2008年08月05日(火曜日)

【HR】 低迷期の成長

 昨夜は、NHKで「スカイ・クロラ」の特集番組があった。直前で気づいてリビングへ行くと、もうスバル氏は自室に引き込んでいて、いない。そこで、階段の下から呼んだら、飛び出してきて、「出た?」と嬉しそうな声。「いや、押井さんがTVに出るよ」と話すと、「なあんだ」と残念そう。どうやら、アライグマだと勘違いしたらしい。

 曇っていたし風もあって涼しかった。36℃くらいだろう。雷がごろごろ鳴っていたけれど、雨は降らず。朝夕と水やりをしたし、バキュームで掃除もした。パスカルも走り回った。
 リビングで仕事をする。いつもならノートを1台持ってくるのだが、今日はiPhoneですべて事足りた。基本的に、キーボードを使わないような作業ならば全部これでいけるかも。キーボードを多く使う場合にはさすがに面倒。もちろん、これで小説を書けといわれても困る。
 スバル氏に「携帯とパソコンと、どちらがメールを打ちやすい?」と尋ねたら、「携帯」という答が返ってきた。そういう人には、iPhoneがあれば、もう本当に充分かもしれない。

 昨日のスカリーの話で何がいいたかったのか、というと、つまり、組織も人間も、低迷期における蓄積が、その後の成功の基になる、ということだ。表向きに調子が良いときは、消費しているだけで、成長は止まっている。上手くいかないと悩み、世間から酷評されているときが、力を蓄えている期間なのである。
 「このまま砂糖水を売りつづけるつもりか?」という言葉で、スカリーはPEPSIからAppleへ引き抜かれたが、社長になって彼がしたことは、自分を引き抜いたジョブズをAppleから追い出すことだった。これは本当に凄いな、と当時感じた。今のAppleの繁栄は、人間の真の才能が必ず結果に結びつくことを見せつけているだろう。

 さて、「MLA11」のゲラを90%まで見ることができた。もう少しだ。あまり、直すようなところはないけれど、それでも間違いはある。ブログとして公開し、大勢から誤植の指摘があって、そのつど直しているのだけれど、それでも間違いは沢山残っている。本になるときにゲラでまた直す。ただ残念ながら、サーバ上のデータまでは直していない。いずれ消えるものなのでご容赦願いたい。「ジャーロ」の連載を今日は3000文字書き始めた。完成度10%。目標は来週末くらい。
 10月発行予定で、既に初校は見た講談社文庫「議論の余地しかない」に、糸井重里氏から解説をいただいた。当初、オビの推薦コピィをお願いした、と担当編集者O村氏から聞いていたのだが、なんと、届いたのは解説だった。本日拝読した。非常に面白かった。糸井氏とはメール交換をしたことはあるものの、直接お目にかかったことはまだない。
 夜に「僕は秋子に〜」の2校ゲラが届いた。このチェックも簡単に済ませるつもり。
 夕方は、風がとても涼しかった。もう少しで雨が降りそうな感じだったのだけれど……、惜しい。

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