2008年02月08日(金曜日)
【HR】 実物を見て納得?
眩しい晴天。春が近い気がするが、明日は雪の予報。本当だろうか。花粉のためか、頭痛がする。
午前中に小説の仕事。「MLA9」のゲラは80%まで。「ジャーロ」の連載は4000文字書いて完成度100%で終了。手直しにあと2日ほどかかるだろう。経理ミスは調査中。やはりほかにもミスがあったことがわかり、イラストレータに印税が振り込まれていないことも発覚した。しかし、対処はしてもらっている。過去のデータもチェックをしてもらっているところ。
ミスが発覚したときに、その原因、そして範囲など、素直に情報を公開すれば良いのだが、どうしても、繕おうとする。「いや、大したことではない」と思い込みたいし、そのように振る舞う。これがますます悪い方向へ転がり、ことを大きくする要因となるように観察される。
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夕方に、幻冬舎のS儀氏が来宅。美味しいティラミスをいただいた。4月に単行本になる「工学部・水柿助教授の解脱」について打合せ。このほかにも、いろいろ面白い話を2時間以上した。オーディオの話が多かったかな。
「セレブパッチ」の意味がわからなかった、というメールをいただいた。「パッチ」「パッチィ」は、パスカルのことである。僕が使っているものの20倍の値段のシャンプーで洗ってもらっている。「スバル氏」が誰なのかわからない、というメールは、もう定常的にいただく。ノーコメント。
ガレージの整備が一段落ついたので、また工作に戻ろうかと考えている。
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僕の場合、好きな飛行機や機関車はまず模型から入る。そうしているうちに、実機も見てみたいものだ、と稀に思うようになる。わざわざ見にいくことはまずないが、実機の資料を集めてみて、ああ、ここはこういう意味だったのか、こんな経緯があったのか、と納得することは多い。実機を見にいっても、そういった情報はそんなに見つかるものではない。まして、飛んでいるものや走っているものを見ても「音」くらいしかわからない。
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小説を読んだファンが、小説の舞台となった場所へ行ったりするのも、たぶん同じだと思う。その場所がお気に入りというわけではない。その場所を自分のものにしたいわけでもない。まあ、ちょっと小さな納得がしたいだけなのだろう。
ところで、僕は小説に登場させる場所は、実際の場所とは違うものを使っている。同じように見えるかもしれないが、場所を移動させたり、交換したり、向きを変えたりして、舞台を自分で再構成しているからだ。だから、その名前のところへ行っても、全然そんな雰囲気ではなかったり、違っているはずだ。
【算数】 重心
物体には重さがある。水平な平面で見たとき、その重さが釣り合う点が存在する。その位置で物体を支えると、どちらへも倒れようとしない位置である。これを重心(center of gravity)という。物体全体に働く重力の合力が作用する点だ。
たとえば、円であれば、円の中心がすなわち重心である。三角形であれば、各頂点と対辺の中点(二等分点)を結ぶ3本の線分が1点で交わるが、ここが重心だ。
飛行機がうまく飛ぶためには、この重心の位置が重要で、模型飛行機や紙飛行機を作ったら、必ず指で支えて、重心の位置を確かめる。調節するために、余計な重りを積んだりする。重くなっても、重心の位置を合わせることの方が、飛ぶためには重要だからだ。
物体を細かく分けて考えたとき、その小さな部分の重さと、ある点からの距離を乗した値(モーメント)を計算し、これを全体について足し合わせていく。すると、この合計がちょうどゼロになる点が重心である。つまり、沢山の腕がある天秤がちょうど釣り合う位置、という想像をすれば良い。
三角形の重心は、さきほど書いたとおりだが、これは頂点から対辺の中点へ引いた線分*の2/3の位置になる。どんな三角形でもこの比率になる。すなわち、三角形の重心は、どんなふうに三角形を立てても、その高さの1/3にある。
さて、たまには少し計算をしてみよう。
重心の位置で水平(底辺に平行)に三角形を切ると、上にできる三角形は、元の2/3の大きさだから、面積は4/9になる。一方、下にできる台形は残りの5/9だ。上の三角形の重心は、さきほど引いた線分*の2/3のさらに(下から)1/3の位置になるので、元の三角形の重心から(線分*を1とすれば)2/9の位置にある。一方、下の台形の重心は1/3の線分のどこにあるだろう? これは、4/9×2/9=5/9×c のcを求めれば良いので、8/81×9/5=8/45と求められる。したがって、1/3の線分の上から8/15の位置に台形の重心があることがわかる。難しかったかな……。