2006年09月17日(日曜日)
【図工】 糸鋸
小学生のときから、この「いとのこ」を持っていた。どういうときに使うのかというと、まず、曲線形状に切りたい場合、また、板の中央に窓のように開口部をくり抜きたい場合だ。
くり抜くときには、まず、錐(きり)かハンドドリルで穴をあける。ここに糸鋸の刃を通す。そして、鋸の弓に刃を固定する。この状態で切り始める。
糸鋸というわりには刃が太いな、と小学生のときは思っていた。実は、本当にもっと細い糸鋸があって、金属などを切るときに使う。太さは1mmもないほど細く、刃はほとんど目に見えない。指先で擦ると、刃の向きがわかる程度だ。今では、糸鋸というと、その細い刃のものを使っている。真鍮などの金属板を切るときによく用いる。
弓が板の端につかえない範囲ならば、刃が届くので切れる。遠い場合は、弓の懐が深いものが必要になる。
そもそも、鋸の刃は薄い方が切り口が小さくて良い。またできるだけ細い方が、摩擦が少なく無駄な力がかからない。しかし、薄く細くすると、押したときに曲がって折れてしまう。だから、両側から引く使い方が合理的だ。大きな樹を切るとき、2人の木こりが1本の鋸を両側で交互に押し引きしているのを見たことがあるだろう。あれが理想的。それを1人でするために、弓状の支えが必要になったというわけだ。
大工さんが使っている木工の鋸は、弓の支えがないので、引きでしか使えない。糸鋸も、一般に引く方向で切れるように刃をつける。金鋸といって、金属を切る鋸は、弓に刃をつけて、これは押す方向で切る。ヤスリもすべて押す方向で削る。