2008年02月20日(水曜日)
【国語】 最薄
ケータイのコマーシャルで、「世界最薄」というのがある。これは、普通なら「さいはく」と読むところであるが、わざと「さいうす」と変な読み方をしているのだろう。しかし、それが変だと気づかず、日本中にこの用法が広まる気配があり、大いに心配している(嘘)。
こうなると、「最強」は「さいつよ」になるし、「最高」は「さいたか」になるし、「最長」は「さいなが」になるし、「最速」は「さいはや」になる。これらは、案外いけそうな気がするから、やっぱり広まりそうだ。
でも、「最大」を「さいおお」では、「最多」と区別がつかない。「最小」は「さいちいさ」、「最少」は「さいすくな」で、これは逆に区別がつくが、かなりシュールになってくる。
「最終兵器」は「さいおわへいき」になるし、「最前線」は「さいまえせん」になるし、「最高値」は「さいたかね」になるだろう。あ、最後のはこれで良いのか……。そう、「最安」なんかも、「最安値」があるから、既に「さいやす」で使われているかもしれない。
たしかに、「最広」を「さいひろ」といえば、通じやすいと思う。「最硬」を「さいかた」といえば、これもなんとか通じるような気もする。「最若」を「さいわか」、「最細」を「さいほそ」というのもわかりやすい部類ではある。いずれも、音読みだと伝わらないだろうから、これらは使う価値はあるかもしれない。
さらに出てきそうなのは、「最ヤバ」「最マジ」「最キモ」くらいだろうか。