2008年05月07日(水曜日)
【社会】 ホームセンタ
ホームセンタというものは、僕が子供の頃はなかったと思う。あったかもしれないが、近所にはなかったし、話を聞いたこともない。当時、既に食料品を扱うスーパはあった。商品が並んでいて、それを自分で籠に入れてレジへ持っていく、という店はスーパ以外にはなかった。
商店街には、雑貨屋や金物屋などがあって、これが、現在のホームセンタが扱う商品(の一部)を売っていたように思う。僕は工作が好きだったので、金物屋さんへはよく行った。ネジなどを買ったりしていた。1本2円、みたいな売り方だった。
就職して三重県へ行ったのは1982年であるが、このとき、初めてホームセンタなるものに出会った。農作業に関係するものが多かったように思う。お百姓さんが多いから、田舎にはこういう店があるのだな、と思ったのだが、あっという間に都会や、その近郊にも沢山出店し始めた。最初の頃は、まだけっこう小さい店があったけれど、これはスーパも同じで、とにかく大きなところが勝つようだ。どんどん大型化していった。
ホームセンタが扱うDIY関連の商品で、道具類は金物屋にあったけれど、材料の方は、たとえば、木材なら昔は材木屋へ行かなければ買えなかった。つまり、素人が買うようなものではなかったのだ。知り合いの建設業者か大工さんにお願いして分けてもらう、といった入手方法しかなかった(僕は実家が建設業だったので、木材に関しては恵まれていた)。
ホームセンタは、電気店、家具店、薬局、文房具店、園芸店などが扱っていた商品を売っている。ないものは、食料品くらいではないか、と思われるほどだ。ただ、自動車がない人は多少利用しにくい。歩いていけるところにあっても、荷物が大きくて重い。
この10年くらいは、本当にお世話になっている。ただ、だんだんネットで購入する割合が増していることも事実だ。眺めて回り、そこにあるものの中から選ぶより、一番欲しいもの、最適のものを求めることができるからだ。10年後にはどうなっているだろう?