2008年01月04日(金曜日)

【HR】 スチームとブレーキ

 暖かい晴天。朝、パスカルを遊ばせ、庭の掃除をしているうちに、蒸気機関車を走らせる決心をする。
 いつでも運転ができるように日頃から整備をしている。今年初なので、最新鋭の18号機をガレージから出した。まず水を入れる。この水は蒸留水製造機で作ったもの。そして、着火材を入れ、石炭を入れ、バーナで火をつける。最初は、通風を確保するために、コンプレッサで煙突から空気を吸い出す。待つこと30分ほど。機関車は熱くなってくる。圧力が上がったところで、蒸気を吐きながらスタート。
 大変好調。家の周囲を10周ほど走った。途中でスバル氏が出てきたので、写真を撮ってもらった。彼女が出てきたのは、「今からもんじゃ焼きするよ」と知らせるためだった。ここで運転はお終い。ガレージ駅へ引き返して、後かたづけ。
 もんじゃ焼きは3度めのトライである。長女M氏はもう関東在住5年めなので、この道ではベテランだ。今日は今までで一番美味しかった。

 スバル氏と長女M氏が出かけていったので、機関車の掃除をした。楽しかった。明日も天気が良さそうだから、別の機関車を動かしてみようかな。
 小説の仕事は、「クレィドゥ・ザ・スカイ」の単行本をチェックしたのと、HPの近況報告を書いたことくらい。そろそろ、「θ」のゲラを読めるだろうか。

 子供のときは、自分のお小遣い(というかお年玉がほとんどだったが)で買うものであっても、それが高額だったりすると、親の許可が何故か必要だった。なんとなく、子供の決断でそんな高額(1万円以上くらいかな)なものを買ってはいけない空気だったのだ。今もそうだろうか。
 結婚しても、やはりある程度高額になると奥様の承諾が必要になる。給料は夫婦2人のものなので、これは当然だ。最近でも、やはり100万円を超えるようなときは、スバル氏に一言事前に伝えるようにしている。彼女もやはり数十万円のものは、僕に許可を求めるようだ。もちろん、許可できない、なんてことはないのだが、なんとなくマナーとして、だろうか。
 オークションに、子供のとき欲しかったおもちゃが9万円で出ていた。よしもとばなな氏に話したところ、「買っちゃえ!」という許可をもらったので入札し落札した。お母さんか、奥さんか、誰かに後押ししてもらわないと買えない小心者みたいだが、止めてくれる人がいなくて、自分がブレーキをかけなければ、という人生だったようにも思う。

【社会】 新年の社会観察

 初詣の客のため、神社の近辺は路上駐車が増えて非常に迷惑だ。正月からああいう悪事を働くのは、いったいどういう了見なのか。そんな人間たちに参られて、金を集める神様も相当レベルが低い。神様なら「いつでもどこでも、手を合わせればわかる。わざわざ正月に来るな」と絶対言うだろう。
 福袋が不思議だ。並んで買う人の何割かはオークションで売るためだと思うけれど、ああいうものを争って買う人間は、安ければなんでも良い、という人なのだろうか。たとえば、模型屋が福袋を出して、価格の100倍の商品が入っていても、僕は絶対に買わない。たぶん、趣味人ならばこれがわかるだろう。欲しいものは高くても買う。そうでないものは、いくら同じメーカのものでも、いくら安くても絶対に欲しくない。だから、福袋を買う神経が信じられないのだ。売る方も売る方だ。客を並ばせ、何十万円もする福袋を出すような商売は、まちがいなく「信用できない店だな」という印象を僕に抱かせる。
 仕事初めに「鏡開き」というものがある。もともとは鏡餅を食べたのだと聞いたが、今は酒樽の蓋を割って、みんなで酒を飲む。役所関係でもこのイベントがあるが、あの酒代はどこから出ているのだろう。「ああ、裏金か……」という声が聞こえてきそうだ。
 この時期、路上でマラソンがよく行われる。学生が走る駅伝もある。主催者にとっては、場所代もかからないし、ギャラもいらないし、安上がりなイベントなのかもしれないが、みんな何を求めて長時間あんなものを観るのだろうか。善良で平和な人間が多いということか。豊かな社会になったな、と毎年思う。

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