2007年12月16日(日曜日)

【HR】 来年はラッシュか

 スバル氏と朝から一緒にデパートへ出かけた。日曜日なので凄い混雑ぶり。どうして出かけたのかというと、彼女が年末の新幹線の切符を買うためと、妹一家が正月にやってくることになったので、急におせち料理でも予約してくるか、という話になったためだ。
 ちょっと寒くなったかもしれないが、人ごみの生ぬるい空気ほど気持ち悪いものはない。苦手だ。

 午後、講談社のK城氏ととあるホテルのラウンジで会った。今後の出版計画について再確認など。来年は講談社から、かつてないほど沢山本が出る予定。全部で11冊だ。出ない月は、2、4、6月の3月だけで、あとは、すべて1冊か2冊講談社の新刊がある。来年は今のところトータルで24冊の予定で、もちろん毎月どこかからは出る。ラッシュというか、最後のピークというか(24冊は今年と同じで、歴代3位)。
 それから、庭園鉄道の本の編集についても打ち合わせた。この本は、今回ボランティアの人たちに編集のお手伝いをしてもらうので、その人たちとも同じテーブルで続けて打ち合わせをした。レイアウト案が6種類くらい出てきて、それらの中からだいたいこれでいこう、と決定した。あとは、作業をするのみ。来年の7月と、再来年の夏の2回に分けて出版する予定で進んでいる。
 夜は、今度は中央公論新社のN倉氏と待ち合わせ、とあるレストランへ移動。そこで、バンダイビジュアルのT梨氏と会ってお食事しながら、打ち合わせなど。T梨氏とは8月以来である。オーディオの話題が多かった。なかなか詳しそうで、これからもっと教えてもらえそうだ。
 近頃多い「泣かせる」話や、「感動を誘う」話。こういうのは、昔からあった。許されない恋愛のパターンがあったり、死別があったり、子供や動物が健気(けなげ)だったりするのだ。多くの人は、「涙が出るもの=感動するもの=素晴らしいもの」と信じているようだ。僕の場合、涙を流させることほど簡単なことはないし、そんなの誰がやってもできることだと思っているので、たとえ自分がそれを見て泣けてしまったとしても、「あぁあ、つまらないもので泣かされて、無駄な時間を過ごしたな」と思うくらいにはひねくれている。そういうありきたりの話だったら、誰が創ってもある程度のものはできる、というお気軽コースであって、そんな「作品」ばかり作っていたら、どんどんつまらない世界が広がっていくし、新しい才能が発揮されないように思う。日本のドラマや映画、ちょっと安易すぎないだろうか、という話もした。

 昨日書いた、「まとまっていない案を出せよ」という姿勢について補足。完成していないもの、自分の納得がいかないものを人に見せるなんて、クリエータたるもの、絶対にできない、というのはあるだろう。僕だって、未完成のものを見せることは大きな抵抗を感じる。ただ、締切を過ぎているのならば、そんなこと言える立場ではない。失敗作を見せてでも、依頼者を納得させるくらいのことはプロだったらしてほしい。学生はプロじゃないから、しかたがないが、失敗案でも出してくれれば、それで議論もできるし、アドバイスのしようもある、ということ。以上。

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