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2004年12月06日
占い本、雑誌の占いコーナーのナゼ……?
男性より女性のほうが占いに真剣になるのはナゼ……? 明らかに性差がある気がする……。
(京都府 北村瑞穂・短大講師・29)
内容が飴と鞭なのはナゼ……?
(宮城県 はるじ・会社員・23)
いいことは自分だけに書かれているように信じ 悪いことは全日本人の何万人がコレに該当し当たるはずがないと思うのはナゼ……?
(千葉県 ひまっち・主婦・34)
当たってる所を無理矢理見つけようとするのはナゼ……?
(青森県 はやた・主婦・42)
信じなければどんなに有名な人の占いの本でも絶対に当たらないのに信じれば雑誌のあやしい占いでさえすごく当たるのはナゼ……?
(埼玉県 atti・大学生・21)
いつもは自分の星座の欄しか読まないけど、たまに他の星座のコメントを読むとそれも自分にあてはまってる気がするのはナゼ……?
(埼玉県 堀越美加・主婦・35)
きっぱり断言している占いがほとんどないのはナゼ……?「〜かも」や「〜する可能性大」って曖昧で潔くないぞ!
(新潟県 ミリ・会社員・27)
全人類を12種類に分けることに疑問を感じないのはナゼ……?
(大阪府 小西ひろみ・パート・28)
占星術は統計学なのに本によって正反対のことが書かれているのはナゼ……?
(埼玉県 紫夕・無職・33)
ラッキーアイテムがいつもギョッ! とする代物なのはナゼ……?
(東京都 風来嬢・会社員・31)
活字の占いの「ナゼ……?」考察
多くの女性誌やファッション誌で人気の「占いコーナー」、そしてあいかわらず売れ続けている「占い本」。『女性のほうが占いに真剣〜』の投稿のように確かに性差を感じてしまいます。今回、寄せられた投稿の多くが、基本的には「信じない派」、だけど「あれば必ず読む」という印象でした。いいことが書かれているときだけ信じる、という意見が多数。健全な受け止め方です。逆に、悪いことが書かれていたときのほうが気になる、という意見もちらほら。精神衛生上、悪いことは運気のせいということにして、早めに受け入れて建設的に物事を考えるのが賢明かと。 活字の占いに関しては、『〜飴と鞭〜』を使い分け、万人に思い当たるような“絶妙に曖昧”?な書かれ方をされているように感じてしまうんですが……いかが。信じれば当たるし、信じなければ当たらない。これは不特定多数に向けられた抽象的文章に対し、個人の無意識が反応するか否かの問題です。また、人の性格や過去を直感か第六感かなにかで見抜き、今後どうしたらいいとアドバイスするというスタンスの1対1の占いならまだしも信憑性を感じますが、『全人類を12種類に分ける〜』占星術はあらためて考えてみると大胆すぎて意味が飲み込めません。なぜ昔から堂々とまかり通っているのか? いきなり不特定多数の人を分類し、さらには未来を占ってしまうなんて相当に無理を感じてしまう……同意見が多数寄せられました。基本的には統計学であるはずですが、今週のラッキーアイテムは「ケータイ電話」なんて、最近出てきたアイテムに対して、占星術師はいつ統計をとったんでしょう。こういうツッコミは大人気ないのでしょうか、先生……。
蛇つかい座って何でしたっけ?
(北海道 日下部安曇・高校生・19)
本によって誕生日の星座が違うのはナゼだ!? 9月23日生まれの俺は乙女座なのか、天秤座なのか、どっちなんだ!?
(愛知県 土岐和直・会社員・28)
11/5〜12/6とかって月刊誌の都合(発売日)に合わせてあるのはナゼ……?
(宮城県 千葉益弘・学生・23)
女の占い師の服のセンスがすごいのはナゼ……?
(兵庫県 柴田喜隆・会社員・36)
占い師の多くが美麗な名前 のはナゼ……?
(埼玉県 北子・高校生・18)
占い師のプロフィール欄に生年月日が載ってないのはナゼ……?
(福岡県 鳥居由紀・公務員・30)
同じ著者が似たような 内容の本を何冊も出しているのはナゼ……?
(茨城県 ドラ・フリーター・27)
12分の1しか読むところのない12星座占いの本……買ってから気づくのはナゼ……?
(東京都 こたつでみかん・大学院生・23)
必死に見るけど3分後には忘れてるのはナゼ……?
(山梨県 山崎千影・大学生・19)
ハズれても著者が責められないのはナゼ……?
(福島県 くろうさぎ・主婦・28)
占い師の「ナゼ……?」考察
それにしても、なぜ占い師は「先生」と呼びたくなるんでしょう。こう呼んだ時点で「心理カウンセラー」としての立場が発生しているのでは。たとえば恋愛や職場の人間関係に悩んでいるとき、ニュートラルな立場の部外者にアドバイスを受けたくなるもの。しかも、やや上の立場からピシャッと本当のことを指摘され、自分がどうすべきか明確に示してほしい。浮世離れして見えるくらい『〜服のセンスがすごい〜』のも、どこの国の人だかわからないカタカナ交じりの『〜美麗な名前〜』なのも、すべてが謎に包まれているように『〜プロフィール欄に生年月日が載ってない〜』のも、俗界に縛られない神秘性――つまりニュートラルな立場を示すプロの演出と考えると納得いきます。 実際、あれだけ多くの人に日々接し、人の悩みを聞かされ続ければ、人間や世間というものが嫌でも見えてくるものではないでしょうか。そうした人間洞察力を悪用した詐欺師は論外として、それで迷いが晴れる人が大勢いるなら、ある意味、まっとうな職業。遥か昔から同様の職業があるのも頷ける。ただし、高い金額を提示されたほうが偉い人に見えてありがたく感じる→よけいに信じてしまう、という人間心理があるので法外な請求には気をつけたいところ。そういう場に答えを求める時点で相当に迷って冷静な判断や自己決定能力を失っている可能性があるわけですから、「こうしなさい」口調の強気の指示に脆いほど左右されやすくなっている自分を認識することがまず重要かと。高額なツボなんて間違っても買っちゃいけません。 占い本を買う程度の金額で同様の効果を得ようと考えているうちは、まだお安いもの。その占い本に書かれていることを信じて3億円の取引に失敗した、なんていう話だったら別ですが……。やはり占いは『〜3分後には忘れてる〜』くらいがちょうどいい。信じて妙なことになっても誰も責任とってくれませんから。
2005年3月号(2/5発売)のテーマ
『マンガ喫茶のナゼ……?』
ご応募お待ちしています!
投稿者 davinci_orange : 2004年12月06日 00:01