2008年03月02日(日曜日)
【HR】 短編集と役得
昨日のレストランだが、最初個室でフルコース。そのあと中庭へ出て、離れに移り、そこで庭を見ながらデザートだった。スバル氏が「こんなところに住みたい。ここが売りに出たら買って」とおっしゃった。無理だと思う。古い日本家屋だったけれど、そういう古民家的なものが僕は好きだが、彼女は嫌いだと以前におっしゃったことがあったから、僕としては諦めていた。わからない人だ。ようするに、嫌いなものでも美味しければ良い、という方針かも。
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スバル氏は今日は朝から東京へ買いものに出かけた。駅まで送ってから、パスカルをよしよし。暖かい晴天で、庭で水やりをし、少し土いじりをしてから、機関車を走らせて遊んだ。お昼は焼きそばを作って食べた。
「工学部・水柿〜」のゲラは50%まで。「スカイ・イクリプス」第7話は3000文字書いた。好調。「カクレカラクリ」のノベルス版を5月に講談社から発行する予定だが、1段組にするか2段組にするか、で迷っている。普段なら迷うことなく1段組にするところだ(読者にも圧倒的に1段組が支持されている)。しかし、この作品は元本がソフトカバーで1段組だったし、そのときの値段も非常に安かった。そうなると、普通にノベルスを作ると、差別化が難しくなる。編集部はそう考え、2段組を最初提案してきた。もっともなことだと僕も思った。でも、その本を手に取る読者からみれば、そんな履歴は無関係だ。というわけで、少々悩んでいる。どうしようかな(実は僕自身は、こういったフォーマットはどうだって良いと思っている方なので、強い意見はない)。
それから、今年は8月に、講談社から短編集を2冊出す。昨日もその打合せをした。1冊は、犀川&萌絵の短編を集めたもので、もう1冊は、自選短編集である。僕が出したいのは断然後者だけれど、ニーズは前者にある。どの短編を選ぶかをそろそろ考えなければならない。ハードカバーで出て、来年には文庫になる予定が決まっている。
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さらに予告。6月に中央公論新社から出る「スカイ・イクリプス」には、特別仕様の限定バージョンが設定される予定である。たぶん、4月か5月に出る「スカイ・クロラ」のムック本(なんというタイトルになるのか知らないが、京極氏との対談が載る本のこと)で詳しく告知されるのだろう。
そういえばそれ以外にも、「スカイ・クロラ」の関連商品(人形や戦闘機などのフィギュア)の発売を既に4社が発表している。出版社と違って発表が早いのは、最近の宣伝の伝播速度を熟知しているからだろう。興味のあるものが出そうなので予約しないとなと思っていたら、関連のものはもらえるらしい(そういうメールを制作委員会からいただいた)。そうか、原作者って、そんな特典があるのか、と思った。
夕方に、パスカルを散歩に連れていった。本当に暖かくなった。
【理科】 塗料と塗装
工作で使う塗料の話を少しだけ。水性の絵の具や色鉛筆、クレヨンなども使わないこともないけれど、除外。
模型屋さんで売っているのは、プラモデル用の塗料が多い。プラモデルと簡単にいっても、プラスティックの種類によって、「ポリカーボ用」など、塗料が違うものもある。しかし、大きく分けると水性と油性があるし、また、ラッカかエナメルかウレタンか、という分類もある。
水性と油性は、文字どおり溶剤の違いで、水性の場合は、塗料を水で薄められたり、使用後の筆を水で洗えたりする。油性の場合は、専用のシンナで薄め、筆もシンナで洗う必要がある。一般に、油性のものの方が揮発性が強く、臭いも強いので不健康だけれど、しかし、仕上がりは断然良い(だから未だに存在している)。
エナメルとラッカは、塗料の成分表をよく見ないとわからない場合がある。エナメルはマイナで、あまり見かけないが、仕上がりが綺麗なので好んで使う人は多い。乾燥が遅く、伸びるので、筆塗りに適している。タミヤの小さい瓶の方がエナメルである。
ウレタンは、2液を混合して用いる塗料で、プラモデルには滅多に使わない。硬化剤を混ぜてから塗り、化学反応で硬化するので、混ぜた分は、その場で使い切らないと、元に戻せないので捨てるしかない。面倒だし、塗るのも難しいけれど、塗膜は強く、耐久性がある。ラジコン飛行機などは、エンジンの排気でラッカ系のものは冒されるため、ウレタンを使うことが多い。
異なる種類の塗料を重ねる場合には、これの上にこれは塗れない、という相性があるので注意すること。また、材料によって、その塗料がのりにくい場合もあって、こういったときは、サーフェイサとかプライマという下塗りをしてから、上塗りをすることになる。
1つ言えるのは、プラモデルの塗装が最も難しい、ということ。あれより難しい塗装作業って、まずないと思う。これって、【図工】か?