2008年04月21日(月曜日)
【HR】 塗料剥がしと草取り
気温は26度くらいまで上昇。良い感じだ。まだ、庭に蚊がいないのが良い。
朝から仕事をしようと思ったら、スバル氏が急に、パスカルを獣医へ連れていきたい、と言うので、予定を変更。ワクチンやフィラリアの検査、そして薬をもらいにいくため。毎年、この時期に行っている。さすがのパスカルも、今日は病院の入口で急停止して、「入りません」と抵抗した。初めてだ。
獣医さんはパスカルを見るなり、「あれ、太ったね」と言う。看護婦さんも触って「脂肪も多いし」と駄目押し。体重も測ってもらったら、家で測ったときより、さらに0.5kg多かった。スバル氏もようやく事態を深刻に受け止めつつある。しばらく、食事療法が続くだろう。パスカル受難。
![]()
仕事は、執筆はやめて、ゲラ校正に時間を使った。「スカイ・イクリプス」を7/8まで見た。明日見終わる予定。映画「スカイ・クロラ」の「オフィシャルガイド Surface」の一部のゲラも来ている(対談は2校)。
![]()
工作は、昨日に引き続き、塗装を剥がす作業に没頭。剥離剤を塗って、剥がしやすい状態にしておいて、ヘラで掻き取る、という手順。今日も2時間ほどやって、最後はシンナで綺麗に拭き取った。意外に早く終わった。この上に塗る塗料を明日買いにいこう。意外に段取りが悪いのは、買い置きのものが勘違いで色が違っていたため。機関車製作部の今月のレポートを書きつつある。明後日くらいアップできそう。
庭で大量に雑草を取った。バキュームで落ち葉を拾い、水やりもした。パスカルはもの凄く積極的に飛びついてきた。僕でも飛びつくので、よほど体調が良いのだろう。庭を走り回っていた。
![]()
ファン倶楽部がこの4月で10周年になったそうだ。会員数が約12000名。主にネット上で活動をしていて、特に資料というか森博嗣に関するデータがきっちり整理されている。僕は自分ではなにもしていないので、本当に助かっている。先日、スタッフの人から、記念企画のことで依頼を受けた。まだまだ締切はさきのようだが(この点を出版社は見習ってほしいものだ)、小説の短編やエッセィ、そしてインタビューなど、すべて快諾した。かつて、ファン倶楽部会員のためにショートショートを書いたことはあったけれど、今回はもっと長いものを書こう。
![]()
暖かくなってきて、本当に体調が良い。ドライブもしたいし、飛行機も飛ばしたいし、機関車も運転したいし、街をぶらぶらと一人で歩きたいし、でも、一番したいのは工作室での作業かな……、という幸せ。
僕は子供の頃から、どんな仕事がしたいとか、家族がどんなふうになってほしいとか、そういう将来像を夢見たことがない。ただ、大人になったら、こんなことをして好きなだけ遊ぼう、と考えていただけだ。それは、今も変わらない。
【理科】 鳥の羽ばたき
ハミングバードに関して、2006年6/29の【HR】(【理科】ではない)で書いているので、参照のこと。
鳥は両翼を上下させて羽ばたく。これはどんな効果があるのか。人類は長い間、それを見誤っていた。レオナルド・ダ・ヴィンチも誤解していただろう。この誤解こそが、20世紀になるまで、人類が動力飛行に成功しなかった主たる理由だと思われる。
団扇を1本ずつ、両手に持とう。ただし、普通とは反対に持つ。つまり、ラケットのようにではなく、握った柄から下に団扇の本体が出るように握る。そして両腕を横に伸ばす。団扇を後方へ向け、団扇の面が地面と平行になるように持とう。さて、この状態で腕を上下させる。団扇は空気の抵抗で撓(しな)る。腕を下へ振るときは団扇の方が高く、腕を上へ振るときは団扇が低く、斜めになって追従する。この結果、後ろへ向かって風を送ることになる。鳥の羽ばたきは、このようなメカニズムになっている。
つまり、羽ばたくことによって、躰の後ろへ空気を押しているのだ。下へ向けてあおいでいるのではない、ということが重要であり、ここが見誤ったポイントである。すなわち、鳥は、地面に向かって風を送り、ヘリコプタのような飛び方をしているのではなく、後方へ風を送り、前進することで、主翼である翼に揚力を得る。これが飛行機のメカニズムに等しい。
ダ・ヴィンチのスケッチにある飛行機械は、ヘリコプタであって、飛行機ではなかった。ヘリコプタは、飛行機よりも高度な姿勢制御機構と強力なエンジンが必要なので、昔は実現できなかった。たとえば、人力ヘリコプタなどは、人力飛行機に比べてはるかに短時間しか飛べない。