2008年02月02日(土曜日)

【HR】 ガレージ内工事中

 曇。7℃くらい。朝からスバル氏が東京へ出かけていくので、パスカルと一緒に駅まで送った。パスカルは意気消沈。
 昨夜も遅くまでガレージで作業をしていた。線路配置を大幅に変更する気になったためだが、実は5年くらいまえに、こうしようと考えた最初の計画どおりではある。大規模な作業に突入してしまったので、1週間くらいかかりそう。

 庭のあちこちに備蓄してあった線路もすべてガレージへ持ち込み、それらを置きながら位置を決めている。結局、鉄道は、この線路を敷き回すときが一番面白い、と感じる。実物でも、小さな模型でも同じだ。ただ、これくらいの大きさになると、配置が決まっても、そのあとレールを金ノコで切り、ドリルで穴を開けてボルトで繋ぐ作業が待っている。1箇所の接続に何十分もかかる。しかも、重い機関車が全部線路の上に乗っているわけだから、線路を移動するには、機関車を退ける必要がある。あっちへ押して、こっちへ寄せて、と少しずつしか工事が進まない。
 写真に黒いテレビが写っている(上にシートとドライバがのっている)が、かつて子供たちがゲームに使っていたもの。今は、カメラを装備した機関車をラジコンで走らせ、その映像を受信して、ガレージ内で運転するとき使っている。最近珍しいテレビだ。これまではSONYの6インチくらいのテレビデオを使っていたが、ブラウン管が切れてしまったのだ。テレビデオって、懐かしい言葉だなあ。
 「ジャーロ」の連載第2話は2000文字書いた。雑誌「編集会議」3月号が届いた。こちらに詳しくあるが、インタビューを中心に、けっこう森博嗣が特集されていた。

 今日も、幾つか契約書に捺印をした。そういえば、最近、少しずつ電子出版の入金の額が増えている気がする。印刷されないメディアで、年間どれくらいの賃金をいただいているか、というと、国立大学の教官と同じくらいかも。まだまだ微々たる額ではあるけれど、いよいよ時代が変わりそうな気配だ。
 夕方はパスカルの散歩。風が冷たいとパスカルは元気。毛の中まで冷たい空気が入ってきて気持ちが良いのだろうか。明らかに夏より溌剌としている。
 ガレージの整備にあまり体力を使わないように気をつけよう。少しずつやらなければ。作業をするときは、ガレージの2階にあるオーディオで音楽を流しておく。でも、CDだと40分くらいで終わってしまう。だから、FMラジオにしていることが多い。ただ、ラジオはトークが入るし、ニュースもときどきあるし、コマーシャルもある。ちょっと鬱陶しい。それから、日本の曲がたまにかかる。これも僕の趣味に合わない。そうか、iPod touchを使えば良いのか、と最近気づいた。

【体育】 チームプレィ2

 前回、チームプレィが幻想だと書いた。「そんなことはない、仕事でもチームプレィはあるぞ」というメールが殺到するだろうと予想していたが、全然少なくて肩すかしだった。続きを書くのはやめようかと思ったものの、いちおう書くつもりだった続きを。やや難解かも。
 「チームプレィ」の定義が人それぞれである。「共同作業」や「団体行動」もチームプレィだと認識している人も多い。この定義では、ほとんどすべての仕事がチームプレィになる。自分1人だけで成り立つ仕事なんて存在しない。
 スポーツでいうと、リレーはチームプレィだろうか? 順番に1人ずつ走ったり泳いだりするあれだ。僕の定義ではリレーはチームプレィではない。個人の役割が明確に決められている。バトンを手渡すときに「息が合う」必要はあるが、それだけのことだ。遅い人の分をカバーしたりして、結果を共有するから「共同作業」ではある。また、体操のチーム競技なども、単に点数を合計するだけで、チームプレィではない。
 僕が「チームプレィ」としてイメージするのは、チームの勝利のために自分の能力を抑制するプレィである。すなわち、能力を充分に発揮しないプレィのこと。たとえば、ヒットやホームランを狙わず、バントをするような場合だ。「犠牲」とか「貢献」という言葉がよく使われる。
 「貢献」は当たり前にしても、「犠牲」は仕事にもたしかにある。しかし、仕事の場合の「犠牲」は、労力をかける方向だ。リレーなどに見られるように、他人が遅れた分をリカバするために頑張る行為である。「ここはひとつ、チームのために全力を出さないでくれ」という場合とは異なる。「代わりに君が謝ってくれ」といった「尻ぬぐい」も仕事にはあるが、バントの「犠牲」とはだいぶ意味が違う。この差がご理解いただけるだろうか?(わかっても何の得もないけれど)
 スポーツでは力を注ぐと観客から脚光を浴びる。プレイヤ個人が注目される。それをしないで、チームのために少し自分を殺したプレィをした、というのが僕が定義するチームプレィである。これは首脳陣には評価される(ここは仕事の場合と同じだ)。ただ、ファンには、ホームランやヒットの方がアピールする。ここが違う。記録やファンによる評価、すなわち「個人に対する外部評価」がないため、一般の仕事にはチームプレィなる概念がそもそも存在しない、と思うのだ。したがって、スポーツのように、ファンの評価を受ける仕事(たとえば映画製作とか音楽演奏とか)は例外になる。

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