2008年04月30日(水曜日)
【算数】 数学ができる奴
数学がもの凄くできる奴がいる。僕も、とにかく点を取れるものといったら、数学と物理が頼りで、ほかの暗記科目が全部0点でも、数学と物理で満点を取れば合格できるところを、ということで大学を選んだクチである。
それでも、そんなレベルではない。もっとできる奴がいる。僕の高校は、実力テストでめちゃくちゃ難しい数学の問題が出る。全校生徒の平均点は10点(100点満点)くらいになる。60点くらいを取ると、もうベスト幾つかに入るくらい上位になれるのだ。たとえば、文系志望だったら、東大を狙える奴でも、50点を取れれば良い方だった。5問しか問題はないから、3問を確実に取れるように時間を配分する、なんて姿勢でみんなが臨んでいた。
そういう中で、やはり満点を常に取る奴が数人いた。もっと凄い奴になると、万年筆で解答を書く、とか、2時間の試験時間のうち、最初の1時間は答案を伏せたまま見ない、なんて奴も数年に1人くらいいるのである。人間というのは凄いものだ。それくらい幅がある。
それから、そういう数学の天才は、ほかのことはなにもできないガリ勉タイプでは全然ない。運動部の主将をしていたり、音楽でバンドをしていたり、ほかの分野もむしろ人より秀でている。たぶん、普通の高校にはあまりいない人間かもしれない。
もちろん、先生よりも確実にできるし、授業を受ける必要もないから、先生は彼に「なにをしていても良いよ」という方針だった。
計算が速いわけでは全然ない。計算が速い奴はまた別にいた。5桁くらいのかけ算を即座にできるのだが、そいつは、そんなに数学が得意ではなかった。だから、あれはまた頭の使い方が違うようだ。