2008年04月17日(木曜日)
【HR】 保守的な人類
雨の一日。どこにも出かけず。こういう落ち着いた日は時間があって好きだ。
昨日の写真にあった「おしゃべり九官鳥」を今日修理した。ちゃんとしゃべるようになった。「おつかいブル公」よりは簡単な修理だった。おしゃべり九官鳥は3種類あるが、これは「ミセス」なので、子供向けでないようなおしゃべりばかりする。
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小説は7000文字書いて完成度34%。落ち着いて書いたつもりだが、時間がありすぎる。そういえば、まだタイトルを発表していなかった。「目薬αで殺菌します」の予定。「スカイ・イクリプス」のゲラは1/2まで。こちらも順調。yorimoに連載していた分は1度校正をしているからだが。今月25日発行の文庫の見本が2冊届いた。角川の「どきどきフェノメノン」と、中公の「クレィドゥ・ザ・スカイ」である。文庫は良いね(にこにこ)。特に、オビを外した文庫は。もう1冊、幻冬舎から単行本が出るけれど、こちらは出来上がりがぎりぎりになるらしい。発行日は3冊とも同日。
パスカルの体重を測ったら、この1年で10%くらい増えていたので、スバル氏と相談してダイエットをさせることになった。彼女はご褒美のジャーキィを与えすぎていたことを反省している。躰が重くて、足を痛めることが多いし、だいたい持ち上げるとずっしりとくるのだ。毛も多いが、中身も詰まっている感じ。
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世の中の動きを観察していると、「保守的だな」と思うことの方が、「革新的だな」と感じることよりもはるかに多い。人間というのは、基本的に保守的な動物のようだ。変化を嫌うというか、もうどうにもならなくなるまでは変えようとしない。そんなふうに見える。そういう保守的な部分が、平和で安定した社会を築くのかもしれないけれど。
道路をどんどん建設するのは変化を求めているようで、実は逆だ。一度作り始めたら、もう作り続けることを守ろうとする。同じような増加を果たさなければいけない、と感じるのだろう。ようするに「変化=不安」という強いイメージがあるように思えてしかたがない。
エンタテインメントの世界でも、新しいタイプの才能が出てくると、まずは否定される。「いきすぎだ」「わからない」「伝統を軽んじている」と。その才能がしばらくして別のことを始める頃には、「最初は良かったのに」と言われる。そもそも、才能とは新しいものを求める力のことであり、つぎつぎに変化をするものだ。保守的な受け手は、常に天才の過去の成果を受け入れ、現在には眉を顰める。おそらく、既に定着し、変化しないとわかって、初めて安心できるのだろう。
若い人だけが、生まれながらの革新性をまだ持っている。それはつまり、人間は生まれたときには革新的だからだ。保守性は、生き延びる過程で学習した知恵なのか、それとも、単に鈍った刃なのか、という議論をするつもりはないけれど、1ついえるのは、自覚のない思い込みが保守性の最大要因だということ。何故なら、多くの人々は、少し時間が経てば、新しいもの(新しかったもの)をちゃんと受け入れているからだ。
【理科】 動物の走り方
人間は2本脚だから、歩き方も走り方も1種類しかない。左右の脚を交互に出すだけだ(例外としてスキップがあるが)。手の動きまで加えると、少しバリエーションが出る。手を脚と反対に振るか、それとも手も脚も同じ動きをするかで、腰が捻られるかどうか、躰の使い方が異なる。走るには逆が優れているけれど、たとえば、登山をするような場合は同じ振りにした方が疲れないとも聞く。
動物は4本脚なので、パターンが各種ある。犬を観察していても、場所や速度によって歩き方、走り方が異なる。一番わかりやすいのは、前脚が交互に出ている場合と、揃っている場合だ。犬の場合は、全速力で走っているときは、前脚も後脚も左右は揃っている。前脚が蹴るとき、後脚が前に出る。しかし、馬などはこんな走り方はしない。
それから、交互に出ている場合でも、前後の脚が同じ側で揃っている動物と、そうでない動物がいる。歩いているところの写真を見るとそれがわかる。たとえば、馬とラクダは違う。
虫は小さいし、動きが速いから、脚の運びはよくわからない。高速度カメラで撮影したものを見るしかない。どうして、6本ある昆虫と8本の蜘蛛がいるのか不思議だ。しかし、おそらく、走り方を学習し、意図的に脚を動かすような高度な頭脳がなくても、転ばずに進めるように脚が多いのだと思う。
脚ではないが、羽も、昆虫は4枚あって、鳥の2本よりも多い。トンボなどが飛んでいるスローモーションを見ると、前の羽と後ろの羽は互い違いに羽ばたいている。これは二重反転によって反動を打ち消しているわけだ。鳥くらい大きくなると、1つの翼でも形を変えて、微妙なコントロールができるし、それだけの処理能力を頭脳が持っているわけだ。この点は、脚の運びとも共通する。
トーマは階段を脚を左右交互に出して上り下りしたが、パスカルは左右揃えて上ってくるし、下りるときも揃えている。上るときの速度は同じくらいだが、下るときはパスカルは非常に遅い。