2006年12月22日(金曜日)

【HR】 ショッピングモール

 ぱっとしない三流品のような晴れ。しかし、相変わらず寒くない。起きたら9時半だった。今日はオフなので、のんびり。
 午前中から、スバル氏と2人でショッピングセンタへ。半年ほどまえにオープンした巨大モールだ。とにかく広すぎる。品物も多い。ヴィレッジバンガードみたいな店がいっぱいあるし、書店も大きいし、これでもか、これでもか、というもの凄い品揃えなのだ。25年まえに初めてアメリカへ行ったが、そのときのデパートみたいだ。でも、こんなに沢山品物があるのに、僕が欲しいと思うようなものがここにはない、と考えてしまうのはどうしてだろう?

 僕が子供のときに、こんなものがあったら良いのに、と思ったものに近いものは全部今はある。そういう品物は世の中に溢れかえったようだ。一例を挙げるならば、可愛い縫いぐるみだとか、トムとジェリィのフィギュアだとか、巨大なソフトクリームのオブジェとか。
 ミニカーなんか、どこへ行っても売っている。山積みになった商品群は、しかし見る気にもなれない。これは凄いな、と思えるようなミニカーは、専門店へ行くか、予約して通販でしか買えない。メジャなショップにはけっして出回らない。大型電気店に行っても、真空管アンプが売っていないのと同じことか……。
 かつては品物が周辺になかったから、自分はこんなものが欲しいという理屈を語り合うことで欲求不満を解消した。どうしても欲しければ、自分で作るしかなかった。今の子供たちは、安価な品物がなんでも手に入る。小さな子供をショッピングセンタへ連れていけば、そこにあるものの中で自分の欲しいものを見つけるだろう。これは豊かであることの1つの弊害かもしれない。つまり、自分で、なにが欲しいか考えるまえに、それに近いものを手に取ってしまうのだ。

 今日も、CDを4枚買った。全部ハードロック。うち3枚は、LPで既に持っているもの。もう1枚は、名前が似ていたので、間違えて買ってしまった。でも、聴いてみたら、とても良かった。つい最近デビューしたイギリスのグループらしい。ややレトロな正統派ブリティッシュロックで好みにもぴったりだ(注:ブリティッシュロックだから好きという意味ではない)。こういうのはラッキィ。
 今日買ったものではないが、Bruce Springsteen & the E Street Bandの2枚組ライブCD(Hammersmith Odeon, London '75)は、声もビートも若くて本当に素晴らしかった。

 2台めの真空管アンプが完成したので、友達からもらったスピーカ(カバーを外したらJBLだった)と、昨夜届いたマランツのプレイヤで聴いている。たしかに、今まで僕が持ったシステムの中では、一番透き通った良い音がする。認めよう。ほんの少しだけれど。
 ガレージでは、機関車の整備を1時間ほどした。スバル氏は、買ってきた苗を全部植えたようだ。いつの間にやったのだろう。仕事が速い。今夜は、たぶん暇を持て余して、「魔的」のゲラを読むことになりそうな気がする。

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