2008年05月02日(金曜日)

【社会】 長続きしなければエコではない

 エコバッグをスバル氏も使っている。しかしそのバッグ、いつまで使えるのだろう? 1つのバッグで何年も持ち堪えられるだろうか。重量物を運ぶので、すぐに壊れそうだ。壊れなくても、新しいデザインのものが欲しくならないだろうか。短期間で取り替えてしまったら、それはもうエコバッグではない。少なくとも1年くらいでは元が取れないように思われる。
 そもそも、マイバックなんか買わないで、あのポリ袋を何度も繰り返し使えば良かったのではないか。どうして新しいバッグが必要なのか? 何故そんなものをわざわざ作ったのか? それを作って売る姿勢が、全然エコではない。
 割り箸は自然破壊だから自分の箸を持ち歩く、という運動がかつて流行った。そのために新しい箸が売れた。その箸を今でも持ち歩いている人がどれだけいるだろう? 
 環境に優しいハイブリッドカーも、最低でも購入したら10年以上は乗り続けなければ意味がない。新しい車を買うよりは、古い車にずっと乗り続けることの方がエコだ。住宅だって、新しく省エネハウスを建てるよりも、古くなっても住み続けることがエコである。
 省エネやエコを売りものにしている商品に飛びつくことは、結局は地球に優しくない。とにかく、新しいものを買わない。そして新しいものを作らない。必然的に、経済はどんどん低迷する。この不況こそが、エコだし、地球に優しい。
 環境を考えるうえで、最も重要なことは「維持」や「持続」であって、「導入」や「刷新」ではない。「ビジネスチャンスになる」という発想自体が、既にエコではない。

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