2007年09月02日(日曜日)
【算数】 算数パズル
小説に書いたことがあるためだろう、ファンの方から、よく「森先生は算数パズルがお好きなのですよね」といったメールが来る。「なにか面白い問題はありませんか?」といったものも多い。これは、アナグラムや回文でも同じ。それについて書くと、それが好きだと思われてしまう。だったら、森博嗣は殺人が好きだと認識されているのだろうか。はっきりいって、血を見るのが駄目で、事件とか全然興味がない。
TVなどのクイズ番組で、国語、社会方面ではかなりハイレベルな問題が出るのに対し、理科になるといきなり小学校低学年向けになり、さらに、算数になると、それこそ四則演算くらいの問題になってしまう傾向が見受けられる。世の中(特にマスコミ関係)は文系の人が支配しているのだ。
数字4つと四則演算を使って、特定の数が答になるように組み立てなさい、みたいなパズルは、だいたい、文系でいうところの「しりとり」くらいの感じのもので、そんなことで時間を潰すなんて、と僕は思ってしまう。好きも嫌いもなく、考えたりもしない。興味がない、といって良いだろう。
書店に並んでいる、「算数パズル」というキーワードの本は、例外なくつまらない。ときどき、なにか新展開でもないか、と期待してぱらぱらと眺めることが3年に1度くらいあるけれど、まったく全然駄目だ。まるで面白くない。
こういうのは、つまりランニングみたいなもので、鍛えるためには良いことだと思われる。青少年はランニングしなさい、という意見に反対はしない。でも、自分はべつに走りたくはない。走ったら走ったで、そのときは爽快かもしれないけれど、時間がもったいないし、疲れるし、という感じだ。
パズルが好きな人を悪く言っているのではない。勘違いしないように。僕がそれが好きだと勝手に決めつけないでほしいだけです。