2007年12月27日(木曜日)
【HR】 苔のむすまで
スバル氏と出かける予定だったが、天気も良く、もの凄く暖かい日なので、「こんな天気が良い日に出かけるなんてもったいない」と思い、留守番をすることにした。ちょうど長男S氏がいたので、彼がつき合って出ていった。車で出かけたり、電車で出かけたりする日は、雨や嵐の方が得をした気分になる。晴れているときは、飛行機や機関車で遊びたいからだ。
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庭で落ち葉を吸ってゴミ袋が合計11袋になった。タイミング良く、イギリスから新しい機関車も届き、この試運転もする。パスカルは昨日シャンプーしたので膨らんでいる。工作も少しできた。面白い。庭の日向に座って、洋雑誌を読んだ。隣のおじいさんも、毎日庭で新聞を読んでいる。午前中は鳥が凄く多い。
午後は小説を少し書いた。完成度60%まで。「森博嗣の道具箱」2校を15%読んだ。
スバル氏たちが帰ってきて、ケーキを食べた。最近、あるメーカのレモン・ケーキが少し森家のブーム。留守中にクール宅急便が来たので、受け取ったあと中身を出して冷凍庫に入れておいたら、スバル氏が感心して、「こういうことができるようになったね、君も」とおっしゃった。どういたしまして。まあ、長く生きていれば、適度に世間ずれするでしょう。
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「A rolling stone gathers no moss.(転がる石に苔は生えず)」を、僕たちは「こそこそ動くものに、得はない」の意味で教わったけれど、この頃は、「活動を続けていれば、古くさくはならない」というプラスの意味に(海外でも)なっているらしい。そうなると、ボブ・ディランの歌はどうなるのだろう? ストーンズも健全なグループになってしまうが、良いのか? それより、「君が代」が酷い歌詞にならないか?
日本の諺も、「情けは人のためならず」みたいに、完全に反対の意味に使われているものがある。「煮詰まる」もすっかり反対の意味が定着してしまったし……。べつに良いのだけれど。
「偉そうなこと言うな」というのは、偉い人が偉くない人に向けた言葉だけれど、最近では、偉くない人が偉い人に対して使っている場面を見かける。政治家とかは、もう偉くないのかな。そうかもしれない。でも、少なくとも歳上が多いわけだし、もの凄く忙しく仕事をしているのは確かだと思うから、平均的に見ても、そこそこ「偉い」といっても良いのでは?
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日本のコマーシャルって、タレントが前面に出てくるのだ。タレントに目が行くけれど、どんな商品のコマーシャルだったか、あまり記憶に残らないものが多数ある。こんな宣伝をしていて効果があるのだろうか。外国のコマーシャルの方がアイデアがあるし、少なくとも商品をきちんと説明しているものが多い。日本の雑誌は、表紙に人間(若い女性)が写っているものが圧倒的に多いが、同じメカニズムだろうか。外国人が見たら、車やバイクの雑誌は「プレイボーイ」の類だと思うだろう(と、思って書店で「月刊プレイボーイ」を見たら、凄い真面目な表紙だった。失礼……)。
【国語】 年末年始の注意
12月のことは「師走」という。そこで、人から「先生はやっぱりこの時期忙しいのでしょう?」と言われることが多いのだが、師走の「師」は僧侶のことで、お経をあげる機会が多くて忙しかったらしい。「師走坊主」という言葉もよく聞かれるけれど、ときどき「12月に忙しいお坊さん」という意味に使っているのを見かける。これは間違いで、「貧乏な人」という意味だから注意が必要。忙しいのにどうして貧乏なのか不思議だが、理由は調べよう。
年が明けて、「来年もよろしく」と書いてくる年賀状が必ず1枚はある。まあ、素直というか、正直ではある。普通の手紙では、書いた時点を「現在」として記述し、届く時点を「現在」とするような配慮はなされないので、たしかに特殊といえる。
「一年の計は元旦にあり」という言葉を、元日に善行をすればその一年が恙なく過ごせる、「初めが肝心だ」という意味に使っている人も見かける。「計」は「計画」のことだと思う。初めに計画を立てろ、という意味だ。ちなみに、もう書いたけれど、「元旦の朝」と言わないように。
「一年発起して、今年は頑張ります」という誤字も多い。気持ちはわかるが「一念発起」であり、べつに年始でなくても、いつでも好きなときにすれば良いと思う。