2007年12月08日(土曜日)
【理科】 身近な測定器
生活の中に最も溶け込んでいる測定器は、物差しだろうか。一番メジャだ(駄洒落か)。ものの長さ、距離を測る器具である。この頃は、レーザを使った距離計がかなり安くなってきたから、そのうち携帯電話くらいに組み込まれてしまうかもしれない。
その次は、重さを測る装置だろう。これはキッチンにあるもの、あるいは、体重計(ヘルスメータ)などである。
次は何だろう? たぶん、温度を測るものがきっとあるはず。そして、もう少しマイナなものでは、湿度を測るものもある。
さらに、電流、電圧を測るもの、明るさを測るもの、音の大きさを測るもの、加速度を測るもの、とだんだん趣味的になってくる。もちろん、要求される精度によって装置の規模はまったく異なる。機械的なものから電子的なものまで、いろいろな測定器具が存在している。
重要なことは、物体の存在も含めてあらゆる事象が、測定によって観察されている、ということだ。人間の躰にも、目や耳といった測定器があって、これによって感じている。声が聞こえるのは、空気が振動したからであって、声を出した物や人の存在とは無関係だ(その証拠に、音を記録し、スピーカで再生できる)。同様に、目や耳で感知されたものも、最後は脳で処理される信号だ。つまり、現実とはすべて信号によって観察されている。
コンピュータの登場によって信号の処理技術が飛躍的に発展した。現在「仮想」「バーチャル」と呼ばれている技術は、実は現実の再現であり、いずれは、現実とまったく同じものになる。