2007年10月21日(日曜日)
【社会】 懐かしい昭和
少しまえから、レトロなものが流行ったりしている。レトロといっても、数十年くらいの「ちょっと昔」で、戦後の復興期くらいの懐かしさが多い。
僕は、東京オリンピックがあったときは小学1年生だった。一番覚えているのは、コーラの王冠とお金を持っていくと、オリンピックの競技別フィギュアがもらえたこと。真っ白のプラスティックで、着色などしていないけれど、なかなかディテールが良かったと思う。これをいくつも集めていた。フェンシングの人形が一番お気に入りだった。今から40年以上まえの話だ。
ところで、この時代のもう1つの思い出は「公害」である。とにかく、街は排気ガスの臭いが酷かった。川の水は汚れ、魚もどんどん死んでいく。森林は伐採され、街にも緑は少ない。本当に殺伐としていた。食品の問題も多数あって、合成甘味料が問題になったり、薬害なども明るみに出始めていた。子供の誘拐事件があったり、治安も悪かった。
それに比べると、今は空気が本当に綺麗になった。川の水も澄んでいる。街は緑でいっぱい。特に、この数十年で育った大木が増えた。海外へ行くたびに、街にある大木が良いな、と感じたが、日本もそうなってきた。いろいろな面で、少しずつ安全でクリーンになりつつある。
この頃、北京オリンピックがらみで中国を槍玉に挙げる報道が目につくが、それを見るたびに、子供の頃の日本を思い出す。昔は懐かしいけれど、けっしてあの当時に戻りたいとは思わない。