2008年01月27日(日曜日)

【HR】 踊らされる人

 寒い日曜日。天気は良いが、気温は低い。日中は8℃くらい。
 いつものとおり起きて、いつものとおり仕事をして、パスカルと遊んでから、工作に没頭していた。
 FM東京のエッセィ2回分を書いた。ノルマの半分。そのほかは細かい確認が幾つか。
 パスカルをまた車に乗せて買いものにいった。スバル氏がパスカルを乗せたいのだ。今日はコンビニへ行っただけ。スバル氏が急に店を指定するので、何かと思ったら、プレゼントをもらうために点数を集めると言う。しかし、当のコンビニから出てきたら、その企画が今週いっぱいが期限で、とても欲しいものがもらえるほど点数が溜まらない、1週間おにぎりを食べ続けないといけない、だから、もう諦めた、とがっかりしていた。もの凄く踊らされる人である。

 パスカルは、早く帰りたい。家に戻ると、真っ先に自分が家の中に飛び込み、そこで即座に振り向き「おかえりなさい」と飛びつくのである。ずっと一緒だったではないか、と言いたいが、そういうふうには考えないみたいだ。このへんのメカニズムが面白い。
 工作の方は、ハンダゴテが新しくなったため、キットがまた面白くなった。といっても、ハンダゴテを使うような場面は10分に10秒間くらいで、あとの9分50秒はヤスリをかけている気がする。日本のキットのように、組立図というものはなく、そのかわり説明が文章で非常に厳密に書かれている。日本語に訳したら絶対に作れないだろう。日本語ではわけがわからなくなるからだ。少なくとも複数形があるだけでも助かる場面が多い。

 夕方に出かけて、研究関係の人と話をしてきた。トータルで3時間ほど。それから、飛行機関係の友達と会って、お茶を飲みつつ模型談議。こちらは1時間半ほど。後者の方が5倍くらい新しい情報があった。
 古い体質の組織というのは、どうしてそんなに頭の固い人間ばかりなのか、と不思議に思うけれど、そういう人間でないと勤まらないのだ。そうでない人間は近づかないし、間違って入っても辞めてしまう。その結果、今の状態になった。慣例とか前例にばかり従って、とにかく恙なく、自分が退職するまではどうか今のままでいてね、という意思の集積なのだから、ちょっとやそっとで変わるはずがない。改革を実行できるのは、抜群の政治的才能を持った人間だけだが、どこか外部から連れてこない限り、そんな人材は内部には一人もいない。

 また機関車が届いた。こんなに買うから置き場所がなくなるのである。いい加減に棚を作るか、少しは部屋の整理をしなければならない。そちらの方面のやる気が出ない理由をつらつらと考えてみたのだが、たぶん、そんなことをつらつら考えているから時間がなくなるのだろう。

【体育】 チームプレィ

 チームでプレィするスポーツは多い。チームワークが要求される。ときには、個人技で優るプレイヤが大勢いるチームよりも、バランス良くまとまってチームプレィができる方が勝つこともある。たぶん、監督は口を酸っぱくして「チームプレィを」とか、「一つになって」とか、叫び続けていただろう。
 でも、ワールドカップやオリンピックなどの国際試合になると、国を代表するチームが新たに結成される。このとき、国内で一番強いチームが選ばれるのではなく、あちこちのチームから良い選手だけをピックアップする。つまり、チームプレィよりは、やはり個人技なのか? チームプレィなんかちょっと練習すればカバーできてしまうものなのか、と思えてしまう。
 たとえば、二人三脚の世界チャンピオンに、陸上短距離の世界1位と2位が組んで挑んだら、勝てるだろうか、というような疑問だ。たぶん、短期間であれば、日頃チームを組んでいる方が強く、練習時間を積むほど、ポテンシャルの高い者が組んだチームが強くなってくるのだろう。また、個人によっても、チームプレィに向いている才能と、そうでない才能があると思われる。
 ところで、残念ながら、社会ではスポーツほどチームプレィが際立って大事だという仕事はない。大勢で作業をするときも、個人のノルマや役割が明確に決められている。チームで一丸となるようなことは稀だ。ノン・フィクションではかなり多く描かれているけれど、実際にはまずない。チームワークというものにみんなが「憧れて」いるのだ。「力を合わせれば勝てる」という幻想かもしれない。

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