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2005年02月05日
マンガ喫茶のナゼ……?
なぜか西村知美の顔が浮かぶんですが……。
(東京都 関沼晶子・主婦・45)
入った瞬間、「うっ」と胸が苦しくなるような気がするのはナゼ……?
(愛知県 小野愛理・大学生・20)
どうしても足を踏み入れることができない独特の「気」を感じるのはナゼ……?
(北海道 雪見・会社員・38)
圧倒的に男性客が多いのはナゼ……?
(静岡県 水野里子・高校生・21)
明らかに仕事中のサラリーマンがいつもいるのはナゼ……?
(高知県 かもひな・会社員・36)
深夜にいる人はみんなワケありに見えるのはナゼ……?
(埼玉県 木村浩士・高校生・18)
いつも寝てるオジサンのイビキがウルサイのはナゼ……?
(東京都 西城祐美子・大学生・21)
隣の人が何を読んでいるのか気になるのはナゼ……?
(埼玉県 出井陽盛・会社員・25)
青春時代のマンガを無性に読みたくなるのはナゼ……?
(福岡県 yamapi・フリーター・25)
長時間すごすと自己嫌悪に陥るのはナゼ……?
(新潟県 池田みどり・会社員・27)
マンガ喫茶に集う人々の「ナゼ……?」考察
今回のテーマは90年代半ばに登場し、全国津々浦々に増殖し続けるマンガ喫茶、通称“マンキツ”。意外と多かったのが「入りにくい」という女性からの投稿でした。店によっては確かに「入った瞬間、『うッ』と胸が苦しくなる〜」ような淀んだ空気を感じることも。あの全員がいっせいにマンガに集中し、他人に一切干渉しないムードがちょっと不気味といえば不気味。他のイメージとしては“オタクっぽい”“暗い”“閉鎖的”など。そこで、そうしたさえないイメージを払拭すべく、マンガ喫茶のイメージガールとして「西村知美」を推薦したい。普通に一般客として夢中でマンガを読んでそうです。瞳をキラキラ輝かせながら、もちろん『うる星やつら』をダーリンと満喫。……逆効果か。また、昼間行くと明らかに仕事サボリ中のサラリーマンの姿がちらほら。平日午後の昼間っから素敵に脱力したムードが店内に充満。夜は夜で、終電を逃し、始発まで時間を潰そうとする人の気だるいムードが充満。個室化が進む以前の池袋駅前の某マンガ喫茶なんて、みんないっせいにリクライニングシートを倒してガーガー寝ていて、野戦病院のようなワイルドな光景となってました。イビキがうるさくてマンガに集中するどころじゃない。「深夜にいる人はみんなワケありに見える〜」場末感をたっぷり満喫できる名スポットでした。“どーでもいい空気”が漂い、妙に落ちつくといえば落ちつく。それにしても、あの「長時間過ごすと自己嫌悪に陥る〜」感覚はなんなのか。特にパック料金の深夜コース。狭い個室内で懐かしのマンガなんかに長時間没頭した後、早朝の空気を吸い込むと、くらっと一瞬立ちくらみ。あまりに、あまりに非生産的な時を過ごしてしまった気分に……。まあでも、たまにはそうしたうだつの上がらないマンガの読み方もありでしょう。というか、そこがいい。
「喫茶」なのにシャワーとかマッサージルームとかカプセルホテルよりも設備が充実しているのはナゼ……?
(神奈川県 五十嵐利早・会社員・33)
ネットやネイルサロンとどんどん進化していくのはナゼ……?
住めそうだ。
(東京都 石黒美里・会社員・36)
読みきれないくても本を高く積み上げてキープしてしまうのはナゼ……?
(群馬県 浅倉さやか・浪人生・18)
シリーズ物に手を出したくなるのはナゼ……?
しかも「ゴルゴ13」とかやたらシブいやつ。
(京都府 駒田・高校生・18)
読みたい巻だけないのはナゼ……?
(神奈川県 谷口紗緒里・会社員・24)
読むスピードが通常の3倍になるのはナゼ……?
(石川県 中田圭祐・会社員・27)
モトを取ろうとしてジュースをがぶ飲みしてしまうのはナゼ……?
(山形県 石沢えみ・フリーター・24)
帰る頃になって本当に読みたかったマンガを思い出すのはナゼ……?
(福井県 ゆり・会社員・27)
マンガ喫茶で読んだマンガは何故か記憶に残らない。
(大阪府 あさみん・主婦パート・25)
入ると時間の感覚がなくなって浦島太郎状態になるのはナゼ……?
(岐阜県 水野啓三郎・会社員・34)
マンガ喫茶という空間の「ナゼ……?」考察
それにしても昨今のマンガ喫茶の進化ぶりにはスゴイものがあります。個室内にはネットにDVDにプレステ、マッサージチェアや終電を逃がした客のためにシャワーまで付いてといたれりつくせり。新宿の某マンガ喫茶なんて、ビリヤードにダーツに麻雀ルーム、さらにはタイ式マッサージまで付いてる。日本が追求する室内娯楽の粋をこれでもかと集めたかのような印象。もうこうなると「喫茶」とは別次元。一度入ったら出てこれないんじゃないかと思うほど、パーフェクトに揃ってる。そのうち、温泉大浴場やサウナ、ベッドルームまで付くのでは。いっそ「カプセル漫画ホテル」「マンガ温泉」と命名してみては。もっと進化すると、ネットゲームの世界に数万冊の蔵書を持つヴァーチャル・マンガ喫茶があって……という時代が来るかもしれない。『マトリックス』的な人類の最終形態空間をニッポンの誇るマンガ喫茶に実現していただきたい。
しかし、やることが多すぎて目移りしてしまい、微妙に落ち着かない気分になることも。時間制料金に追われてる感覚があるせいか、「読むスピードが通常の3倍〜」の飛ばし読みだったり、モトをとろうとして「ジュースをがぶ飲み〜」して胃もたれしたり、ネットとマンガを慌ただしく交互に行ったり来たりしてたりと、もう1畳ほどの狭い個室内でてんやわんやです。また、1〜2時間の時間潰しのつもりが、シリーズものに手を出してしまったがために、気づけば半日過ぎてた、なんてことも。長編マンガを一気に読破するという醍醐味もある一方で、外へ出た瞬間、「〜何故か記憶に残らない〜」という感じで、手許にも頭にも何も残っていないような呆けたような非現実感が。アレ、ナンダッケ?とまさしく「浦島太郎状態」。でも、そうした時を忘れる感覚が何気に気持ちよかったりで、気づけば次の日もマンガ喫茶を満喫。
2005年5月号(4/6発売)のテーマ
本のタイトルのナゼ……?
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投稿者 davinci_blue : 15:56