2006年10月28日(土曜日)
【HR】 工房と鉄道を訪問
6時半に起床。今日は、大阪へ出かける日。
家を8時に出て、京都の駅で9時40分に中央公論新社のN倉氏と待ち合わせ。そこから、近鉄と京阪を乗り継いで、香里園の佐藤隆一氏邸を訪問した。関西では名の知れたモデラの1人。今年の4月に初めてお会いして以来、ことあるごとに工作の指導をしていただいている。商店街にある「正確堂」という名前の時計店なのだが、店内は、時計よりも機関車の方が多いくらい。古い時計のほか、博物館などから骨董品や展示品の修理を依頼される、といった仕事が多いそうだ。そうそう、お店には可愛いコーギーがいた。
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旋盤もフライス盤も、僕のものより小さくて、狭い場所に置かれているのだが、そこから作り出される工作物は、もう素晴らしいの一言で、魔法のようである。実際に削るところなども見せてもらった。どうして、ブレもせず、さくさくそんなに削れるのか、と思えた。100分の1mm(いや、もっとか)という精度の工作をされるので、それがどんなふうにして実現できるのか、いろいろレクチャを受けてきた。
佐藤氏は、古いバイクも趣味でレストアされていて、それに自分でも乗られてる。BMWのバイクは、水平2気筒エンジンで、サウンドはポルシェに似ていた。チェコ製のバイクもあった。たぶん、日本に1台しかないだろう、とのこと。このほか、沢山の写真を見せていただいたり、ビデオを見せていただいたり、目移りするものばかり。
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それから、佐藤氏の車で1時間半ほどドライブして、大阪北部にある桜谷軽便鉄道を訪問した。これは、個人の庭園鉄道であって、1人の方がすべて自作され、自分の土地に築いたミニチュア鉄道だ。といっても、大きさは、僕の弁天ヶ丘線よりも3倍大きく、線路の幅は40cmくらい。本もののほぼ3分の1の大きさである。電車、ディーゼルカー、電気機関車、そして蒸気機関車を全部運転させてもらった。客車に2人を乗せて、それを牽引して走ると、上り坂ではぎりぎりである。逆に下り坂では、ブレーキを上手く使わないと危ない。
この15インチのミニチュア鉄道はイギリスにはけっこう多いのだが、この桜谷軽便鉄道が凄いところは、電化されている点。架線があって、そこにパンタグラフを当てて集電して走っているのだ。日本ではもちろん唯一だし、おそらく世界にも例がないのではないだろうか。世界中のマニアに知られる有名な鉄道で、ずいぶん以前からHPもよく見ていたので、今回訪問ができて、しかも運転までさせてもらえて、一気に念願が叶った。
写真はその機関車庫の中。新型の緑の機関車と工作設備。実際に車両はここで作られている。夢のように素晴らしい空間だった。
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桜谷軽便鉄道の近くにシグナス森林鉄道という遊園地内のミニチュア鉄道があるのだが、ここは夕方の4時までだったので、今回は見送り。また来ましょう、ということに。そのあと、亀岡の保津川ライブスチームクラブのレイアウトを訪問し、もう暗くなりつつあったが、佐藤氏の車に乗っていたバッテリィカーで線路を周回して遊んだ。かなり広い。見たこともない実物の機関車が2台あった。アジアのどこかの国で働いていたものらしい。
暗くなってから京都駅に6時半に到着し、新幹線に乗った。帰宅は8時。帰ってきたら、雨が降りだした。面白い一日だった。良い刺激になったと思う。