2007年12月07日(金曜日)
【HR】 なんとなく節目かも
晴天。暖かい日になった。冬がずっとこんなふうだったら良いのに。
ゲラを持ち歩いて、少しずつ読んでいる。「タカイ×タカイ」2校が40%まで。「水柿君」は4000文字書いて、完成度は33%まで。3月刊の「θ」文庫版のゲラがそろそろ来るらしい。
電子出版の許可を求められる機会が多い。基本的にOKをしているけれど、Winマシンだけでしか読めないとかではやはり困るので、すんなりといかない場合もある。今のところ、電子出版で売れる量が微々たるものだから、無視できる程度なのだけれど、これから増えてくることは確実だ。そうなると印税はどの程度になるだろう(僕の予想は30〜50%くらい)。どんなフォーマットになっていくのだろうか。10年後にはどうなっているか、は迷うところだが、20年後ならば確実に、紙の印刷媒体よりもネット配信の方がメジャになっているだろう。書籍がなくなるとはいわないが、少なくとも現在のCDあるいはレコードのようにはなる。
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今日も、パスカルを連れてホームセンタへ行った。あとはクロネコとコンビニへ。コンビニで、チキンを挟んだ温かいパンを売っていたので、これを食べた。凄く美味しかったので、スバル氏に「幸せだ」と言ったら、「良かったね、お誕生日に食べられて」とおっしゃった。まあ、そのとおりである。
今日は工作三昧。まず、アンプを久しぶりに組んでいる。材料だけで20万円くらいかかった。でも、大した音は出ないとだいたい予想できる。それよりも、真空管が珍しいので、それが光るところが見たい気持ちが強い。それだったら、ヒータだけつければ良さそうなものだが、それではやっぱりね……。働く輝きでないと。
数日来アルミ加工をしていたが、今日は塗装作業。これは信号機。それから、例の古い機関車の修理も再開した。イギリスから届いたパーツを取り付けた。ネジ穴は同じでも、それ以外では違う箇所が多く、方々を修正しつつ取り付けた。銀ロウづけも何カ所かした。なんとかなっただろう、と思う。もう1つパーツを取り付けたら、またスチームアップができる。今年中にもう一度、窯に火を入れたい。
今日はいろいろ作業ができてとても楽しくて充実した一日だった。
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さて、約束どおり、今後のことを少し書く。いつまで小説を書くかということは、もう5年以上もまえから決めていた。そのスケジュールにまったく変更はない。それに向かって着実に進んでいる。今日は、作品のことだけ書いておく。
長編はあと15作を書く予定だ。Gシリーズがあと6作、Xシリーズがあと3作、と既に発表しているから、それ以外にあと6作になる。うち3作が新しいシリーズで、これは中央公論新社で出版を予定している。もう4年ほどまえから構想していたもので、当初の予定なら今頃書いていたのだが、映画のために「スカイ・イクリプス」を書くことになり、新シリーズは延期されている。残りの3作のうち1作は、百年シリーズの第3作であり、あとの2作はいずれもシリーズ外の単発ものである。
だだし、途中で死んだり病気になったりして書けなくなるかもしれないので、大きなことはいえない。だから、予告どおりいかない可能性もある。
ブログは来年の12月で予定どおり終了し、以後は、近況などは発表せず、できるかぎり表に出ないことにする。どんどん仕事を減らし(連載をやめ、取材も受けない)、人知れず静かに消えていきたい。つまり、来年12月が事実上最後の挨拶になるだろう。
やめるのが何年さきなのかは、担当編集者にはもちろん伝えてあるし、近辺では周知されている。このように予告ができることは、僕としては礼儀を尽くしているつもりだし、また自分でも幸せなことだと認識している。
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今日は、大勢の方から祝福のメールをいただいたし、お祝いのウェブサイトを準備していただいたりもした。どうもありがとう。
【算数】 どんな問題なのか、それが問題だ
前回、解けない問題について書いたが、本当はもっと大きな問題がある。それは、目の前にある問題が、算数なのか、理科なのか、あるいは社会なのか、国語なのか、それとももしかして図工なのか、ということの見極めだ。
これは算数の論理で取り組むものだ、これは理科の理屈で解き明かすものだ、いや、これは社会の知識を当てはめて考えるべきものだ、というように、子供たちに与えられる問題は、最初からジャンルがはっきりと決まっている。ところが、現実はそういった問題ばかりではない。問題を解決しなければいけない、というときに、技術的なアプローチもあれば、もっと人間関係的なアプローチもある。さまざまな可能性があるのだ。どれだけ視野を広く持てるか、ということはとても大事な姿勢といえる。
理科では、物理、化学、生物、地学とジャンルに分けず、それらを組み合わせた科目は実際にあるが、かなり無理のある問題設定で、わざとらしく個々のジャンルを平均的に組み合わせてあるだけだったりする。そんな無理をせず、まず第一歩として、すべてのジャンルを一度に同じ問題用紙で出題すれば良いのではないか。問題を読んで、「あ、社会か」と判断するだけでも、1つのステップを上がらせたことになる。頭の切り換えが必要になるし、思考の柔軟さが養われるだろう。
教科が分かれているのは、実は、教育する側の事情なのである。専門家も分かれているし、教科書を作るのも大変だ。採点の問題もある。教える側の能力が不足しているから、クロスオーバな問題が提供できないだけだ。ここは反省すべきだと思う。
少なくとも、他のジャンルとの関連を常に意識させ、あるいは深く連想させるよう指導する姿勢が大切である。