2007年12月22日(土曜日)

【社会】 金券と領収書

 プリペイドについては、2006年8/23に、ICカードについては、2007年9/8にそれぞれ【社会】で書いた。プリペイドよりも、ICカードは補充ができる点がアドバンテージである。支払った分をきちんと消費する割合が圧倒的に高いだろう(業者側はその分、損になるが)。
 先日、東京でSuicaをチャージしようとしたら、領収書を出せることに気づいた。そうか、やはりこのチャージの時点で、既に支払っているのだ。Suicaにチャージした領収書は、交通費という「経費」で落とせるだろうか。今やSuicaは、どんなものにも使えてしまう。本や漫画も買えるし、弁当も買える。しかし、電車賃に消えた場合との区別は難しい。
 デパートなどで売っている商品券はどうか? 商品券を購入するときに領収書がもらえるのか、商品券を使ったときに領収書がもらえるのか。カードだって、銀行から引き落としをせず、商品券で支払うことができるものがある。いったい、どこで本当にお金を使った、と判断されるのだろうか。カードを使って商品を受け取ったとき? 商品券を買ったとき? その商品券でカードの支払いをしたとき? もしかして、領収書はその3回、すべてもらえるのだろうか? 消費税がどこで取られるのかも詳しく知らない。いずれにしても、複雑になることは確かだ。
 商品券は、金券ショップで売買できる。若干値段が下がるものの、わりと高い率で回収できてしまう。1万円分の商品券を購入し、その領収書で消費したことを証明し、実は9000円くらいの現金に換えることができるわけだ。税金を5割近くも取られる高収入の人(あるいは組織)ならば、これで4000円の得になる(節税などと言う人がいるはず)。また、この方法でいわゆる「裏金」も作られるだろう。金券だけをチェックしても無駄で、今ではネット・オークションがあるから、物品でも同じように現金化が可能だ。
 こういった抜け道を許してしまう(この場合は所得税とか公的予算とかの)システムに問題がある、ということになるのだろうか。

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