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2005年04月06日

ガンバる人ほど必要です 疲れた心を癒してくれる本

新しい季節、新しい何かを始めたあなた、ガンバるのもいいけれど、気がつけば、心がコリコリ、カサカサ……なんてことはありませんか?心の凝りをほぐし、渇きを癒してくれる本たちを一挙ランキング!<有効回答数>1342票   

1位 『リラックマ生活〜だらだらまいにちのススメ〜』 コンドウアキ 主婦と生活社
95票

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「あくせくしたってはじまりませんぜ」。ちょっとガンバりすぎた日、毎日が同じに思える時、だらだらした毎日を送る「リラックマ」の独り言が、硬くなった心を緩めてくれる。脱力系キャラのちょっと人を喰った、意外に深いメッセージが大人気!

●そうだよね、無理しなくてもいいんだよね。薦めてくれた小学生の息子にも感謝(40・女・会社員)
●悩んでることがくだらなく思える(27・女・会社員)
●「まあいいではありませんか」と力の抜ける一言とイラストに、気が軽くなる(31・女・会社員)

2位 『動物のお医者さん』 佐々木倫子 白泉社文庫
92票

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獣医を目指すハムテルのまわりには、一癖も二癖もある人物たちと、般若顔のシベリアンハスキーのチョビはじめ動物たちがいっぱい! 動物も、ヒトも、自分のペースで過ごしているからこそ起こる珍騒動。笑いと癒しがいっぱいの人気コミック。

●チョビなど動物たちの、なんともいえない姿が、なごませてくれる(43・女・パート)
●話の中にすっと入っていける。心が疲れて眠れない時は、これでくすっと笑って、すっきりしてから眠ります(30・女・会社員)
●どんな時に読んでも笑ってしまい、じわじわと幸せな気分になる(23・女・団体職員)

3位 『星の王子さま』 サン=テグジュペリ 岩波書店
79票

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「たいせつなことはね、目に見えないんだよ」――小さな星からやってきた王子さまと飛行士の触れ合いを描いた世界的ロングセラー。目に見えるあれこれに奔走する日々の中で、忘れてしまいそうになる大切なことを思い出させてくれる。

●疲れていても楽に読め、でも内容は深く、自分を客観視させてくれる(23・女・会社員)
●「本当に大切なものは目に見えない」という気持ちを思い出させてくれる(42・女・パート)


4位 『博士の愛した数式』 小川洋子 新潮社
76票

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80分しか記憶ができない元数学教授の「博士」、彼の家に家政婦として勤めることになった「私」。そして、10歳の「私」の息子。世代を超えて通い合う、静謐で、シンプルで、細やかな情愛が、生きることへの慈しみを伝える。

●博士の数式や子供への無償の愛が感じられるし、懐かしい気分になれる(24・女・フリーター)
●人生それぞれ、人と比べることなんてできないと当たり前なことを教えてくれる(30・女・会社員)

5位 『グッドラック』 アレックス・ロビラ、フェルナンド・トリアス・デ・ベス ポプラ社
64票
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仕事も、財産も失ったジムは、公園のベンチで幼馴染みのマックスと再会する。そして、マックスは、ジムに祖父から聞いた「魅惑の森」の物語を語り出すのだった……。ファンタジックな物語にちりばめられた哲学的な示唆の数々が、気づきをくれる。

●疲れた心に潤いを与えてくれる。読み終わった後、気合も入ります(21・女・大学生)
●チャンスは誰にも平等に訪れる……そう思うと、今日も頑張ろうという気になる(35・女・会社員)


6位 『あたしンち』 けらえいこ メディアファクトリー
63票

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高校生のみかん、中学生のユズヒコ、いい味出している父、そして強烈なインパクトを放つ母。どこにでもあるような家庭の日常を描いた超人気コミック。「ありがち、ありがち」と笑っているうちに、心の凝り、疲れもすっきり!

●あたたかいミルクティーを飲んでるような話と絵で、ほのぼのする(33・女・飲食業)
●ハラハラ・ドキドキせずに、淡々と楽しめるのが、疲れた時には、とても心地よい(29・女・短大生)


7位 『キッチン』 吉本ばなな 角川文庫ほか
61票

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「私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う」――祖母を亡くし、天涯孤独となったみかげと、複雑な家庭に育つ雄一。何気ない日常の中で触れ合う孤独を抱えた2つの魂。平明で透明感あふれる筆致で描く「癒し文学」の元祖にして金字塔。

●悲嘆から立ち直ろうとする人が登場し、弱くても、壊れそうでも、それでも生きていく彼らの姿に、勇気づけられる(20・男・大学生)
●通勤用、お風呂用と常に持ち歩いています。いい感じに力が抜けているのもいい(27・女・会社員)


8位 『のだめカンタービレ』 二ノ宮知子 講談社KISS KC
58票

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エリート音大生で飛行機恐怖症の真一の前に現れた不思議少女・野田恵。ゴミ溜め部屋に住む彼女の音楽センスは天才的。そして、奇行とズレっぷりも……。クラシックとギャグという異色の組み合わせが笑いを呼び、ストレスを吹き飛ばす。

●主人公のだめのキャラクターに、全体の脱力系の面白さに、とにかく笑える(23・女・会社員)
●なんともいえない、独特のテンポに癒される(24・女・会社員)


9位 『十二国記』シリーズ 小野不由美 講談社X文庫ホワイトハートほか
57票

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12人の王と12頭の麒麟が治める12の国からなる異世界へと連れてこられた女子高生・陽子。異なる歴史と価値観を有する国々の争いの渦中に投げ込まれ、苦悩しながら成長していく主人公から、前向きに生きていく勇気をもらう人多数。

●嫌なことをすべて忘れてファンタジーの世界へ! 主人公の陽子の強さと頑張っている姿に勇気づけられる(23・女・大学院生)
●陽子たちの行動が、だらけてちゃいけないぞ!という気持ちにさせてくれる(43・女・パート)

10位 『キッパリ! たった5分間で自分を変える方法』 上大岡トメ 幻冬舎
49票

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冷蔵庫を片付ける、鏡の前で5分間笑う……。日々の生活習慣、外見、人付き合いなどなど、お金も時間もかけず、「自分を変える」方法を提案し、大ベストセラーに。読んですぐ、できそうなことから始められる「プチ達成感」が、人気の秘訣。

●落ち込んだ時は、自己改造本も偉そうに思える。でも、これは、小さなことからできるヒントがいっぱい。ちょっと頑張ってみるかぁと思える(27・女・会社員)
●小さなことから始めれば、きっと、何かが変わるという気持ちになれる(36・女・専業主婦)



傾向分析
命に頑張っているはずなのに、よくなっている感じがしない、決めたルールも守れない、そんな自分を、「まあ、いいじゃないですか」とあっさり認めてくれる「リラックマ」が『動物のお医者さん』の動物たちを抑え、癒し系動物ナンバーワンの座に。この2作もそうだが、ランクイン作品を見てみると、『あたしンち』『キッチン』など、日常に馴染みやすい作品が目立つ。10位に滑り込んだ最近のベストセラー『キッパリ!』も、日常ですぐできる提案であることが支持の理由だ。見慣れていることの中にある「癒しの種」に気づかせてくれる作品ということでは、3位『星の王子さま』も同様。心の疲れに効くのは、視点を変えて、自分や自分の身の回りを見つめ直すことだということかもしれない。


11『ささらさや』 加納朋子 幻冬舎文庫 46票
12『すごいよ!!マサルさん』 うすた京介 集英社ジャンプC 45票
13『ぼちぼちいこか』 マイク・セイラー/著 ロバート・グロスマン/イラスト 偕成社 43票
14『空中ブランコ』 奥田英朗 文藝春秋 43票
15『深夜特急』 沢木耕太郎 新潮文庫ほか 40票
16『西の魔女が死んだ』 梨木香歩 新潮文庫 39票
17『宙の名前』 林 完次 角川書店 36票
18『いま、会いにゆきます』 市川拓司 小学館 35票
19『What’s Michael?』 小林まこと 講談社漫画文庫ほか 29票
20『おかあさんとあたし。』 ムラマツエリコ、なかがわみどり 大和書房 26票


少数派

『家守綺譚』梨木香歩
●美しい言葉の美しい世界にどっぷりと浸かれる。精神だけは正しく持とうと思わせてくれる(23・男・無職)

『上京はしたけれど。』たかぎなおこ
●一人暮らしをしているので、同じような思いで生きてる人がいるんだなぁと励まされます(30・女・公務員)

『気まずい二人』三谷幸喜
●かみ合わない会話にニヤリ。対人関係がうまくいかない時、「他人だもの、仕方ないさ。どうにかなる」と割り切れるかも(20・男・大学生)

『本棚探偵の冒険』喜国雅彦
●古書蒐集というマニアな世界に夢中な著者のはしゃぎっぷりが可愛く癒される。「またバカやってぇ〜」と温かく見守る心境(24・女・大学院生)

『夏の庭 The Friends』湯本香樹実
●仕事が人と接することなので、この本を読んでいるとすごく優しくなれて、また次の日から人に対して優しくなれます(28・女・会社員)

『リトル・トリー』フォレスト・カーター
●自然がいっぱい詰まっている。まわりに不自然なものが多く、自分で気づかず、疲れてしまう時、助けられています(33・男・会社員)

『流れる』幸田 文
●賢く、気丈な主人公の姿勢が快く、それぞれの女性がそれぞれに世渡りしている様を読むと、自然と背筋を伸ばしたくなる(32・女・会社員)

『平成よっぱらい研究所』二ノ宮知子
●酒の勢いだけで人生やっていける気にさせてくれるから(23・男・会社員)

『どこかにいってしまったものたち』 クラフト・エヴィング商会
●紹介されている?商品?と、エピソードを眺めていると、ほのぼの気分になります(22・女・大学生)

『一夢庵風流記』隆 慶一郎
●決して真似のできない男の生き様を見せつけてくれ、爽快であるとともに、自分が惨めに思えた時も、活力を与えてくれる(33・男・公務員)

『へんないきもの』早川いくを
●嫌なことも「オオグチボヤ」のデカイ口が吸い取ってくれる気がする。どの生き物も見てるだけで優しい気持ちになる(39・女・専業主婦)

『夜のくもざる』村上春樹/文、安西水丸/絵
●ポップなイラストと不条理かつ不可解な短編が、考えすぎな人にとっては、息抜きになるはず(20・男・大学生)

『人生とはなんだ』藤臣柊子
●心が疲れた時、どう立ち直るか、どう切り替えるかということをマンガで教えてくれる(29・女・短大生)

『稼ぐが勝ち ゼロから100億、ボクのやり方』堀江貴文
●自分の会社をゼロからあそこまでに育て上げた男の話は夢が持てて希望が湧いてくる(30・男・無職)



7月号(6/6発売)のテーマ『夏がくれば、思い出す本』

投稿者 davinci_blue : 16:53