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2004年09月06日

今回のお題『古本屋・新古書店』のナゼ……?


黄色い匂いがするような 気がするのはナゼ……? (大阪府 gomasio・会社員・23)
古本屋のあの匂いをかぐと 遠い昔の学生時代 を想い出すのはナゼ……? (岡山県 難波治一・自営業・60)
幼い頃からある古本屋なのに 店主のおじいさんが 一向に歳をとらない のはナゼ……? (埼玉県 料理男・自由業・32)
はたきを持った 頑固親父のイメージ しかわかないのはナゼ……? (千葉県 松岡亜衣・アルバイト・15)
少年向けコミックには スナック菓子のかす が挟まっているのはナゼ……? (長野県 荻原奈緒美・大学生・20)
落書きやライン入りの本 を平気で売っているのはナゼ……? (兵庫県 古林富美子・主婦・47)
目立つ所にエロ本 が並んでいるのはナゼ……? (大阪府 江頭真理子・主婦・35)
欲しい本の最終巻が 単品じゃ売ってないのは、何故? (愛媛県 宮崎真智子・自営業・33)
小さな古本屋の狭〜い通路で味わう あの安堵感はなに? (大阪府 古橋かず子・若隠居・21)
なぜ、古本屋はすぐに 潰れてしまうのですか……? (東京都 上村かおり・26)

古本屋の「ナゼ……?」考察
 そういえば、めっきり行かなくなったなぁ、古本屋(今回は、ぼやき節で)。学生時代なんかはお金がなかったため、50円や100円のもっぱら背表紙もついてないような黄ばんだ文庫本ばかり買って読み漁ってたものです。今回「古本屋のナゼ……?」に関しては、あの独特の“黄色い”匂いと“頑固”そうな店主のイメージに対する投稿がやはり多かった。そういえば、うちの近くの古本屋の店主も、僕が子どもの頃からずーっとじいさんのままだなぁ。もしかして妖精かしら?
 子どもの頃、「安い」という理由で何気にその古本屋で手にしたのが『トイレット博士』。ひたすらウンコチンコの謎を描くという衝撃の超前衛少年マンガであった。当然、ページの間には少年たちの残した“スナック菓子のかす〜”はもちろんのこと、様々な不気味な痕跡が。「汚い」と言ってしまえばそれまでだけど、あえて言わせてもらうなら、そこには寺山修司の詩のような世界が広がっていたような。さらには、明るく健全な社会から打ち捨てられたようなエロ本や官能小説、栄枯盛衰、時の移ろいを思わせる一昔前のタレント本、そして太宰治や谷崎潤一郎や三島由紀夫といったかつての名作が、忘れ去られた時の狭間で待っていた。混沌として雑多な背徳的な空間だったなぁ。そんな場所だから、店主の無愛想ぶりが逆に居心地がよかった。ちょっと恥ずかしくなるようなみっともよくない本を買う際の、こちらの挙動不審を平然とスルーさせてしまう懐の深さというか。


ナゼ! こだまみたいに 「いらっしゃいませー」? うるさいよ。 (奈良県 中嶋さち子・主婦・38)
普通の本屋だと厳禁なのに 古本屋だと立ち読みが 許されるのはナゼ……? (兵庫県 cherio・大学生・21)
10年前のベストセラー本 があったりして 懐かしい気持ちになる のはナゼ……? (滋賀県 越智純恵・主婦・32)
普段なら買わないであろう本を やたら買いあさってしまうのはナゼ……? (広島県 西迫みき・生け花講師・37)
普通の本屋にいる時より、 トイレに行きたい度が UPするのはナゼ……? (京都府 北村瑞穂・短大講師・29)
100円で買った本は 1日で飽きるのはナゼ……? (福井県 ふじのあつし・会社員・43)
1000円で買った本が 3日後に30円なのはナゼ……? (東京都 五十嵐茂雄・会社員・42)
一度買い取りを断られた本を 次回また持って行くと 買い取ってもらえたりするのはナゼ……? (青森県 佐々木祥子・主婦・29)
専門古書店で高値 で売られている本が 大型古書店で安価 で売られていたりするのはナゼ……? (千葉県 中丸宏美・フリーター・23)
好きな作家の本を 古本屋で買うのをためらうのはナゼ……? (徳島県 影山留美子・会社員・22)

新古書店の「ナゼ……?」考察
 なぜ昔ながらの古本屋に足を運ばなくなったかというと、最近は古い本もネット書店で検索してとっとと買ってしまうことと、なんといっても新古書店の登場。普通の書店より在庫が豊富だったりして、特にコミックは、普通の書店の3倍4倍のスペースの店もざら。しかも立ち読みが可。先ほど、ちょっと近くの某新古書店を覗いてみたわけですが、もう立ち読みの人がズラリ〜ンと並んでいて大盛況。古本の薄暗いイメージを払拭すべく店内はコンビニのように明るく、店員さんが「いらっしゃいませー」を連呼連呼連呼。確かにちょっとうるさい。
“トイレに行きたい度がUPする〜”ですが、これは以前から本屋に対する「ナゼ……?」に度々寄せられた疑問。どういう因果関係なんでしょうか。こんなとき、トイレット博士が側にいてくれれば……。そしてやはり多かったのが、「買い値」と「売り値」に対する疑問。本の状態を理由に買い取ってもらえないことも多い。基本的に買い値も売り値も新しさと状態が目安。これって本の書き手にとっては、何気に脅威かもしれない。すべてが等価な並列のモノ感覚で、内容云々はあまり関係ないもんなぁ。“専門古書店で高値〜”ですが、新古書店では状態の悪い古い本は二束三文。しかし、専門古書店に行くと、逆に古さと希少さに価値が出る。某マンガマニアは新古書店で「背取り」(古本屋で安く買った掘り出し本を他店で高値で売る)をして、小銭を稼いでるとか。
 実際ぶらつくと、「こんな本がこんなに安くていいわけ?」と、いつの間にか両手には数冊の本。なんだかんだいって、これはこれでやっぱり楽しいんだよなぁ。


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『啓蒙書、ビジネス本のナゼ……?』
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投稿者 davinci : 04:19