2008年05月03日(土曜日)
【HR】 苦労なんて簡単
日射がクリアな晴天。29℃くらいあった。風が爽やか。世間はGWらしい。緑地公園にいるのか、右翼の宣伝カーが流しているらしい「燃えよドラゴンズ」が風に乗って微かに聞こえた。
朝はパスカルと水遊び。とにかく、散歩よりも水遊びがしたいみたいだ。でも、スプリンクラは嫌いだ。
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午前中に小説の仕事を片づける。「α」は5000文字書いて90%まで。「スカイ・イクリプス」2校は5/8まで。「MLA10」のゲラが届き、羽海野氏の表紙イラストも見せてもらった。ゲラ校正とあとがきは締切が7日と言われたが、少々無理なので、I子氏にお願いして14日にしてもらった。たぶん、9日くらいにはできるだろう。僕の場合は、9日にできる仕事は、14日の締切でちょうど良い。誰かが突然死んで葬式があるかもしれない。病気になるかもしれない。それくらいの余裕は必要だ。「庭園鉄道〜」のごく一部のゲラも届いた。調整が必要な部分だけ。全体は後日とのこと。この仕事にかかれるのは2週間後くらいか。
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スバル氏の買いもので、車を運転し、駐車場で待つ間にゲラを読んだ。風が気持ち良く、仕事に適した環境だった。
昨日、機関車の試運転が不調だったので、それを直して再挑戦、とも思ったけれど、デッキで塗装剥がしを始めてしまった。GWは天気が良さそうなので、また塗装をしよう、そのまえに剥がそう、というわけである。つまり、再塗装の準備。3時間くらい、ひたすらヘラで塗料を削ぎ落とした。長時間続けたので、手(握力の筋肉)が疲れた。
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こういった単純作業は大好きだ。先日も書いたが、僕は24歳で国立大学の助手になった。技官や事務官ならば残業手当があるが、助手から上は教育職なのでこれがない。教授から依頼された仕事をする場合もあるけれど、基本的に自由で、出勤簿もなければ、勤務時間という意識もない。
なにもしなければ、なにもしないで過ぎていく。だから、教授から仕事が来ると、それが嬉しい。「やることがある」という状況は、考えなくて良いし、ただこなせば成果が出る。精神的にとても楽な状況だ。
毎日毎日、今日は何をするか、自分で考える。明日は何を、明後日は何を、来年は何を、10年後は何をするのか、全部自分で決めて、そしてそのとおりに実行する。実行できたかどうかを見ているのも自分以外にいない。誰も怒らないし、誰も褒めてくれない。こういう仕事を「苦労がない」と言う人もいるだろう。たしかにそうかもしれない。しかし、それだったら、苦労があった方がずっと精神的に楽だ、と僕は思う。
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苦労なんて簡単だ。苦労するものがあれば、それをやっていれば、ノルマを達成したり、時間が過ぎたりして、ちゃんと「終わる」し、終わったら、評価もされる。苦労を与えられることは、幸せな状況だ。まるでゲームのように。
僕は、土日も祭日も、お盆もお正月も休まなかった。仕事が終わることなんてない。苦労をした覚えもない。何に苦労をすれば良いのか、いつも考えていた。自分に問わなければならなかった。何をするべきか? どうやってするのか? 何故するのか? はたして価値はあるのか?
そういうわけで、塗装をひたすら剥がすような仕事、ヤスリで金属を削るような仕事って、ただ没頭していれば、ちゃんと「終わり」が来る。それだけでも癒される。奇跡的に楽しい仕事だと感じてしまうのだ。
【体育】 危険なスポーツ
スバル氏が、「ハンマ投げ」と「やり投げ」について、「あんな危ないものを、子供が学校でやるわけでしょう? なんか考えたらいいのに」と苦言を呈していた。たしかに、今どき「槍か?」「弓矢か?」みたいな気は少しする。
しかし、そういう見方をすれば、野球のバットだって危ない。ゴルフのクラブはもっと殺人的だ。スポーツで誤って人を殺してしまった、という事故はけっこうあるのではないか。闘牛を見て、「あんな危ないことしなくても」と思う人は多いだろうし、日本古来の祭りでも、「怪我人が出ない方がおかしい」なんてものは珍しくない。もちろん、やりたい人が覚悟のうえでやるのは良い。けれど、関係のない人まで巻き込まれるのは問題だし、それが普通の中学や高校で行われているとしたら、「大丈夫なのか?」という心配も一理ある。
どうして、もっと剣玉とかお手玉とか、怪我をしにくいものがスポーツにならないのか不思議だ。それはたぶん、スポーツの多くが「戦い」を模擬しているし、戦闘能力を鍛えるために生まれたことに関係しているだろう。「平和の祭典」なんていっているが、元を辿れば、そこはかとなく戦争ムードなのだ。
しかし、これはスポーツに限らない。多くのゲームが、戦略的なものを模擬している。それは、現代のゲームでも同じで、内容は全然平和的ではないものがほとんどだ。
もちろん、それが悪いわけでは全然ない。まったく問題ない。気をつけてやりましょう、というだけ。
普通の人がいきなり真似をしたとき、一番危ない(ように見える)のは、スキーのジャンプではないだろうか。あれって、着地のスロープをもっと低く伸ばしたら、いくらでも、何百メートルでも、飛び続けることができると思う。2分くらい滞空していたら、凄いだろうなあ、と思いながら観ているのだが、あまりにも危険すぎるか。