2008年04月22日(火曜日)

【HR】 ぞくぞく荷物が届く日

 今日も暖かい。素晴らしい晴天だった。庭で草取りをした。パスカルは元気だ。散歩も沢山歩くようになったし、若干軽くなったような気もする。スバル氏は、パスカルの顔を横から両手で押さえて、「ほら、ほそ子さんでしょう?」と何度も見せてくれた。

 午前中に小説の仕事を片づける。「スカイ・イクリプス」のゲラを最後まで読んだ。それから、「目薬αで殺菌します」を9000文字書いて、完成度49%。昨日の分は取り戻した。「工学部・水柿助教授の解脱」の見本が幻冬舎から届いた。大好きなオレンジ色だ。大竹茂夫氏の絵を(僕の希望で)使わせてもらっている。鈴木成一氏の装丁で、このシリーズは本当に素晴らしい3冊になった。これで完結である。

 「スカイ・クロラ」に登場する飛行機、散香のフィギュアの写真を見せてもらった。例の限定セットになるダイキャストとはまた別のメーカのもので、プラモデルの方だ。サイズは同じく72分の1で、飛行機のモデルでは一番メジャで世界で統一されたスケール。零戦のようなレシプロ戦闘機は小さく、現代のジェット戦闘機は大きい。並べてみると、全然違うのがよくわかるだろう。もちろん、散香はとても小さい。翼長が8mほどしかないのだ。プラモデルだから組み立てる必要があるけれど、塗装済みのモデルなので、非常に簡単なはず。

 今日は荷物が沢山届いた。運送会社が一通り全部来たのでは、と思えるくらいだった。大半は模型関係のものである。パーツが届いたし、修理に出していた機械も戻ってきたし、そうそう、よしもとばなな氏から、スーパーミルクチャンのフィギュアがいっぱい届いたし(余っているものがあったとか)、本も沢山届いたし、ガーデニング関係のものも届いた。また、段ボール箱の解体が大変な仕事である。明日も、4つ以上は届く予定だ。そもそも、毎日平均3つくらいは届く。そういう時代なのかな。

 工作の方は、肝心の塗料がまだ届かないので(昨日注文したばかり)、また別の店を広げてしまった。レディ・マドキャップの改造を再度始めようとしている。なかなか腰が上がらなかったことを、ここ2カ月で、次々片づけている。調子が良いなあ、本当に。
 スバル氏とスーパへも行った。僕は隣のホームセンタでぶらぶらと時間を潰した。買ったのは、サンドペーパと銅管だけ。ホームセンタは賑わっていた。花がいっぱいだった。もうでも、今から植えても遅いような気もする。
 毎年最後になるサルスベリもようやく葉を出し、庭園は新緑が美しい。今が一番良い季節だろう。

【社会】 保険の将来

 スバル氏が、TVで保険のコマーシャルが多すぎて「もの凄く鬱陶しい」とおっしゃっていた。そこで、彼女に話したことを書こう。何度も書いている内容のまとめ。
 保険というはそもそも、不幸があった人を周囲の人が助ける仕組みのことだ。分担をする覚悟がある人を募り、お金を集める。そして、確率的には低いが大きな損害を被りお金が必要になった人へ、それを配分する。これは、大変優れたシステムだと思う。僕も若いときは沢山の保険に加入した。自分にもしものことがあった場合に、家族が困らないようにしたわけだ。
 このような掛け捨ての保険はとても有意義である。ただし、こういった仕組みを社会全体に組み入れたものが「福祉」と呼ばれるものであり、本来、福祉が充分に発達すれば、保険などは不要になるはずである。また、国が発展し、成熟した社会になるほど、保険の必要性は薄れる。これも、国や社会が個人(特に弱者)を援助する仕組みが構築されるからである。
 生命保険は、若いときにこそ入るべきであり、老人になったら必要ない。既に子供は独り立ちしているし、自分が死んだあとの葬式代や配偶者の生活費などは、貯金をしておけば済むことである。若くして死んだ人に対して、生きている人(つまり長生きした人)が負担をする、というのがこの保険の基本なのだ。
 これに対して、年金保険というのは、長く生きた人にお金を配分する仕組みであって、これは、構造的におかしい。まず、長く生きる人の数がかなり多い。また、早死にした人は充分な負担ができない。負担だけ目一杯して、年金をもらう寸前で死ぬような人が多ければ成り立つかもしれないが。
 本来は、自分で支払った金が蓄積され、運用されて、それが戻ってくる、と個人としては考えたいところだが、けっしてそうではない。国も保険会社も、最初に集めた金の大半を(施設建造、維持、人件費などで)使い切ってしまうだろう。そして、新たな加入者から集めた金を現在の支払いに回す。加入者が減れば、たちまち立ち行かなくなる。
 保険の加入者はどんどん減少するだろう。これは必然だと思われる。だからこそ、今あんなに宣伝をしているのだ。掛け捨ての保険以外に加入するのは、ほとんど慈善事業だと僕は思う。なんとも美しい志だとも思う。
 保険会社が死亡(倒産)保険に入ったら素敵だが、きっと誰も引き受けないだろう。確率が高すぎる。

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