2008年05月10日(土曜日)
【算数】 有名な数学者
今日、「ダ・ヴィンチ」のI子氏が、「数学の先生」の話が面白かったと語ったので、同じようなものを考えてみた。
数学が嫌いな人でも、数学者の伝記ならば面白く読めるのではないか、と思う。それは、将棋ができない人でも将棋指しの一生を物語として楽しめるのと似ている。どんなジャンルでも、そのジャンルのプロフェッショナルにならなければ、そのジャンルの天才の人となりに関心が持てない、というわけではない。
数学は、誰でもが少しは知っているジャンルだ。将棋は触ったこともない、ルールも知らない、という人はいるかもしれないが、数学の基本的なルールは義務教育で習う。だからこそ、しかし、はるか雲の上にまで上り詰めた人、というイメージを抱かせるなにかが「数学者」という言葉にはある、と感じることだろう。現代では、もっと「専門的」なものであり、「マイナ」なものになっていて、数学全般に関する知識を持った人ではない。それでも、「広さ」よりは、その「高さ」、あるいは「深さ」みたいなものが、やはり「はるかな」ものという印象を漂わせることにかわりはない。
数学に関する読みものは、大きく分けて、この数学者について書かれたものと、数学のある特定の問題について記されたものに分かれるだろう。そして、圧倒的に前者の方が一般的な読みものといえる。そもそも、伝記というのが一般化を目的とした存在ともいえるか。
古いところでは、ピタゴラスなどが有名だし、名前を思いつくのは、ユークリッド、デカルト、パスカル、オイラー、フェルマー、ガウス、ラプラスなど。ニュートン、ラグランジュ、ガリレイも、数学者に含めても良いと思う。
ドラマティックといえば、なんといってもガロアだろう。20歳で決闘で死んだ19世紀初頭のフランス人である。20歳ということは、数学者になるまえに死んだわけで、死後に業績が認められた。もし知らない方は、少し調べてみると意外に面白いかも(人にあまりすすめない森博嗣談)。