2007年08月20日(月曜日)

【HR】 金持ち喧嘩せず

 6時起床。まず、パスカルを散歩に連れていく。昨夜は少し雨が降ったようだが、微量なので、軽く水やりをして、雑草取りもした。今日も素晴らしい晴天。今年は蚊が少ないかわりに蝉が多い、と思う。

 「クレィドゥ〜」のゲラを読み、最後まで。次は、「フラッタ〜」文庫版のゲラか、「φ〜」文庫版のゲラか。講談社の鉄道雑誌の取材は、話が今ひとつ噛み合わず、結局お断りした。そろそろ短編を執筆しなければならない。明後日くらいからにしようか。

 小説の仕事が一応半分ほど片づいたので、今日から工作を再開。工作室でクーラをつけて作業。ときどき炎天下の庭へ出て、保線作業も行った。主に、線路上に出てきた木の枝を切った。いつでも運行できるようにしておきたいからだ。8月になってから、まとまった雨が降っていないので、樹や草は苦しそう。枯れてしまった草も多数。まあ、自然の摂理なのでしかたがない。整備をしたら、走らせたくなって、電気機関車で2周ほど走った。

 「金持ち喧嘩せず」というのは、スバル氏がよく口にする言葉だ。スバル氏が考えた言葉だと思っていたのだが、広辞苑に載っていて、びっくりした。慣用句にしてはあまりにストレートではないか。思うに、喧嘩をしない寛容な人間が金持ちになる、という意味ではないだろう。金持ちになるためには、ある程度の喧嘩が必要だと想像する。そういった攻撃的な姿勢が、金持ち達成後には必要がなくなる、あるいは逆に防御する立場になる、という意味かもしれない。単純に、争いごとは平均的に損なので、損を避ける、というだけの意味かもしれない。しかし、世界の大国アメリカはずっと戦争をし続けている。この言葉が当てはまらない。

 ケーブルで「神風特攻隊」のドキュメントをやっていた。海外で作られた番組だ。沖縄に上陸したときに、かなり特攻隊によって連合軍に被害が出た。日本本土へ上陸すれば、さらに消耗戦となるだろう、日本人は自分の命を犠牲にしても立ち向かってくる、そういう民族だ、と彼等は認識した。また、日本政府もそう思わせることで、停戦交渉を有利に運ぼうとした。こうなると、(アメリカの言い分だが)兵士も一般人もない、上陸すれば、すべての日本人がゲリラと化して戦うだろう。それはもう一般人ではない、という判断から原爆投下になった、といいたかったようだ。本当にそうだったのか、単なるあとづけの言い訳か、は僕にはわからない。
 このまえ、原爆のことで防衛大臣がおかしな発言をして辞任したが、しかし、そもそもどんな意図で、どんな判断で決定したのか、またそのとき日本はどんなふうだったのか、トップはどう考えていたのか、といったことが、教科書にもまったく書かれていなかったし、大人は誰も教えてくれなかった。何も知らなくても良いのだ、とにかく「平和を平和を」と祈りなさい、という教育を受けたように思う。それでは法然上人の「南無阿弥陀仏」と同じだな、と子供心に感じた。祈るだけで良いだろうか? 人を戦争に駆り立てるものは幾つかあるが、その1つは「宗教」だ。

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