2007年05月24日(木曜日)

【算数】 対算数コンディション

 中学になって、定期試験というものが始まった。僕の通っていた中学では、試験の点数がそのまま通信簿になる。日頃の勉強態度などはまったく評価されない。一発勝負だった。
 ほかの科目は、前日に猛勉強をして一夜漬けで切り抜けていたが、数学だけは、まったく違う。覚えることは1つもない。明日が数学の試験だ、というときには、早く寝て、体調万全で臨む。これだけである。
 本当にこのとおりなのだ。一度、風邪をひいて、熱があって、朦朧とした頭で数学の試験に臨んだことがあって、そのときの点数が僕が取った数学の最低点になった。同じ日に歴史の試験もあったのだが、こちらはいつもどおりだったので、やはり、頭の使いどころが違うらしい。
 仕事でもこの違いを感じる。前日に徹夜に近いことをして、ぼうっとした頭で臨んでも、会議や打合せはなんなくこなすことができる。出張して委員会に出席するのも大丈夫だ。まったく影響がない。しかし、明日は一日中暇で、これからの研究の計画についてじっくり考えてみよう、といったときには、睡眠充分で、爽快な頭で臨んだ方が、ずっと良い結果が得られる。
 小説の執筆は、ぼんやりとした疲れた頭脳でもできる。でも、機関車を作ったり、飛行機を飛ばしたり、アンプを組んだり、そういった遊びは、体調充分でないとできない。こちらの方が数学的なのだろうか。

« 1つ古い記事「好きなものは書きにくい」 | 1つ新しい記事「コーヒーの効用」 »