2008年06月13日(金曜日)

【HR】 空気なんか読めなくて良い

 朝から眩しい晴天で、久しぶりに7時半頃目が覚めた。ゴミの日だ。ダンボール箱を6つくらい解体した。パスカルは相変わらず、なによりも水遊びが大好きで、散歩からも早く帰ってきて、水で遊びたい様子。
 「目薬α」は40%まで手直しが進んだ。今週のノルマは既に達成。7月12日のブックフェアでの情報が入ったので、ファン倶楽部へ回しておいた(会員以外も「ニュース」は見られるので、興味のある方はそちらをご参照下さい)。

 「スカイ・イクリプス」の見本が届いた。まさかもう1冊出すことになるとは思わなかったけれど、事実上このシリーズは6冊になった。
 今日は久しぶりに、3時間ほど工作ができた。主にハンダゴテを使った。工作室の網戸から入る風が気持ちが良い。庭園鉄道も少しだけ運行した。

 5/24に書いたことで、熱心で丁寧なメールを多数いただいた。実際に悩んでいる人というわけではなく、むしろ、そういう友人や教え子たちにいかに接したら良いか、みたいな話題だった。もちろん、相談というわけでもない。僕には方法論などないし。
 少しだけ補足して書く。自殺や犯罪という破滅的結果に至った場合、その理由として、いろいろなことがクローズアップされる。しかし、そういったマイナスの理由は、ほとんど誰でもが多かれ少なかれ持っているものだ。だから、そのマイナス要因だけですぐに破滅に至るのではない。そうではなく、それに釣り合うようなプラス要因が足りなかったために、バランスを崩すのである。多くの人が普通に生きていられるのは、マイナスもあるけれど、プラスもあるからなのだ。
 したがって、マイナス要因ばかりに目を向けて、たとえそれを逐一排除できたとしても、たぶん問題は解決しない。たとえば、いじめの問題がクローズアップされ、数々の対策が打たれた。さて、自殺者のトータル数は減ったのだろうか? たとえ、いじめが原因の自殺者が減ったとしても、それで問題を解決したといえるだろうか? 
 おそらく、プラスが不足している人は、1つのマイナスが消えても、すぐに新しいマイナスを見つけてきて、落ち込んでしまうだろう。
 夫婦仲が悪く、仕事も上手くいかなくて、借金は増え、子供たちもにも見放され、友達もいない、信頼できる人は死んでしまい、どん底の状態だ、という場合に、夫婦仲を戻す、仕事を上手くいかせる、借金をしない、子供たちに戻ってきてもらう、友達を作り、新たに信頼できる人を探す、というようなことをすべて実行するなんて到底不可能だ。だから、もう駄目だ、と思い詰めている。そういう人が、たとえば、子犬を一匹飼うだけで、一時的にでも問題が解決するかもしれない。この「一時的」が大事である。僕は、生きるということは、そういうものだと感じている。

 基本的なことで一つだけ言いたいのは、他人をそんなに気にするな、ということだ。空気なんか読めなくても良い。自分の好きなことをすれば良い。ただ、自分の好きなことをするためには、少々周囲と折り合いをつけなければならない。自分のためだと思って、それくらいは我慢しよう。そう、すべては自分を生かすためだ。そう考えるのが一番納得ができるのではないか。あまりにも、「人の気持ちを考えろ」みたいな綺麗な言葉で、子供たちを脅かしすぎていないだろうか。
 周りの空気が読めない人でも、けっこう良い友達になれることが多い。そういう人の方がオリジナリティがあって、親しくなると楽しい。一番つき合いたくないのは、空気を読むことしかできない人間である。

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