2008年05月01日(木曜日)

【理科】 理科ができる奴

 数学ができる奴に比べると、数学以外の科目ができる奴というのは、べつに特別でもなんでもなく、ごく普通の人である。たとえば、理科ができる奴というのは、単に「ああ、好きなんだなぁ」というふうに見られるだけで、微笑ましくはあっても、凄さというものはない。社会ができる奴も同じで、「そんなに勉強しなくても……」と苦笑してしまうくらいだ。ようするに、オタクっぽくなってくるだけで、能力的にどうこうという差異は感じない。むしろ性格的な差異を感じさせるわけである。数学以外では、唯一語学ができる奴だけは、ちょっと「才能かな?」と思うことがある。英語がぺらぺらくらいでは駄目で、10カ国語くらいが書けて(しゃべれるくらいでは普通)、新しい言語もたちまちマスタする、みたいな人がいるのだ。あと、5教科以外の、体育、音楽、美術などは、やはり才能的な差異を感じる。だから、数学と語学は、運動神経と同じような差異があるのだろう。
 理科の場合、オタクっぽさでいうと、やはり筆頭は地学だと思う。なにしろ、先生がとびきりオタクだった。鉱物を愛してやまない感じで、化石を部屋の棚に並べていたら、重さで家が傾いたという話をされていた。しかも、嬉しそうに……。
 次が生物ではないだろうか。でも、地学ほどではない。不思議だ。そして、化学や物理になると、そんなにオタくっぽさも感じなくなる。どうしてかというと、アピールする機会がそもそもないし、密かにそれができる奴がいたとしても、周りに気づかれない。「あ、あいつ、そうなの」くらいの感じで、普通の人が、実は物理マニアだったりする。しかも、電気が好きだとか、試験管が好きだとか、かなり狭い範囲に特化されていることが多い。
 そういうわけで、理科ができる奴というのは、そんなに書くほど面白いわけではないのだ(書いたけど)。

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