2008年01月09日(水曜日)

【HR】 おもちゃの修理屋さん

 朝から好天でまたも暖かい。昨日も今日も14℃まで上がったらしい。春みたいだ。
 朝は、まず庭でパスカルと遊ぶ。パスカルはこの頃、散歩にいっても早く家に帰りたがる。帰って自分の庭で遊びたいのだ。
 小説は、「銀河不動産」を3000文字書いた。「θ」のゲラは50%まで。ゆったりとしたペースで好ましい。今日も契約書に3つほど捺印した。
 お昼頃にスバル氏とホームセンタへ。あまり暖かいので花の苗を買ってしまった。明日植えるとスバル氏はおっしゃっている。明日雪が降ったらどうしよう。

 昨夜から、古いおもちゃを直している。1967年3月製造とあるので、約41年まえのものだ。見たところ未使用で非常に綺麗な状態だった。当時はお菓子に入っている応募券を集めて送るとこれが当たった。つまり景品だったもの。売っていたわけではないが、売られていたら、たぶん数千円の品だろう。小学生だった僕は、これが欲しくてしかたなかったけれど、残念ながら応募券が揃わず手に入れられなかった(たいてい少ない種類が1枚あるものだ)。先日オークションで9万円で手に入れたというのはこれである。
 当時、ラジコン(無線)で動くものとリモコン(有線)で動くものがあったはず。今回手に入れたのはリモコンの方。ラジコンでは電子回路が40年もすると作動しない可能性が高く、直すことが非常に難しい。リモコンは、中を見ればメカニズムがわかり、直すことができるからだ。
 電池を入れてみたがやはり動かない。景品になるようなおもちゃはパーツも低品質で、まずスイッチが駄目になることが多い。中を開けてみると、ハンダづけは劣化して剥がれているし、絶縁の接着剤もぼろぼろ。またプラスティックのギアもオイルで劣化して割れていた。

 モータは3つ。つまり可動部は3箇所。しかし、そのうち1つは同時にオルゴールのようにドラムを回転させ、そこに接する6本の端子へのスイッチングを行う。このドラムの回転によって、3つのモータが決められたタイミングで動いたり止まったりする機構だ。

 多少複雑なので、まず回路図を書いた。ハンダが取れていたところが多く、想像しながら再現。だいたい動作が理解できたので、修理を行うことにした。一番大変だったのは、最初にボディを開けて、中の機械類を取り外すとき。接着剤でプラスティックが固定されているため、簡単には分解できない。どの工程も逆戻りできないような作り方がしてあった。プラスティック自体が脆くなっているので、細心の注意が必要である。
 スイッチはすべて駄目みたいなので、リモコンは新たに自作するしかない。明日につづきます……。

【国語】 「たしか」の信頼度

 会話によく登場する「たしか」という言葉、皆さんもよく使われることと思う。
 「え、本当にそうなの?」ときかれて、「ええ、たしか、そうでした」と答えるのと、「ええ、たしかに、そうでした」と答えるのと同じだろうか。後者の方が信憑性が高いように感じる人は多いはず。
 「たしか」は、もともとは「たしかに」と同じ言葉だっただろうし、もちろん「確かに」という意味だから、「確実に」と言い換えられる意味だったはずだ。それが現在では、「たしか、このまえの日曜日じゃなかったっけ」と言ったときの「たしか」は、「たぶん」や「おそらく」と言い換えても同じくらい「不確か」である。 
 「たぶん」も、「多分」だから、「多分に」から来たものと思う。これも、もともとは「多くの場合」とか「かなりの確率で」という意味だが、今では「たぶん」はかなり頼りない感じに成り下がっている。そもそもは推量を述べる言葉ではなかったはずだ。「たいてい」や「おおかた」も似ている。「おそらく」は「恐らく」であって、もともとは「思うに」とか「心配するのは」みたいな感じの言葉だったのでは、と想像する。
 こうなると、確率が高いことを伝えるには、「きっと」になる。これは「屹度」と書いてあるものを見かけるが、当て字かもしれない。睨みつけるときにも使うけれど、そういう意味では「しっかり」とも似ていると思う。
 「明日、頼むよ」と言われたとき、返事が「たぶん」「おそらく」では叱られる。「たしかに」なら大丈夫だろうか。

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