2007年07月05日(木曜日)
【HR】 伝統あるいは儀式
朝は寒いくらいだった。晴れ渡り、湿度も低い。非常に快適。
午前中に仕事を片づける。「銀河不動産」第5話を7000文字書いた。あともう少しかな。今は、ゲラが1つもないのが素敵だ。書くことはさほど苦にならないが、読むのはやや辛い。モニタの方が目が慣れているせいかもしれない。紙に印刷された文字って、モニタのようにしっかりと固定されていないことが多いし、角度が変わるし、紙で光も反射するし、どうも見にくい。もっとも、最近はウェブサイトの広告がアニメでちらちら動くから、あれが非常に鬱陶しい。動画の宣伝があるページはできるだけ避けたいと思う。どうしてもというときは、ウィンドウでマスクして読んだりするのが良い。目立つことは必要かもしれないけれど、動きは最小限にしてもらいたい。ダイレクトメールみたいなもので、印象が悪くなり、宣伝として逆効果だと思われる。
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お昼頃、スバル氏と大きなショッピングセンタへ出かけた。久しぶりにCDを購入。僕が買うCDは、たいてい30年くらい昔にレコーディングされたもので、安売りしている場合が多い。今日は2枚だけ。ペットショップにシェルティの子犬がいた。16万円だった。ちょっとおっとりした動き方で、眠かったのかもしれない。どの子犬を見ても、パスカルの方がまるまるしているように見える。帰りは、パン屋で買ったフランスパンをかじりながら車で帰った。同じことを繰り返しているような気がする。
午後はCDを聞きながら、洋書を読む。日差しの強い日になったけれど、そよ風が窓から入って気持ちが良い。「クレィドゥ・ザ・スカイ」の感想メールを多数いただいている。感謝。この本、早くも重版が決まった。
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元防衛大臣の問題発言でごたごたがあった。そのことについて野党の議員が、「大臣や議員以前に、人間として間違っている」という発言をしているのを見かけた。これは言い過ぎだと思う。人間はどんな主義主張を持って何を発言しても良い。立場上問題なだけだ。ただし、「あいつは人間じゃない」という主張も、やはり人間として自由な発言のうちかもしれない。名誉毀損に当たらなければ、であるが。
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孫の顔が見たい、という話をよく耳にするが、僕はべつに見たいとは思わない。子供が結婚しても、結婚式をしたい(あるいは出席したい)とは思わないし、まして娘の結婚式で父親が泣くようなシチュエーションなど信じられない(笑)。何なんだろう、どうしてそういう感情がわくのか。フィクションの一場面、一キャラクタとしてしか想像できない。自分のリアリティにはありえない。関係ないが、子供が他人の養子になっても抵抗はないし、森家の血が途絶えるなんてこともどうだって良い。だいたい、うちには墓がない。死んだら墓に入る、ということも考えていない。なんか、いつの時代の話だろう、と思うことが多いのである。まあ、そういうのはみんな個人的な「趣味」なんだろうな、と理解している。文句を言うつもりはまったくないのであしからず。好きにして下さい。ただ、それが誰にも当てはまる規則や絶対法則だと思わないでほしいだけ。
つまり、先祖から受け継がれた血とか、長男が家を継ぐのだとか、そういうのは、七夕のとき笹に短冊を下げるのと同じような伝統、あるいは儀式なのだろう。今でも幼稚園児はやっていることだが、幼稚園児だって本気で信じてはいないだろう。大の大人が真剣に取り沙汰するようなことではない、と思うのである。