2008年02月11日(月曜日)

【HR】 ミスがあったときの対処

 朝から体調が悪い。喉が痛い。花粉かもしれないし、昨日の遊びの疲れかもしれないし、風邪かもしれない。
 体調が悪いので、仕事しかできない。「ジャーロ」の連載の手直しを終えて、近況も書いて、編集部へ発送。お終い。それから、「MLA9」のあとがきの推敲をした。これも終わり。「MLA9」のゲラは、夕方に来宅した「ダ・ヴィンチ」のI子氏に手渡した。今年の計画についても打合せをする。
 スバル氏と昼頃買いものに。ガーデニング関係のものを幾つか購入。今日は晴天でぽかぽかの陽気。しかし、庭の雪はまだ残っている。帰ってから、パスカルをシャンプーした。濡れたまま走り回ったので、大変だった。

 ミスがあったときの対処について書こう。もちろん、最初にすべきことは、同様のミスがほかにもないか、という調査である。そして、その確認が終わったら、将来に向けて、どのような手を打つかを決めることだ。
 たとえば僕の場合、自分でミスをしたら、やり方を変える。誰かに仕事を依頼して、そこでミスがあったときには、その依頼方法を必ず変更する。同じ手順では、また同じミスが起こる可能性がある。その人が「今後は充分に気をつけます」といくら謝っても、変更は必要だ。これは、その人間を責めているのではなく、僕の依頼のし方が悪かった、と反省しているためである。その人は大丈夫でも、違う担当者になったら、またミスが出るかもしれない。人に伝達されたときには、「以後はしっかりやろう」という意気込みまでは伝わらないのである。
 しかし、出版関係の仕事をして、これまでに、ミスがあったあとに方法を変更すると言ってきたところはない。スバル氏にそれを話したら、「世間ではそれが当たり前。特に文系の仕事とはそういうものだ」と言う。そうかもしれない。人の命が関わっているわけではないのだから、ミスがあれば頭を下げれば良い、というスタンスなのだろう。
 技術系ではこんなことはたぶん許されない。スペースシャトルの事故のあと、「以後、充分に気をつけます」と幹部が揃って頭を下げ、謝罪文をいくら発表しても、それで済む問題だろうか? そんなことでは、人類はとても宇宙へ行けなかっただろう。
 多少面倒かもしれないけれど、以後はシステムを改善し、チェック機構を増設するなり、なんらかの対処の証を見せるべきである。「そんなことをしたら仕事がまた増える」と言うかもしれない。それは、日頃から作業をよく観察し、省けるものを省き、安全ならば手順を省略する、という合理化が行われていればなんでもないことだ。こうした面倒なシステムでしばらく続け、安全が確認されたら、また別の合理化を考えれば良い。
 「今後は、私が責任を持って確認をいたします」と口で決意を語るよりも、たとえば、「今後は、確認した者に捺印させます」といった手続きの変更だけでも良いので、「具体的な方策」を示すべきである。赤福だってそれをやったでしょう?

 蛇足だが、僕は個人を恨んだり、攻撃したりしたことは一度もない。ミスがあっても、ミスをした人が悪いのではない、ミスを許したシステムに問題がある、と考える。非難するときは必ず、そのシステムの不合理さを訴えている。人が悪いとは考えない。スバル氏は「私は郵便局のあの係員が嫌いだ」とおっしゃっていたが、僕は郵便局員に悪い印象はまったく持っていない。そこが全然違うことは付記しておく。

« 1つ古い記事「風邪の予防」 | 1つ新しい記事「いるかあるか再び」 »