる〜♪</p>

<p>「こちらトラック野郎、筋太郎！ワッパ稼業の旅から旅への渡り鳥〜」<br />
　<br />
　最近やたら街を走ってると土地一坪だけで商売やってるのが目立つんだよなぁ。たこ焼き屋とかコロッケ屋についつい運転途中によって頬張っちまうんだよ。こういう新手の商売を「坪ビジネス」って言うらしいけど、古くは宝くじ売り場にパチンコの景品交換所が坪ビジネスの代表だな。でも一番の坪ビジネスは壷洗いしているソープ嬢が一番の壷ビジネスだろうなぁ。そこにもついつい寄っちまう俺なんだけども。</p>

<p>　とにかく街道沿いはトラック野郎を誘惑する店がイッパイだ。<br />
　<br />
　そんな俺が４年前から気になる店があった。阿佐ヶ谷駅から徒歩１０分の早稲田通り沿いにある間口一間しかない寿司屋である。寿司屋といってもこれが立派な看板や暖簾なんて出ていない。間口一軒にサッシの引き戸。そのサッシにはＡ４用紙に握り寿司１人前１０貫５００円(税込)とプリントされた紙切れがセロテープで張ってあり、その横には汚い手書きで「立食　可デス」と書かれた紙がガムテープで乱暴に張ってある。見るからに自称寿司屋って店なのだ。アルミサッシの入り口からは店内がまったく見えない。そのかわりに見えるのはカウンターにいる客の下半身だけ。</p>

<center><img alt="cimg1326.jpg" src="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/archives/images/cimg1326.jpg" width="180" height="240" /></center>

<p><br />
　その学園祭の模擬店よりもチープな店構えから漂うミステリアスな雰囲気。この店で立ち食いするってことは夜中に浅草のひさご通りで立っているババァ（交渉しだいにより１５００円で裏の旅館へゴー）を立ち食いするぐらいの蛮行かもしれない。</p>

<p>　店名は仮に「Ｈすし」としておく。「Ｈすし」と名はあるが、まったく持って華はない。店が気になりだしてからその前を通るたびにチェック入れてるんだけど、まったく客が入ってる気配がない。どうせすぐ潰れてしまうだろうと思っていたが、４年以上その店は続いている。<br />
　この前、勇気を出して直撃してみた。<br />
　<br />
<center><img alt="cimg1321.jpg" src="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/archives/images/cimg1321.jpg" width="320" height="240" /></center></p>

<p><br />
　サッシをガラリと開けたらすぐ５人も並べば窮屈なカウンター。その前がいきなり四畳半ぐらいの調理場になっている。寿司屋の暖簾をくぐると聞こえてくるはずの威勢のいい「いらっしゃい！」なんて声は響かず、響いてくるのは店の奥でつけっぱなしのテレビのノイズ（１４型の室内アンテナで映りが悪い）。なんとそのテレビの前で大将がソファーでスースーと寝息を立てて寝ていた！雰囲気としてはシーズンが過ぎて暇になった観光地の時間貸し駐車場のオヤジが待機してる小屋にカウンターの寿司屋がドッキングした感じ。<br />
　<br />
　「やってるの？」と声を掛けると大将がむっくりとソファーから腰を上げて「いらっしゃい」と面倒くさそうに一言。</p>

<p>　ドリフのコントの「もしも〜」のコーナーが始まったかと思った！それだけでもチェーン店「びっくり寿司」もびっくりな「リアルびっくり寿司」で、寿司を握る前にこの大将の登場だけで俺の心はギュッと握られた！<br />
くたびれた割烹着姿の年の頃なら６０近い黒ブチメガネの長身の大将は俺を見るなり「なんでここが寿司屋って分かったの？誰かに聞いてきたの？」とお茶を出す前から俺にジャブを出してきた。ここは口コミで人気の店なのか？そんな口コミなんて聞いた事がない！</p>

<p>　前々からなんか気になってましてねぇと答えに困って返答すると「気になってるなら早く来なくちゃ」とジャブジャブと手を洗いようやく接客姿勢に入った。この繁盛するお店にある分厚い接客マニュアルにはない接客姿勢に俺もたじろいだね。<br />
　<br />
　早速１０貫５００円の握りを注文。って、それしかないんだけど。</p>

<center><img alt="cimg1325.jpg" src="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/archives/images/cimg1325.jpg" width="320" height="240" /></center>

<p><br />
　寿司ネタを切りながら、こっちが何も言ってないのに大将の１人喋りが始まる。「うちは１年３６５日年中無休！そうしなくちゃ勝てないからね」この大将この怪しい店で一体なんに勝とうとしてるのだろう？ 俺は１年３６５日毎日この店の前を通るんだけど、客の足が見えたためしないから、その時点で負けてると思うんだが。<br />
　<br />
　なおも大将は握りながら独り言のように「店は日本一狭くて汚いけど、値段も味も日本一なんだよ」これから寿司を食べるんだから「汚い」だけは売り文句としては入れない方がいいよ！世の中は大の寿司ブーム。最近じゃ店内で派手にマグロの解体パフォーマンスやってるような派手な店が繁盛するこのご時世。</p>

<p>　この店のパフォーマンスは大将のしゃべりというか愚痴がパフォーマンスなのか？ふと壁を見てみると壁にはなぜか空になった魚沼産コシヒカリのビニール袋が壁ベタベタと貼り付けてある。人気寿司屋がマグロ解体パフォーマンスで客を呼ぶなら、これは無言で「うちのシャリは上等な米を使っている」という客寄せパフォーマンスなのか。<br />
　<br />
　でも、アピールにしても空の米のビニール袋を貼り付けてるより、もう少しマシな方法もあるはずだが、やっぱり大将の手書きで「魚沼産コシヒカリ使用」と書いても逆アピールになるからビニール袋を貼り付けているのだろう。<br />
　<br />
　不安になりながらも出てきた寿司。確かに握り１０貫が１００円ショップで買ったであろう皿の上に乗っていた。</p>

<p>　大将の説明だとインドマグロのトロが３貫、マグロ赤身が２貫、鯛、イカ、エビ、玉子、アナゴがそれぞれ１貫づつの計１０貫。これで５百円は確かに安い。「玉子も自分で焼いてるし、これだけのすしをこの値段で出すなんて、ちょっとはすし知ってる人間がうち来たら驚くよ」って出てきたすしを見てノーリアクションの俺が何にも知らないみたいじゃないか！いや、寿司を知らない人間にこの説法は有効だ。思わず「そうでしょうねぇ」と寿司通を気取って合いの手を打ってしまった。</p>

<p>　でも、俺が４年前に始めてこの店を目にしたとき模造紙には「握りずし　１０貫　８００円」と書いてあった記憶がある。どうやって３００円分を抜いたのかは聞くだけ野暮なのでやめておいた。<br />
　「しかし４年間、毎日うちの前を通って、うちに寄んないなんて、あんたよっぽど好奇心の無い人なんだねぇ、普通４年もこんな店を見てたら飛び込んでくるはずだよ」確かにハンパな好奇心じゃこの店を攻める事なんて出来ない。</p>

<p>　俺は大将の人生を勝手にプロファイリングしながら寿司を放り込んだ。</p>

<p>　この大将、中学を卒業後寿司職人を目指して上京し、銀座の名店に住み込みで働き出した。職人としてめきめきと腕を上げるが、銀座の一等地で殿様商売をする商業主義に走る店の大将と寿司のあり方をめぐり揉めに揉めて大喧嘩！その大将の娘と駆け落ちついでに店を飛び出し日本全国の寿司屋に流れ流れてさすらいに。働き先では真面目に働き、腕がいいと評判になるが、寿司に対する姿勢が店主と食い違い先々でトラブル。勤めては辞め、勤めては辞め、しまいには根っからのギャンブル癖が仇となり女房にも逃げられる始末。</p>

<p>　全てを失った大将が流れ流れて辿り着いた人生の執着の浜辺がこの店だったんだろう。そして家も家族も失った大将は家を持たずにこの店で暮らしているのだ。家族を捨てて身体一つでこの店と心中する覚悟！</p>

<p>　夜になったら店を閉め明かりを消して、またソファーに寝転んで映りの悪いテレビを付けっぱなしにして１人朝を待つ。そして朝になったら仕込みを始めてまた客を待つ。これじゃまるで寿司独房だ！いや、そうに違いない！大将が握るすっかり使い減った包丁がそれを物語っていた。大将はこの店が潰れたらタイタニックの船長のように自分も沈んで行く覚悟だろう。</p>

<p>　俺は寿司を放り込むうちに涙がこぼれてきた。これは効きすぎたワサビのせいじゃない。渋谷回転寿司戦争！新宿激安寿司戦争！築地猛烈寿司戦争！いま空前の寿司ブームに反旗を翻し一人で闘うこの親父の心意気に、同じ握るモンでもワッパと寿司じゃえらい違いだが、この大将に心底惚れ込んじまったのだ。</p>

<p>　最後に大将は「俺はこの店から寿司業界に革命を起こす！」とまで宣言した。</p>

<p>　握りずしの代金たった５００円を置いて「大将の心意気、気に入った！決して女子供相手の「王様のブランチ」の寿司特集なんざ登場しちゃいけねぇよ！」と心で叫び店を後にしてＢＧＭシブがき隊「寿司喰いねぇ」（８トラック）をガンガンに流して店を後にした。<br />
　<br />
　で、この「Ｈすし」肝心の「お味の方は？」ってか。そりゃ好奇心旺盛な読者なことだ「Hすし」に飛び込むだろうから行けばわかる筈！ＪＲ阿佐ヶ谷駅から早稲田通りに向かって徒歩１０分。とおりにぶつかったらすぐ右のところにこの店はある。１度行ってみぃ！ビュビュビュビュ〜ン（トラック去っていくエキゾーストノート）</p>

<div align=right>文・玉袋筋太郎</div>]]>

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<title>トラック野郎　男一匹筋太郎！ 　- 連載（2）- </title>
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<modified>2004-10-06T01:11:41Z</modified>
<issued>2004-09-24T01:05:37Z</issued>
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<summary type="text/plain">ダヴィンチ・もう一つのオリンピック

　♪嗚呼ァ〜嗚呼ァ〜一番星消えるたび〜俺の...</summary>
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<![CDATA[<p>ダヴィンチ・もう一つのオリンピック</p>

<p>　♪嗚呼ァ〜嗚呼ァ〜一番星消えるたび〜俺の心が寒く〜なる〜♪ </p>

<p>「こちらトラック野郎、筋太郎！ワッパ稼業の旅から旅への渡り鳥〜 </p>

<p>　ジョナサ〜ン！今回は今年の熱い夏に出会った俺の新しい仲間達を紹介するぜ！」 </p>

<p>しかし、お盆っていうのはワッパ稼業も暇でいけねぇ。なんか世間じゃオリンピックのメダルラッシュで盛り上がっててよ。「俺もメダルラッシュだ！」と行きつけの新中野のパチスロ屋に行ったけど、お盆で渋りやがってまったくのメダルラッシュにならずオケラになっちまったから、仕方なく自宅に篭って昼からオリンピック中継を見る事にしたんだよ。 </p>

<p>　そしたら「ガガガガガガガガァ〜ッ」物凄い爆音が響いてさ、俺はてっきり「オリンピックでテロが発生か！」と思ってワクワクしてテレビの音量最大にしたんだけど、テレビの音声よりもデカイ「ガガガガガガァ〜ッ」と爆音がなり響いている。なんてことはない俺の向かいの家の取り壊し作業が始まったんだ。 </p>

<p>まぁ、これがウルセェのなんの！オリンピックどころの騒ぎじゃないんだよ！アッタマ来たから一発ドヤしてやろうと窓から見てみると驚いたよ。 </p>

<p>　今年は連日４０度近い猛暑でさ、その中で汗みどろになって男５人が一軒家を解体してるんだよ！ </p>

<p>　ちなみに解体されている向かいの家はこの近所で２０年以上電気屋を営んでいた家族の家だったんだけど、何かの理由である日突然、家だけ残して一家が消えてしまったのである。近所のスーパーでのババァたちの井戸端会議に聞き耳立てると「夜逃げなんて本当にあるのねぇ」って盛り上がっていたので、家財道具からなにから全て残して夜逃げしたってことは分かった。 </p>

<p>　さらに聞き耳を立てると「どうやら、あの一家は K 温泉で家族住み込みで働いてるらしいわよ」なんて「テレビのちから」ビックリな消息情報まで知っていたので俺もビックリ！でも、あんな近所から親しまれて幸せそうな電気屋一家が夜逃げするなんて信じられなかった。その家族が思い出も沢山詰まった家を全て捨て、ひなびた温泉地で住み込みで働いてる姿。そしてその家は俺の目の前で取り壊されている。 </p>

<p>　ちょっと感傷的になってしまった俺だったが、夜逃げ一家の家を破壊する解体業の男達の取り壊し作業のあまりのダイナミック＆エネルギッシュぶりを見ているうちに、だんだんと違う感情が生まれてきた。 </p>

<p>　解体メンバーは外国人の５人組。今年は連日４０度近い猛暑を記録して、この日も朝からパチンコ屋の駐車場で車内に置き忘れたペットボトルのウーロン茶はグツグツと煮えたぎり、老人＆子供は熱中症で即死してしまいそうな真夏日！ </p>

<p>　そんなラドクリフでさえ体調崩して棄権しちゃいそうな現場でゲロ一つ吐かずに近所の迷惑顧みず「ガガガガガガガァ〜ッ」と破壊を繰り返す外国人！</p>

<table width="208" border="0" align="right" cellpadding="3" cellspacing="0"><tr><td width="202" align="center"><img src="img/tamabukuro_2/t_01.jpg" width="200" height="150" border="1"></td></tr><tr><td align="center"><span class="style1">（写真1）突入せよ！</span></td></tr><tr><td align="center"><img src="img/tamabukuro_2/t_02.jpg" width="200" height="150" border="1"></td></tr><tr><td align="center"><span class="style1">（写真2）屋根の上の外国人達</span></td></tr><tr><td align="center"><img src="img/tamabukuro_2/t_03.jpg" width="200" height="150" border="1"></td></tr><tr><td align="center"><p class="style1">（写真3）一軒家レイプ</p></td></tr><tr><td align="center"><img src="img/tamabukuro_2/t_07.jpg" width="200" height="150" border="1"></td></tr><tr><td align="center"><span class="style1">（写真4）シャイなリーダーユンボ</span></td></tr><tr><td align="center"><img src="img/tamabukuro_2/t_06.jpg" width="200" height="150" border="1"></td></tr><tr><td align="center"><span class="style1">（写真5）真のトップアスリート達</span></td></tr><tr><td align="center"><img src="img/tamabukuro_2/t_05.jpg" width="200" height="150" border="1"></td></tr><tr><td align="center"><span class="style1">（写真6）トラック野郎！</span></td></tr><tr><td align="center"><img src="img/tamabukuro_2/r_08.jpg" width="200" height="150" border="1"></td></tr><tr><td align="center"><span class="style1">（写真7）3日で更地に近所ではなぜか「グランドゼロ」と呼ばれている</span></td></tr></table>  　夜逃げした一家の事の俺のセンチな思いなど関係ない彼らは、なんの遠慮も躊躇もなく玄関を重機のユンボで破壊し突入！（写真1）屋根に上り一気にバールで屋根を剥がす！（写真2）壁をハンマーでブチ破る！夜逃げ一家が家族団欒で食事したであろう居間にズケズケと地下足袋で上がり込む！テレビを倒しブラウン管が爆破！台所の食器棚も YAWARA ちゃんの一本勝ちよりも気持ちよく投げ倒す！トイレの白い便器はバラバラで割れた白い板チョコの様に踏みつける！息子の部屋に飾ってあった３代前のビールのキャンペーンガールの水着のポスターを軍手でビリビリに破る！最後は家を支える柱もバキバキとへし折り、夜逃げ一家の家が彼らによって裸にされていく（写真3）（これは綺麗にムーディーに脱がされているのではない、野獣が群がるように剥ぎ取っていくよう）。 

<p>　テレビ見ればオリンピックでがんばっている外国人が写っているが、その鍛え抜かれたアスリート達よりも、俺の目の前でユンボとバールだけで家一軒を解体する男達の方が次第に輝いて見えてきたのだ！ </p>

<p>　彼らの白いシャツは汗と埃でコーヒー牛乳みたいに変色しズボンはズタボロ！機能性に優れたオリンピック選手のユニフォームも凄いがこの人たちのユニフォームも解体現場の機能性に優れているのも分かった。 </p>

<p>　俺はオリンピックよりもこの３日間の彼らの仕事に釘付けになった！雨が降って作業が中止にならないようにベランダにてるてる坊主もくくりつけたぐらいだ。 </p>

<p>　３日じっくりと観察していてユンボを操る男はリーダー格（以下ユンボ写真4）。他の４人はそのリーダーの作戦通りに動く。これだけのシンクロの井村鬼監督よりも厳しい指導の基に築きあげられたチームワークであろう。 </p>

<p>　俺に感動の３日間を与えてくれた彼らにどうにかしてお礼したくなった俺は、最後の日に彼らの元に差し入れを持って彼らにコンタクトを試みた。 </p>

<p>　ユンボは訝しげに「アンタ入国ノヒトカ？」と警戒していたが、次第に打ち解けてくれて「どこから来たの？」と聞くとユンボは「ワタシタチ、クルド人」と答えた。これには驚いた。クルド人といえばトルコ、イラン、イラク、シリアなどに分断されてしまって、独自の国家を持たない大変な人たちだ。 </p>

<p>そんな大変なクルド人が、夜逃げして帰るところのなくなったまぁ国内難民となってしまった家を解体する。う〜んこの筋書きのないドラマはオリンピックの感動よりも俺を熱くした。 </p>

<p>　彼らは別れ際　俺が「今オリンピックが盛り上がってるけど、あなた達の見事な仕事の方がオリンピックよりも感動しました。大したもの差し入れできないけど、これ俺からの金メダルです」と言ってビールを渡すと「コンナフウニチカヅイテクルノハ、入管ノ人カトオモッタケド、ソウジャナケレバ、アナタシンセツナ人」と言ってビールを受け取ってくれた。何が彼らが素晴らしいかといえば、その場で差し入れのビールに手をつけようとしないのだ。俺が「仕事も終わったんだから飲んだらいいじゃん」と言うと「コレカラマダコレ運転シテカエルカラダメネ」と言ってお茶と水をゴクゴクと呑み出した！トラック野郎にとって大問題となっているドーピングも見事クリアーしてるのだ（写真5）！ </p>

<p>ドーピングまでしてメダルを獲ろうとしたどこかの国の選手に、この人たちの爪の垢と汚れた軍手を煎じて飲ませてやりたくなった。 </p>

<p>ユンボは帰り際なぜか俺を見て「アリガトウ、アナタモ無職ナラ、明日カライッショニ仕事シマショウ」と俺を誘ってくれた。俺とユンボは仲間になった！ </p>

<p>そして彼らは夜逃げ一家の家の廃材一杯にを積んだトラック ( 写真6) で埼玉へビュビュビュ〜ン（トラックの去っていく音）と帰っていった。 </p>

<p>　この更地にこれからどんな人が住み、どんな家が建つのかは分からない。しかし、俺はたかが３日間だったが熱いクルド人達の戦いを忘れない。もちろん夜逃げ一家の事も忘れてはいけないのだけど（写真7）。 </p>

<p>　「よ〜し！ジョナサ〜ン！早速、このオリンピックを越えた感動のエピソードを持って、 K 温泉で住み込みで働いている夜逃げ一家に報告しにいくとするか！って、『余計なお世話だ！』って言われるのがオチだから止めておこう！う〜ん、なんだかセンチな気分だぜぇ」ビュビュビュ〜ン（トラックの去っていく音） </p>

<div align=right>文・玉袋筋太郎</div>]]>

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<title></title>
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<modified>2004-09-20T16:21:38Z</modified>
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<summary type="text/plain">トラック野郎　男一匹筋太郎！ 　- 連載（1）- 

　♪嗚呼ァ〜嗚呼ァ〜一番星...</summary>
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<![CDATA[<p><b><font color="red">トラック野郎　男一匹筋太郎！ 　- 連載（1）- </font></b></p>

<p>　♪嗚呼ァ〜嗚呼ァ〜一番星消えるたび〜俺の心が寒く〜なる〜♪<br />
「こちらトラック野郎、筋太郎！ワッパ稼業の旅から旅への渡り鳥。今月から俺の旅の空からの情報をダチのジョナサンだけでなく、違法無線でビンビンでダヴィンチ読者にも伝えるぜ〜」<br />
　今回の目的地は玄界灘を越えて初上陸となる韓国だ〜。</p>

<center><img alt="0781.jpg" src="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/archives/images/0781.jpg" width="250" height="188" /></center>

<p>　韓国の格闘技事情の取材だった。韓国の格闘技もビビンバよろしくグチャ混ぜだ。７月に行われるＫ‐１韓国大会。Ｋ‐１のKは空手・キック・カンフー・国税局のKだけじゃなく、韓国のKでもある！この大会。出場選手も様々で日本の相撲の横綱の曙、モンゴル相撲の朝青龍の兄貴、中国武術の達人なんか出場するんだけど、興味あるのが曙と朝青龍の兄。この試合が決まったら相撲で決着つけないでＫ‐１でやるんだよ。相撲対決のほうが見たいけど、この競技も何も関係なく乱暴な混ぜ方が白骨温泉のお湯混ぜるより乱暴だ！<br />
　韓国で格闘技が大ブレイクしてると思ったら、意外とまだまだ根付いてなくてペイパービューで好事家たちが見てるっていう状況らしい。なんでも韓国の人間は「わざわざ金払ってまで、人の喧嘩見る必要あるんだ」って理由で普及して無いみたい。そりゃ、街のストリートファイトが行われているの観た方がＰＲＩＤＥやＫ‐１よりも凄いファイトが続出してるんだろう。俺が滞在中もバスの運転手と乗用車が接触して朝からダイナミックな喧嘩してたよ。<br />
　さぁ格闘技を見た後は火照った身体を女でもっと火照らせなくちゃって事でミョンドンに連れて行かれた。ミョンドンのカラオケボックスは凄いことになっていた。カラオケボックスにキャバクラとエンジェルキッス（抱きキャバ）と巣鴨のピンクサロンを全て混ぜこぜにしてるシステム。しかも、全てがボックスの一室で行われるんだよ！今日始めて顔を合わせて、ほとんど心も通じていない向こうのコーディネーターの男性と３時間後には互いに生まれたままの姿でぐちゃ混ぜにされてよ。もう、ボックス自体が石焼ビビンバの器なんだ。焦げようが何しようが、俺たちナムル気分で混ぜこぜにされて、身と心を焦がされた。</p>

<center><img alt="0621.jpg" src="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/archives/images/0621.jpg" width="250" height="188" /></center>

<p>　最後の日、韓国人ドライバー（単なるテレビスタッフ）と、牛の玉袋を売りにしているサービスエリア（ただ単に案内された焼肉屋）で打ち上げ！この牛の玉袋たいしたもんだ！俺への挑戦状にしちゃ心憎いぜ！<br />
ここ案内してくれた指から何から毛むくじゃらのドライバー「ソウルの毛蟹」（元々沖縄出身で韓国に移住しただけの人）が。<br />
　焼肉よりも先にエイの刺身を出してきやがった！エイの刺身といえば世界の寄食の頂点といわれる超臭モノだ。横じゃ先に食った博士が鼻を押さえて悶絶してる。愛する相棒がこんな目に遭わされて黙っている俺じゃネェ。俺に対する挑戦状！受けてやろうじゃネェか！<br />
　このエイの刺身歯ごたえは軟骨だからゴリゴリしていける。でも、三回噛んだら、突然！鼻の穴の中に公衆便所の小便するところでコロコロ転がる芳香剤を両鼻の穴に詰められたくらい強烈なアンモニア臭だ。いや、まだ、コロコロ詰められた方がましぐらい強烈な刺激が鼻から脳みそに抜ける！<br />
　横では「どうだ、さすがの筋太郎も食えやしねぇだろ！これが韓国トラック野郎の主食スミダ」って顔に書いてあった。ここで負けたら日本のトラック野郎の名がすたる。俺はこれまでにクサヤ・フナ寿司などなど国内の臭いもの散々喰ってきた筋太郎よ。負けられネェ直線勝負を受け「ゴリゴリ、ツーンツーン、ハラホロヒレ」とその臭いエイをすべて喰ってやった！<br />
　そしたら毛蟹の野郎「意外にやりやがるな」って顔して「日本のトラック野郎にも、骨のないエイを平気で食う、骨のある奴がいるじゃネェか」とマッコリで乾杯してきた。こうなりゃこっちのものだ！立て続けにこっちも奴と乾杯し、あれよあれよと昼の２時にマッコリ二升を空け、相手をフラフラにして潰してやった。</p>

<center><img alt="0759.jpg" src="http://blog.mf-davinci.com/tamabukuro/archives/images/0759.jpg" width="250" height="188" /></center>

<p>　しかし、こんなツーンと来る食い物を平気で食べられる韓国の人たち。こんなもの平気で食べてるぐらいなら、この前問題になった生ゴミ餃子だって平気に食べられるはずだ。　<br />
　俺もこうしてエイの刺身を平らげたんだから、今後は箸で掴むとポロポロと崩れてしまう王将の餃子をやめて、韓国産の生ゴミ餃子を国内で食べることにする。「よ〜し、今度の積荷は韓国名物生ゴミ餃子と肉饅頭じゃ〜！ジョナサ〜ン！早速、餃子王国宇都宮に運んで生ゴミ餃子第一号店を開店してみせるぜ！」ビュビュビュ〜ン（トラックの去っていく音）</p>

<div align="right">文・玉袋筋太郎</div>]]>

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