2007年11月04日(日曜日)
【社会】 エンゲル係数
この頃、この言葉をあまり耳にしなくなった。エンゲル係数というのは、家庭の食費が、全支出のうち何パーセントを占めるか、という割合のことで、これが低いほど、所得水準が高い傾向にある。つまり、貧しいほど、食べることに費やされる割合が多くなる、という数字だ。収入に対する比ではなく、支出に対する比なので、貯金する額や、借金する額は関係がない。
戦後、日本人のエンゲル係数は60%くらいだったが、10年後には50%、さらに10年後には40%、とどんどん低下し、最近では20%に近づくほど下がっている。
もちろん、豊かな生活をしている家庭でも、グルメで食材にはとことん凝る、という家もあるだろうし、逆に、大金持ちだが、食べるものは質素なところもあるだろう。住んでいる場所や、年齢層、そして、物価などにも影響を受ける数字である。
森家は、グルメでは全然ないし、食べる量がそもそも少ないので、同収入の家に比べてもエンゲル係数はかなり低いものと思われる。スバル氏は、「お菓子やおまんじゅうは、食費に入れるの?」とおっしゃっていた。それを入れるか入れないかで大違いだ、ということらしい。最近では、食玩というものがあって、あれは食費に含まれるのだろうか。ペットのフードは食費だろうか。豪華なウェディングケーキは食費だろうか。彼女を誘ってレストランでワインを飲んで5万円使ったら、エンゲル係数は上がったことになるのだろうか。いろいろ興味はつきないところである。