2008年04月11日(金曜日)

【HR】 チューリップが見頃

 晴れて暖かくなったが風が強い。桜や葉っぱが吹雪のように降り注ぐ中、庭掃除を朝と夕方にした。ホームセンタへも行き、また苗を10鉢くらい買ってきて植えた。勤勉な庭師になった気分。
 カメラを搭載した機関車を走らせる実験をした。カメラも送信機も新しくなったので、画像が鮮明になり、ノイズによる乱れも少なくなった。ガレージの高いところに受信用のアンテナを設置していたけれど、これがなくても充分に庭園内をカバーできることがわかった。カメラを上下左右に動かせるので、自分の見たいところが見られる。まるで乗っているみたいに楽しいわけだが、乗ることもできるわけだから同じか。さらなる改造として、バックをした時のためのカメラを搭載することを考えている。
 今日は朝から、スバル氏に買ってもらったオーバオールを着ていたのだが、ぶかぶかで腰のボタンを留めた状態でも脱げてしまう。つまり、全重量を肩で支えて着ているわけで、これは肩が凝るだろう、と思った。少々不自由なので午後は着替えてしまった。

 オリンピックの聖火リレーや開会式ボイコットなどが世間で話題になっている。「スポーツは政治とは無関係だ」という主張もよく耳にするところだけれど、しかし、オリンピックはそもそも政治的なイベントではないだろうか。歴史的に見ても、そういう印象を僕は個人的に持っている。もっと言うなら、そもそもスポーツ自体が、古来政治的な力によって普及してきた、と思える。だから、政治的であっても良い、という意見ではなく、切り離せるならそれに越したことはないが、難しいだろうな、と思うだけだ。今の若い人たちは、モスクワオリンピックのときのボイコットを知っているだろうか。もう28年もまえなのか……。

 明日と明後日が庭園鉄道のオープンディなので、その準備のため3日間は小説の仕事はオフ。今日は、線路の点検をした。電気機関車のバッテリィの充電はこの3日くらいかけて終わっている。蒸気機関車は水(蒸留水)を用意したし、石炭は明日の朝、細かく割る作業をするだけ。スバル氏はカレーを作ると話していた。桜は半分散ってしまったが、チューリップは一番見頃なのではないだろうか。あ、今思い出したが、結婚記念日だ。えっと、26年めかな。モスクワオリンピックの2年後だったのか。特に今日はなにもないが……。

【算数】 時間と角度

 長さと重さの単位は、世界で統一されているようで、実はされていない。何度も書いているが、アメリカでは、メートルもグラムもほとんど通じない。イギリスは、まだフランスに近いためか、インチとミリが併記されているところを見かけるから、多少は柔軟かもしれない。
 さて、しかし、時間の単位は世界で統一されている。それから、角度もそうだ。どちらも、10進法ではなく、小学生に「どうしてこんな複雑なふうにしたの?」という疑問を抱かせるのに充分ないやらしさといえる。
 15分というのが、1時間の1/4で、クオータなのだし、しかも文字盤の目盛りは「3」である。絶対に複雑過ぎるだろう。しかし、大人になる頃には、45分と聞くと、頭の中で時計の文字盤を思い浮かべ、3/4のイメージがすぐ出るようになる。だが、45という数字は10進法では、9/20という半端な数なのである。
 角度も、90度が直角だから、45度や30度などが、その1/2だったり、1/3だったり、きりの良い角度に認識される。しかし、やはり45や30という数字は10進法では半端な数だ。人間はこういう頭の切換ができてしまうのだな、と感心する。
 時計の文字盤や、角度を測る分度器のように、これらは円の分割としてイメージされている。数字はその円盤に刻まれた印なのだ(10進法の数字が書かれているのが複雑さを増すが)。たとえば、時計がデジタルになって数字だけを表示したり、分度器もデジタルになって、角度に合わせると数字を表示するようになったりすると、大勢が勘違いをするだろう。数字はあくまでも10進法だからだ。デジタル時計が普及しない理由は、こんなところにもありそうだ。

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