2007年12月02日(日曜日)
【HR】 初心を懐かしむ
素晴らしい天気で日向は暖かい。朝から庭掃除をしたら、躰も暖まった。パスカルを車でどこかへ連れていってあげる予定だったけれど、あまりの天気の良さに予定を変更し、蒸気機関車を運転することにした。
久しぶりの8号機サファイアをガレージから出し、石炭を燃やす。ウェールズ炭は、この機関車では初めて。しかし、そもそもイギリスで設計された機関車なので、相性は良いはず。これは4年まえに入線したもので、弁天ヶ丘線を走った最初の蒸気機関車だ。この4年間で蒸気機関車が爆発的に増加し、現在は5インチゲージだけで8台もある。小さい45mmゲージは、このまえ数えたら60台以上あった。
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しかし、4年まえの初スチームアップのときは楽しかった。毎回火をつけると、そのときのことを思い出す。ラジコン飛行機を飛ばすときも、最初にエンジンを回したときや、最初に自分の飛行機が手から離れ空へ上がっていったときの光景を思い出す。結局、この初心を懐かしむ気持ちがいつまでも楽しさを持続させているような気がする。
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経験というものは基本的に一度きりだ。知ってしまえば、もう知らない状態には戻れない。最初に出会ったときの感動は、二度と味わえない。同じような体験をもう一度、と求めるのは人情だけれど、同じことを繰り返しても、楽しさは小さくなるばかりだ。常になにかしらの新しさがなくては、楽しさは維持できない。食べるものであれば、ずっと同じものを食べていても、空腹になれば美味しく感じる。寝ることだって、気持ちの良さは同じなのに、べつに厭きることはなく毎日眠れる。生命活動に必要なものや、本能的な欲求は、繰り返しであってもある程度満足ができる。それに比べると、趣味の活動は持続自体が難しい。まったく、贅沢な悩みといえる。
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「ミニチュア庭園鉄道」の続編の出版が決まったので、機関車製作部のレポートのうち、本に載せるコンテンツを整理する作業を昨日から始めた。本になるのは7月頃の予定。この本の第3巻が出たのが2005年3月で、2004年秋頃までのレポートが収録されている。だから、既に3年まえになる。もう3冊で終わりにしよう、とこのときは考えていたけれど、その後、沢山のモデラの方々に出会い、予想外の変化と楽しさがあった。だから、また本にしてみようかな、と考えたのだ。ただ、ウェブサイトの内容を3分の1くらいに縮小しないと、とても収まらない量なので、その整理作業を始めたわけだ。あと2冊出す予定である。
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スバル氏とときどき話すことだが、パスカルが3匹くらいいたら今頃どうなっていたか、つまり、あと2匹も同じようなシェルティを飼っていたら……、という想像。僕は、普段はあまり変わらないが、「1人で留守番をしている日に、3匹を散歩に連れていくとき、玄関でリードをつけられなくなる」とスバル氏に話したら、妙にそれがうけた。パスカルは凄いテンションでリードをつけてくれと飛びついてくるし、自分からリードの輪に手を通したりするのだ。3匹もいたら、本当にパニックになると思う。