2008年04月16日(水曜日)

【算数】 算数は何故難しいのか?

 このまえ、ダ・ヴィンチのI子氏が、このMLAの学科が順番に書かれていることを知らず、「え、そうでした?」と驚いていた。ほぼ順番を決めている。今日は何を書こうかと考えるとき、できるかぎりジャンルが限定されていた方が書きやすいからだ。社会が一番範囲が広いので考えにくい、また算数や理科が知っているものが多くて書きにくい。そういうわけで、苦手な国語が案外一番簡単かもしれない。
 算数というのは、「わからないもの」の代表選手である(古典的な表現をしてみました)。小学校高学年でもうわからなくなった、とか、中学でついていけなくなった、などとよく聞く。どうして、そうなるのだろう?
 子供にとっては、どの教科も同じく未知のものであるはずだ。何故、多くの人が「算数が難しい」と感じるのだろう。
 これについて、僕は特にこれといった答を持っているわけではない。人それぞれに理由があることと思う。しかし、あまり指摘されていない部分として、「言葉」の問題があるだろう。
 多くの人は、足し算や引き算などの計算はどうにかこなすことができる。算数の最初の壁は「応用問題」や「文章題」と呼ばれるものだ。そしてこれは、文章から事態を把握し、問題がどこにあるのかを抽出し、どんな解決が求められているのかを考えなければならない。「わからない」と感じる人は、まず事態が把握できないし、また何が問われているかがわからないようだ。これは、それまで言葉というものをそこまで厳密に(意味を限定して)使用した経験がないためではないだろうか。
 幼いときから言葉を使っているけれど、片言を話しても周囲の大人が理解してくれるし、また、単語さえ聞き取っていれば、だいたいコミュニケーションは成り立つ。「これがこうなったら、あれはどうなりますか?」といった複雑な文章は、実生活にほとんど現れない。他の教科でも、高学年にならないと現れない表現が、算数の問題中には比較的早くから現れる。
 算数の理解には、かなり高度な言語力が求められると思う。それが「論理性」であり、数学の基本的な部分ではあるし、言葉の厳密な理解力のことだ。
 だから、少し大人になって(充分に言葉に慣れて)から、算数をもう一度やり直すことは、わりと良いアプローチかもしれない。

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