2008年01月02日(水曜日)

【HR】 危機一髪2連発

 7時半起床。今日も外が明るい。暖かそうな日差しだ。ただ、屋根やデッキはうっすらと白い。夜に少しだけ雪が降ったようだ。池には氷が張っていなかったが、水道の下にあった鉢の水に浮いていた。スバル氏がパスカルにそれを見せて、「これが氷だよ」と教えていた。ヘレンケラーの家庭教師みたいに。

 妹G氏一家がいるので朝食がホテル並みに豪華だった。午前中に妹一家は横浜へ帰っていった。昼頃、長女M氏やパスカルも乗せてドライブに出かけたが、スバル氏が「雑煮の鍋をコンロにかけたままだ!」と途中で気がつき、急きょ引き返す。かなり煮詰まっていたものの、ことなきを得た。
 そういえば、昨夜、妹G氏にスバル氏が僕の本を沢山あげていた。ダンボール箱がいっぱいになるほどの量だった。「ここにあるのは良いよね?」ときかれたので、「1冊しかないものは駄目だけど、ほかは良いよ」と答えておいた。
 朝から、「スカイ・クロラ」シリーズ単行本のチェックをしようとしたが、どこを探しても見つからない。編集部で鉛筆を入れた本が4冊届いていたはずなのに。しかたなく、スバル氏に「ここらへんにあったはずなんだけれど」と尋ねたところ、彼女は玄関にあったダンボール箱へ直行。なんと、妹にあげてしまう本の中に含まれていたのだ。「1冊しかないもの」の意味が通じていなかったようだ。「だって沢山あるから」とのこと。しかも、1冊につき附箋が100くらい出ていたのだ。気づくだろう、普通……。そういうわけで、雑煮のことといい、新年早々危機一髪2連発の彼女である。

 数日間作っていた木製の柵を庭園鉄道の駅に設置する工事をした。小さいツルハシで穴を掘って柱を立てた。さらに、ペンキを塗り直し、だいたい完成。良い感じである。今日も列車を走らせた。小さい機関車も2両運転した。日向にいれば寒くない。良いお正月だ。
 今日の仕事は、その「ナ・バ・テア」の単行本の修正作業。編集部の指摘箇所に加えて、最近の表記を反映した修正をした。数えていないが、150箇所くらいあったのではないか。単なる表記の変更が95%なので、気にしないでほしい。残りあと3冊。今週の仕事はこれ。

 今日も音楽を長く聴いていた。一番新しいアンプがエージングが仕上がってきた感じがする。外は寒いのに、自分の身の回りだけ暖かくて、自分勝手な音が大音響で鳴っている、この我が儘さが贅沢だ。北の窓から見える空も澄み渡っていた。

 パスカルは2階の一室にスバル氏がいるときだけ、その入口で彼女のスリッパを守る係になる。スリッパを少しでも移動させると、血相を変えて飛び出してくる。呼んでも来ないし、撫でても喜ばない。とにかく、スリッパを死守する。意味がわからないが、何故か自分の役目だと思い込んでいるようだ。まあ、人間でもこれに似た例は多い。傍から見ると「どうして、そこで、そのときだけ、そんなにむきになるの?」と思われる人は多いものである。

【算数】 一般解

 「一般」というのは、わかるようで、わからない、変な言い回しである。子供のときはさっぱり理解できなかった。
 いろいろな分野で使われている。たとえば、「一般に」といえば、「普通は」とか「多くは」とか「だいたい」といったような意味だ。「一般人」は、関係者ではない普通の人のことである。ようするに、「特殊」でないことだ。英語では、general、common、universal、popularなど、いろいろ訳される。
 数学でも、「一般解」といった言葉が登場する。説明にも「一般に」という表現が頻出する。数学によく使われる言葉といえるだろう。
 数列でn番目に来る数を、nを用いた式で表したものを「一般項」という。たとえば、2, 4, 8, 16 ……と来れば、n番目は、2nになる、と予測できる。これが一般項だ。また、1+3+5+7のように奇数を順番に4個足すと和が16になるが、では、n個足すといくつになるか、というのが一般解である。奇数をn個足していくと、その和は、n2という一般解で求められる。
 しかし、こんなに簡単には式で表せないものが多い。そういう場合は、「一般解が得られない」という。
 さて、年月日がわかっていれば、曜日は確定できる。つまり、カレンダのことだ。ならば、a年b月c日の曜日として、月曜日なら1、火曜日なら2……、土曜日なら6、日曜日なら7が計算できる式が、a, b, cを使って書けるはずである。その式に3つの数字を代入すれば、たちどころに曜日が計算できるわけだ。これがあれば、カレンダなんかいらない。何故、この曜日を求める公式、すなわち一般解が一般に普及しないのだろうか。
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