2008年04月17日(木曜日)
【理科】 動物の走り方
人間は2本脚だから、歩き方も走り方も1種類しかない。左右の脚を交互に出すだけだ(例外としてスキップがあるが)。手の動きまで加えると、少しバリエーションが出る。手を脚と反対に振るか、それとも手も脚も同じ動きをするかで、腰が捻られるかどうか、躰の使い方が異なる。走るには逆が優れているけれど、たとえば、登山をするような場合は同じ振りにした方が疲れないとも聞く。
動物は4本脚なので、パターンが各種ある。犬を観察していても、場所や速度によって歩き方、走り方が異なる。一番わかりやすいのは、前脚が交互に出ている場合と、揃っている場合だ。犬の場合は、全速力で走っているときは、前脚も後脚も左右は揃っている。前脚が蹴るとき、後脚が前に出る。しかし、馬などはこんな走り方はしない。
それから、交互に出ている場合でも、前後の脚が同じ側で揃っている動物と、そうでない動物がいる。歩いているところの写真を見るとそれがわかる。たとえば、馬とラクダは違う。
虫は小さいし、動きが速いから、脚の運びはよくわからない。高速度カメラで撮影したものを見るしかない。どうして、6本ある昆虫と8本の蜘蛛がいるのか不思議だ。しかし、おそらく、走り方を学習し、意図的に脚を動かすような高度な頭脳がなくても、転ばずに進めるように脚が多いのだと思う。
脚ではないが、羽も、昆虫は4枚あって、鳥の2本よりも多い。トンボなどが飛んでいるスローモーションを見ると、前の羽と後ろの羽は互い違いに羽ばたいている。これは二重反転によって反動を打ち消しているわけだ。鳥くらい大きくなると、1つの翼でも形を変えて、微妙なコントロールができるし、それだけの処理能力を頭脳が持っているわけだ。この点は、脚の運びとも共通する。
トーマは階段を脚を左右交互に出して上り下りしたが、パスカルは左右揃えて上ってくるし、下りるときも揃えている。上るときの速度は同じくらいだが、下るときはパスカルは非常に遅い。